3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

農園を経営する砂田家の長男・謙太が誘拐された。

天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。

警察庁本庁舎には、誰も立ち入ろうとしない部署がある。それは、情報分析支援第二室。

長野県議会中、議員が何者かに殺害された。残された紙片には「善光寺を開帳せよ」というメッセージが。

長野県警・城取警部補は、不正献金の疑いのある地元選出の与党代議士・柳平の身辺を調査するよう命じられた。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

このキャリア、ただものじゃない。変人警視正が難事件に挑む! 遠慮はしない。

雪中酒を熟成する雪室から西洋柩に入った老人の刺殺体が見つかった。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

空前の劇場型犯罪が幕を開ける。2010年3月21日未明に、奈良と東京で、女性と男性が殺害された。

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下で、捜査一課に憧れを抱きつつも萩尾を慕う女性刑事・秋穂が強盗殺人事件の捜査で奮闘する長編警察小説。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ! 結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

7人の江戸川乱歩賞作家への挑戦状。「2013年9月7日正午。

「しばらくの間でいい。

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

児童誘拐事件の裏に潜む、驚愕の真相！ シングルマザーの智子に届けられたのは、切断された息子の指。

東日本大震災直後に起きた殺人事件。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

幼馴染の美人双子、優衣と麻衣。僕達は三人で一つだった。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

重傷を負いつつも病院から失踪した被害者、高速道路を横断し轢かれた主婦の黒い噂、事故の記憶がない轢き逃げ犯…。

少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は? 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。元副総理の孫が誘拐された。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

刑事に王道なし。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。

警視庁行動科学課は、不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた部署である。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

オリンピックに翻弄されつづけた二人の男の昭和裏面史。

拉致監禁。両手親指切断。

大学生の津村哲郎が死亡した。アルバイトで月二百時間を超える残業の果ての「過労死」だった。

最凶の連続殺人犯が再び覚醒。巧みに変装しながら殺人を繰り返し、日本中を恐怖に陥れる。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。