死者との誓い

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種別
長編
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あらすじ

2001年12月31日 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

弁護士のグレン・ホルツマンがマンハッタンの路上で殺害された。その直後にホームレスの男が逮捕され、事件は公式には解決する。だが、容疑者の弟がスカダーのもとを訪れ、ほんとうに兄が殺人を犯したのか捜査を依頼してきた。ホルツマン殺害の真相を追うスカダーのまえに、被害者の意外な素顔が浮かびあがってくる…。シリーズ中、最高峰と評されるPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

死者との誓いの評価:

7.00/10点 レビュー 3件。 B ランク

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平均点7.00pt

死者との誓いの総合評価:

8.31/10点 レビュー 16件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(4pt)

事件より人生を書く

シリーズもので、長期間つづいているので事件の推移とともに
キャラクターの人生も小説の主要なテーマとしてよく描かれて
いる。
死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
457602034X
No.12
(4pt)

死者との誓い

弁護士のグレン・ホルツマンがマンハッタンの路上で殺害された。その直後にホームレスの男が逮捕され、事件は公式には解決する。だが、容疑者の弟がスカダーのもとを訪れ、ほんとうに兄が殺人を犯したのか捜査を依頼してきた。ホルツマン殺害の真相を追うスカダーのまえに、被害者の意外な素顔が浮かびあがってくる…。
死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
457602034X
No.11
(5pt)

お帰りなさい

倒錯三部作も終了しお帰りなさい的な内容となっています。三部作が超暴力的に解決したのに対して今回は非常に大人しい。解決すらしてないんじゃないか。余命わずかの元恋人ジャンへの思い、死に対する考察が物語のメーン。エレインとの関係が深まるにつれスカダーのスカダーらしさが薄まっていくのがちょっぴり悲しいシリーズ11作。
死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
457602034X
No.10
(4pt)

楽しめるハードボイルド小説ではないが・・・。

ローレンス・ブロックがPWA賞最優秀長篇賞を受賞した『死者との誓い』(1993年:邦訳版2002年)は、読んだ記憶がなかったので入手して読むことにした。
 本書でスカダーが対峙する事件そのものはありきたりなものでるが、物語の根底を覆うのは「死」という重いテーマである。
 昔の恋人の逃れようのない死を知り、煩悶するスカダー。
 謎のヤッピーが突然拳銃で殺されむかえた「死」。
 ヤッピー殺人犯とし逮捕されたが、冤罪の男が収監先でたわいない争いから殺され、理不尽にむかえた「死」。
 ブロックならではの登場人物たちと交わす会話の自然な描写など、特に本書では読ませてくれる。
 例えば、悩みを忘れるためとにかく歩くシーンで一休みするために入ったコーヒー・ショップ(イタリヤ風)で、店内に流れているBGMのクラッシックに聞き覚えがある曲であったが、なんという曲かわからない。
 ・・・・・ダブル・エスプレッソを持ってきたウェイトレスに訊いてみた。そのウェイトレスはブロンドの髪を三つ編みにし、生真面目そうな眼鏡をかけた全身黒ずくめの女で、いかにもそうゆうことを知ってそうに見えたのだ。
 「バッハだと思います」
 「ほんとに?」
 「と思いますけど」
 私はコーヒーをひとくち口にふくみ、自分のしていることを思い出し、手帳を取り出してページをめくった。そして自分にできることを整理した。<中略>
 「ボッケリーニでした」
 私は訝しげに顔を起こした。
 「バッハじゃありませんでした」と彼女は言った。「さっきはそう思ったんですけど、よく聞いていたら初めて聞く曲で、バッハらしくないので調べたんです。そうしたらボッケリー二でした」
 「いい曲だ」と私は言った。
 「ええ、そうですね」・・・・・(P324~327)
 ボッケリー二を知らない読者は、つい聞いてみたくなってしまうのではないかと思ってしまった(もちろん評者も含めてだが)。
 殺された謎の多いホルツマンについてスカダーが思いを巡らせているなんでもないようなシーンの描写である。
 が、スカダーのなんでもないような日常の一コマを違和感なく読ませてくれるのはブロックならではの手腕であろう。
 TJとの会話、恋人エレインとの会話、死にゆく元恋人ジャンとの会話、とにかく登場する人たちとの会話をこのように自然に描写できる(諧謔、警句、聖書、などなど挿入しながら)のはブロックならではである。
 本書『死者と誓い』は、読んでいて決して楽しい小説(ハードボイルドとして)ではないが、さすがブロックと感じさせる作品であったことは間違いないと思いながら読み終えた。
死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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No.9
(5pt)

面白いというより?

落ち着いた雰囲気、地味な主人公の何気ない、卒もない推理や行動から謎がひとつひとつ解きほぐされていく。この小説を一級の作品にしているのはこんなところにあるのかも。
死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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