陽だまりの迷宮
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この本を最初に読んでいれば、まだ良かったかもしれませんが…。私も今まで読んだ筆者の中で一番つまらないと思ってしまいました。(すぐ人にあげてしまった)…なんでだろう?この作者さんの他の本はほとんど面白い(赤ちゃんシリーズ、星降る楽園、空の上〜など)し大好きなんだけど。 「日常の謎」といっても、なぜかワクワク感が少なく、登場人物にもなぜかほとんど好感が持てず…。(ヨモギさんの正体も違和感がありちょっとがっかりでした) 自分でも不思議です。 | ||||
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『スタジアム 虹の事件簿』、『赤ちゃん』シリーズと読んできたが、これが最大の駄作。 連作短篇+日常の謎のミステリ。3つの短篇が収められている。 11人姉弟というすごい設定で、姉弟の確執や仲の良さは上手く描かれている。さすがに多すぎてキャラクターが立っていない人物も多いが。 謎そのものはつまらない。どうでもいい謎にどうでもいい解決が示される。全体の結末にあるどんでん返しも読者おいてけぼりで、うんざり。 ミステリから離れて家族小説に向かった方が良いのでは。 | ||||
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主人公の生夫は小学生。なんと11人兄弟。でも、両親が連れ子の再婚同士、末っ子の生夫は今の両親の子だけれど、連れ子どうしということは血が半分しかつながっていない兄弟もいるわけです。何とも複雑な関係だけれど、家族はそれなりに仲良くやっている。 題材は私の好きな「日常のミステリー」。話は3つ、なくなった鉄道模型、生夫が家にいるときにかかってくる無言電話、突然家に届けられたクリスマスプレゼントの絵本・・・これらの謎を下宿人・ヨモギさんが解いていくという設定です。 人が殺されたりしないので、ほのぼのとした感じがありつつも、生夫がからだが弱くて学校を休みがちというキャラクターのせいか、どことなくほろ苦い切ない感じのするミステリーです。元気はつらつ、ガキ大将のようなキャラクターだったら、こういう経験はできなかったでしょう。 謎を解くヨモギさんは、重要な位置にいながら今ひとつキャラクターがはっきりしない、というか人物像がくっきりと浮かんできません。でもその理由はエピローグを読めばわかります。いろんな謎解きのあとに、あっと驚く仕掛け。 ストーリー全体にほろ苦さを感じるのも、ヨモギさんの優しさからくるのかな、と思います。真実を知ることはそれほど重要なことではなく、ましてそれを吹聴するなんてことは人を傷つけることもあるんだよ、ということを暗に生夫に教えてくれている。人生には黙っていた方がいいこともある、ということです。 きっと、ヨモギさんとの思い出はこれだけじゃないんだろうから、ほかにもいろんなエピソードが出てきそうで、続編が出るとおもしろいなあと思います。 | ||||
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著者の作風は、のんびりしていて、穏やかなところがいいのだけど、今回は結構強引に謎解きをからめてる気がしました。ちょっともったいない・・・。ただ読後感が爽やかなので、「日常の謎」が好きな方は読んどいて損はないかなぁと思います。 | ||||
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11人兄弟の末っ子、小学3年生の生夫くんの周りで起こる日常のちょっとした謎。それが下宿人、ヨモギさんに話すことによって、その謎が解明されていきます。加納朋子さんの作品を思わせる感じが少ししましたが、小学生が語り手なので、さらにほのぼの感が出ていたような。エピローグは、びっくり&ちょっと感動しちゃいました。謎を解いた後のヨモギさんの相手を思いやる気持ちもすごく大切なことだなと気付かされました。3つしかお話が入ってないけど、まだまだ読みたい感じがしました。 | ||||
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