無理心中と思われた三鷹のスポーツライター殺害事件から浮かび上がった、河口湖とカーリングに絡む不可解な事実。

元プロゴルファーの殺害を震源に、複数の死者や行方不明者が周辺にいると判明して事件は多層化、松谷警部らを翻弄する。

フリーライターの真以が書斎がわりに使う、東京郊外の寂れたファミリーレストラン。

高座に上がった先輩が、突然演目を差し替えた理由とは?水泳部と水球部の抗争になぜかオチケン(落語研究会)が関わることに?大学入学早々、落語にまったく興味がないのに、廃部寸前のオチケンに入部させられた越智健一。

「僕は、勝ち逃げは100%許しません」製薬会社研究員の死。警察は事故とみなしたが、経済学捜査員は不審に思った―。

「私は殺されました。犯人はこの中にいます」 1年前に死んだ作家からの挑戦状。

“妻が自分の夢を応援してくれません。

自分に自信がなく、家柄だけが取り柄だった華美は、見合いでひとまわり年上の医師と結婚したが、夫には長年の愛人がいて、鬱々とする毎日だった。

頻発する不祥事に対応するため警察トップが採用したのは、アメリカから来た第三者機関「リスクヘッジ社」だった。

双子ばかりを狙った猟奇殺人事件が発生。

ある女流画家の個展会場で、『汝、レクイエムを聴け』という作品を見た一人の女が、失踪した自分の夫の行方をこの画家が知っているはずだと主張する。

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。

見知らぬ女性からの留守電、真実を告げる椿の花、不穏に響く野鳥の声…ささいなことから平和な日常が暗転し、足元に死の陥穽が開く。

大正時代を舞台にした、探偵ホームズに憧れたお嬢様探偵の物語! 「あたくし、名探偵になることに決めました」。

大正時代の東京。

やっと酉乃の本心を受け止める事ができたと思ったクリスマスのあの日。

一人寂しく迎えた二十五歳の誕生日も終わろうとしている二十三時半。八木沼真知の部屋を、見知らぬ男が訪ねてきた。

「よろず探偵承り」珍妙な看板を掲げる発明家・柿三郎が、不思議な発明品で事件を解明!? 大正“ハイカラ"ミステリー。

「ゴールデン・エレファント賞」第２回〈大賞〉受賞作！ 一大復讐劇に冒険ミステリー性が加味された新たなエンタテインメント小説！ 宝石店で働く佐久間遼太郎は、店長や同僚からのイジメに耐えかねて自殺を決意する。

『このミステリーがすごい！』大賞・優秀賞受賞作家の最新刊。Twitterを使った脅迫事件と、偽札に残された暗号の謎。

老刑事・有馬と、女性検事・春名、若手弁護士・世良の三名は、国の政策で創設された「誤判対策室」に配属された。

ねぇ、私を殺せる? 背徳の新伝奇ミステリ。初夏。

中学校で起きた無差別殺傷事件。物語が二転三転していくなかで暴かれる戦慄の真相とは…。

競馬解説者の娘の誘拐事件、弟分がヤクザに持ち掛けられた高額のポーカーゲーム、ルーレットに耽溺する政治家に仕掛けられた罠。

ひきこもり探偵、圏内ちゃん、降臨! 生身の人間と会話するのが苦手。

ワンマン社長の命令に従って、社員が殺人を遂行する――それが株式会社ブラッグ社の業務内容だ。

究極のエンターテインメント「ヴァーチャル・デス」。開発の裏に隠された「デスダイバー」なる存在の秘密とは。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

名探偵は小学生! ? 天才探偵少女とヘタレ三十男の迷コンビが難事件に挑む! 東川篤哉、最新ユーモア・ミステリ! 就職先のスーパーを誤発注した大量のオイルサーディーンとともにクビになり、 地元で「なんでも屋タチバナ」を始めた、俺、橘良太。

1日尾行、ノルマ20件。探偵業も楽じゃない。

京都の医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。

謎解き専門の探偵社。所長の古谷と助手の井上が持ち込まれる軽い謎から、奇怪な謎まで鮮やかに解き明かすシリーズ第二弾。

『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』で大暴れした魔法使いのマリィと、八王子署の変態刑事、小山田聡介が帰ってきました! 小山田邸で家政婦として働くことになったマリィ。

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。

病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。

ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、『特命指揮官』の〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ第2弾! 捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した彩香だったが、班員をまとめきれずに空回り気味。

「とある地方の小さな書店が経営の危機にあるらしい」よくある悲しい噂のひとつだと思っていたが、書店営業仲間の女性がそのことを妙に気にしていて…。

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。

駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。

早川理14歳。お父さんの仕事の関係で転校ばかりしている。

そのめざましい活躍から、1980年代には推理小説界に「新本格ブーム」までを招来した名探偵・屋敷啓次郎。

クリスティー賞授賞式会場で起きた殺人事件の真相とは? 『致死量未満の殺人』で正統派本格の新たな旗手として好評を得た第三回アガサ・クリスティー賞作家が贈る5篇収録の本格ミステリ連作集

ヴァチカン直轄の探偵養成学校「聖アリスガワ女学校」恒例行事・三泊四日の春期合宿が始まった。

2020年に開催された東京オリンピックを機に開発された東京都湾岸区。

探偵学校「聖アリスガワ女学校」に入り損ねた名探偵・穴井戸栄子の探偵事務所に持ち込まれる不思議な事件。

遠くパリの地で、外田警部の華麗なる逆トリックが炸裂する!! パリ~リヨン間を二時間弱で結ぶ高速鉄道TGV。

罪に潜む蜜の味。女×パリ×犯罪。

僕は君原樹来、小学六年生。将来の夢は推理小説作家。

探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無が謎の言葉を残して密室から消失。

「――というわけで、うちの寿命の三年と九ヵ月を遣うて、本格的なデスゲームが楽しめるように舞台を整えさせてもらいました」 私立曙女子高等学院の生徒会室に集まった七人の生徒たち。

閉鎖された中学校の校舎で、かつて軽音楽部で生まれた曲の歌詞通りに起こる連続殺人。

都会で夢破れ、故郷・平塚に帰ってきた元OLの川島美伽は、高校時代の旧友・生野エルザと再会する。

想い出の中に取り残されていた謎をめぐる、ミステリー珠玉集。