橘佑二は、結婚の挨拶のために婚約者・乙瑠の故郷である九州山中の村を訪れていたが、そこで異様な儀式を目撃してしまう。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

小人を怒らせるな。穴だらけで死ぬことになるぞ。

ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

琴子が挑む”さえづち”の祟りとは――比嘉姉妹シリーズ初の中篇集! 長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 書き下ろし中篇「さえづちの眼」を含む3篇が収録された、比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。

雨の日には、読まないでください。

この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー 失敗続きの就職浪人生・島本笑美。

小学6年生の優真は、父と死別後、母が再婚したお堅い義父となじめずにいた。

母親の遺品整理のため田舎を訪れた男が、農道ですれ違った般若の面をつけた女―記憶と時間が不穏に交錯する「面」。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

本物の“贄”は誰かーーいきなり文庫の比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾! 怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!

高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然部屋を訪ねてきた。

その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。

雷の季節に起こることは、誰にもわかりはしない―。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編！ ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 「得体が知れないからこそ怖く、面白い。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

キャンプ場から出られなくなる未知の恐怖。

お人よしカウンセラー・白崎の元に痩せ細った女性患者がやってきた。ところが助言に激昂した彼女は呪いの言葉を残し去る。

何度も同じような悪夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタシーを覚えるという夢だ。

ホラー界に新ヒロイン誕生!ホラー小説大賞初の〈大賞&読者賞〉W受賞作。 毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

選ばれし小紳士達が集う全寮制の学舎、私立シードゥス学院。13歳から17歳までの生徒が5つの寮に分かれ寝食を共にする。

この呪いは剥がせない――『異端の祝祭』の著者が放つおぞましい粘着ホラー 塾講師の片山敏彦は、絶世の美青年。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

ようこそ、御神木が見守り、物の怪が住まう場所――御森へ 御神木に見守られる町・御森には大樹に嫁入りした巫女の末裔である百目木一華が取り巻きの妖怪と暮らしていた。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

2024年2月23日公開 映画「マッチング」原作小説 ウェディングプランナーの仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花は、同僚に勧められ、渋々マッチングアプリに登録。

１９９３年４月の創刊以来、わが国のホラーエンタメを牽引し続けている角川ホラー文庫。

神出鬼没のホラー作家にして怪異譚蒐集家・那々木悠志郎再び登場! 生まれ故郷の村が近隣の町に吸収合併されると知り、十二年ぶりに道東地方の寒村、皆方村を訪れた井邑陽介。

十一月七日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。

見えない通り魔「ぜんしゅ」の正体は――!? 比嘉姉妹シリーズ第5弾! 妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。

怪異に詳しい少女・祭火小夜が、未体験の恐怖と謎を解き明かす! 中学三年の浦沢圭香は真面目な優等生。

葬儀に訪いし白装束の女は、にたりと笑って掻き消えたそうだ。春菜が勤めるアーキテクツに異変。

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。

猟奇犯罪を追うのは、 異端の若き犯罪心理学者×冷静すぎる新人女性刑事! 都内で女性の連続殺人事件が発生。

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。

恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。 異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。

瀬戸内にある波鳥町。

ようこそ、血と錆の匂いが染みついたこの町へ。 家出した母を連れ戻すため、大学生の私は北国の港町・独鈷路戸にやって来た。

パッチワーク・ガール。そう。

怪談実話のパイオニアが綴る恐すぎる実体験。書かれた”怪”は”怪”を招く 海が怖い。

息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。そんな折、連続殺人事件が勃発。

現代ホラー小説30年の至宝を一挙収録。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

ホラー界をリードする作家らの代表作ばかりを収録したオールタイムベスト 『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。

いつの時代も「家族」は、やさしく、あたたかく、いびつで、おそろしい。

わたしは今すぐ逃げなければならない。 あいつらから、この森から。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

この人はもう、死んでいるのでは――? 新人介護士が経験する恐怖の介護。

おかしいのはこの家か、わたしか―夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。

新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。

視界を遮る巨大迷路、異形の彫像、そびえたつ塔。

その物語は、人を殺す――。