殺意の設計
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殺意の設計の総合評価:
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西村氏の初期の書かれた心理サスペンスミステリーの傑作。 登場人物は3人で二人が殺害される。 じゃあ犯人は残った一人なのだが、本作は容疑者が一人と限定されてしまっているのに、その犯行が鉄壁の犯人の仕掛けにより立証できないという趣向で、最後まで動機が解明できないという大きな謎が横たわる。 最初の三角形のもつれから後半は一転して容疑者と警察の攻防となる。 容疑者を追いこむアイテムの使い方も見事であり、心理サスペンスミステリーとしてはかなり上出来の作品になっている。 | ||||
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表紙が怖い。女性画に血を塗りつけたような。リアリティを感じる。作者も相当に気合を入れたのではと思う。 本作では殺意の「設計」とあるだけにまるで精密機械の設計図を描くが如く、人間のうちにいかにして殺意が芽生え、 練られていくのか、綿密に描かれる。 本作では頻繁に「絵」が出てくる。人物であれ、風景であれ、目に映るものを残すという点では、写真やビデオには 遠く及ばない。しかし人間の書く絵は味がある。美術の理論はよく分からないが、いい絵を見ると感心する。 作者も絵について何かしら思うところがあったのだろうか。 | ||||
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推理小説としての展開,どんでん返しなど、様々な技法満載。 読者を一方に追い込んでおいて、ぐらっと転換する。 殺意の設計は、犯罪を犯した人が犯罪を設計したのに対して, 追求する側も、いろいろな事実を積み重ね,殺意がなんだったかを設計する。 やや暗いのが難点かも。 | ||||
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