「ため息に溺れてしまいました。ご迷惑をおかけします」立川市の蔵元病院で、蔵元家の婿養子・指月の遺体が発見された。

兄弟にして刑事と検事。反目しあう二人の意地と信念が、数々の事件の意外な真相を解き明かす。

東京都、二子玉川。

稲城検事の命で、警視庁の青山陽介が調査に向かった武蔵野東署では、行方不明者が続いている。

医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。

出版大手「薫風社」で、カルチャー誌の編集長を務める速水輝也。笑顔とユーモア、ウィットに富んだ会話で周囲を魅了する男だ。

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞、U-NEXT・カンテレ賞受賞作! 私立百合ヶ原高校には奇妙な伝説がある。

平成31年4月1日。秋に警視庁捜査一課に復帰予定の五味にとって、最後の教え子となる学生が入校してきた。

高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。

エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰は念願の石棺を発掘するが、見つかったのは死後数ヵ月のミイラだった。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

神出鬼没な謎の公務員探偵―― 過去、現在、霊界!? 今度の推理は時空を超える! そのとき死んだのは、“わたし"? それとも―― 街のいたるところに突如現れ、市民の悩みを解きほぐす 「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。

SROの尾形洋輔は息子の審判を前に落ち着かない。その上、妻の敏江が新興宗教にはまり多額の寄付を行っていることが発覚。

女刑事×微生物学者のタッグがテロリスト集団を追う、驚愕のサスペンス! 微生物研究者の坂口信は、恩師が遺したウイルスを大学の保管庫で発見する。

計画は練りに練った。ミスなどあるはずがなかった。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

OLの有希は公園でスマホを拾う。無事落とし主に返したのだが、それを機に身のまわりで不可解な出来事が起こり始める。

警視庁を定年退職後、「誤判対策室」―刑事、検事、弁護士からなる冤罪調査組織―に再雇用された有馬英治あてに一本の電話が入る。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。

「ゴールデン・エレファント賞」第２回〈大賞〉受賞作！ 一大復讐劇に冒険ミステリー性が加味された新たなエンタテインメント小説！ 宝石店で働く佐久間遼太郎は、店長や同僚からのイジメに耐えかねて自殺を決意する。

トリックと幻想は紙一重。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。

希望の大学に合格、憧れの地での新生活。

新宿二大組織の構成員が次々に殺される! 抗争か、伝説の殺し屋の仕業か。

離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。

犯人も割れ、自白も取れた傷害事件に、独り納得できない新人刑事の安積は……「熾火」(今野敏) タクシー強盗事件に隠された意外な真相とは。

「犯罪だって一般の消費者選択理論と同じ」連続殺人事件の特捜本部に乗り込んだ行動経済学者の捜査に、誰もがあっけに取られた。

死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が、次々に殺される事件が起きた―。

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化です! どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。

異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

真相が二転三転する様は、まさに圧巻！ 驚異のミステリー長編！ 人口の1%は存在すると言われるサイコパス。

たった一度の人生、失敗したくない。そう願ってきたのに「成功」できていない落合美緒。

日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。

十歳の誕生日を迎えたアリスは、父親から「極上の謎」をプレゼントされた。

いたたまれない思いを抱えた被害者の思いを救う復讐代行屋。

白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。

読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。

建設会社社員の死体が、自宅近くの崖下で発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断する。

30年前に小樽で発生した母娘惨殺事件。死刑 がすでに執行済みにもかかわらず、被告の娘 が再審を請求した。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。

東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。身代金は5000万円。

白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室(SCS)には、日々ストーカーにまつわる相談が寄せられている。

大手製薬会社の食堂で、自社の人体実験を告発する文書が見つかった。慌てるコンプライアンス課をよそに、研究員が自宅で怪死。

下を向いても上を向いてもこの町は銀鼠色だ―― 17年前、弟を行方不明で失った松崎比呂は、刑事となって釧路に帰ってきた。

巨大台風が九州に迫る頃、カジノ誘致を目論む代議士の要請で、十一階建ての豪華クルーズ船が航路変更の上、強行出航した。

人呼びの204号室に誘われるな。這入ったが最後、命は無い。