山陰本線の出雲市駅に到着した特急「おき3号」の車内で、写真家の石田が刺殺体で発見された。

妻との北海道旅行の帰り、十津川警部は、札幌駅で大阪行「トワイライト・エクスプレス」を待っていた。

鳥取砂丘に出現した神秘の湖で、アマチュアカメラマン・三谷は、女性の絞殺死体を発見した。

遠見峠に長さ210メートルのトンネルがある。このトンネルは、完成までに2回の落盤事故があり、5名の作業員が死んだ。

お遍路でにぎわう菜の花畑の四国路で、遍路姿の老人が刺殺された。同行の若い女性の姿も消えた。

札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。

東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から五千万円の札束が。

東京で若い女性が殺害される事件が続いていた。3人の被害者には、ボウ・ガンで殺された以外に共通点は見つからない。

盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。毒物はカプセルに詰められた砒素。

東京・三鷹で白骨死体が発見された。死体のポケットには、未使用の「ワイドビューひだ13号」名古屋発高山行きの切符が。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

箱根から新宿に向かう特急ロマンスカーの座席で、青年実業家が死んでいた。不仲の妻と和解するための旅行中だったという。

豪華列車「ななつぼし」へ十津川警部が潜入捜査! 警視庁副総監からの命令で、九州を走る豪華列車「ななつ星」へ乗り込んだ十津川警部。

深秋の飛騨高山。落葉の下から発見された若い女の絞殺体は、スケッチ旅行中の白石ゆかと思われた。

新幹線の車中で男が死亡した。ポケットからはアカベと呼ばれる真っ赤な花と湯山仁三郎という弁護士の名刺が。

自分の職場から大金を盗み、その嫌疑を同僚に着せてしまおうと、サラリーマンが計画を練った!計画は周到な準備ののちに実行され、首尾よく大金を手にしたのだが…。

闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞えてくる…。

新宿西口の高層ビルに事務所を構える私立探偵・左文字進。ある日、友人の矢部警部が拳銃で撃たれ入院した。

麻里子は3年前現在の夫、田島幸平と結婚した。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

六本木のクラブで、客同士が突然喧嘩になり、巻き込まれた男が殺された。

ミステリーマニアの組織の例会が、会長の経営するホテルで開かれた。

赤坂のホテルで映画俳優の宿泊する部屋に侵入したホテル荒し。

会津鬼怒川線開業記念のバッジを持った男が浅草で血に汚れて倒れていた。

陸羽東線を走る急行「もがみ1号」の車内で、若い女性の絞殺死体が発見された。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

別府航路の船上で一堂に会した世界の名探偵、メグレ、クイーン、ポワロ、明智の4人に、かのルパンから届いた挑戦状。

十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話がはいる。

冬休み、夜行列車の旅に出た少年が巻き込まれる誘拐事件(『その石を消せ!』)。

会社員の宮田は、普段は使われていないJR両国駅3番ホームで、深夜に二人の不審な人物を目撃する。

女優・中村美矢子は、土佐中村への一人旅の車窓から、河原で男が襲われる現場を目撃する。

松尾探偵事務所に、ある男の将来性を調べて欲しいと調査依頼があった。

連続殺人の現場に残された「大義」の文字。

東京池袋署の伊熊刑事は、会社社長未亡人殺人事件を担当していたが、独断専行を指摘され非番を命じられた。

“日本の風の音”が欲しいとの依頼を受けた中央サウンドの戸田琢二は、京都・嵯峨野の竹林を吹きぬける風、鳥取砂丘に風紋を作る風の音を録音した。

中華料理店の女将・戸田一子が殺される。一子は、娘の二三子とともに台湾に招待されていた。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

湘南に住む30代でエリート五人の男たちに、一夜同棲契約という奇妙な提案をする女性、小早川恵が現れた。

沖縄出身の歌手・南田ユキが殺された。首には赤いスカーフ、胸には小さな銀色の矢が。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

逆転をテーマに描いた傑作八篇を収録。

十津川警部の妻・直子は叔母と石川県の和倉温泉に出かけ、海に身を投げた橋本ゆきを助けた。

「青柳みゆきが殺される」―。警視総監宛てにKと名乗る男から奇妙な五通の手紙が届いた。

新大阪17時05分発、天橋立行きの特急「文殊1号」が、途中の大江駅を発車してすぐ爆発を起こし、脱線転覆した。

十津川警部とその部下たちが北へ南へ縦横の活躍をする傑作短編集「十津川警部捜査行」シリーズ。 傑作ミステリー四編を収録。

「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」―前代未聞の要求が首相に突き付けられた。

音楽教師、杉山博之が変死した。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

「オール読物」推理小説新人賞受賞作の表題作や記念すべきデビュー作を収録した、文庫オリジナル傑作集。

「お姉ちゃんが、死んじゃったよ!」亀井刑事の息子健一が電話で悲痛な叫びをあげた。

浅草雷門近くにあるM銀行浅草支店に、強盗が入り、一千万円を奪い逃走した。

「小樽へ行ってくる」と言って家を出た62歳の老人が、東京で死体で発見された。

都内で、会社社長とクラブホステスが相次いで殺害された。

西村京太郎作品の中でも、数少ない“青春推理小説”。

東京駅23時25分発の大垣行345M列車に乗っていた女性デザイナーの絞殺死体が小田原駅近くの線路で発見された。