西村京太郎(にしむらきょうたろう)の作品一覧

十日間で日本を一周するミステリー・トレイン「旅号」が、三百人の客を乗せて東京駅を出発した。

内田洋一を乗せたヨットは、11カ月間の単独無寄港世界一周を終え、油壺に凱旋した。

ミステリーマニアの組織の例会が、会長の経営するホテルで開かれた。

ペナントレース終盤、京神ハンターズは巨人・広島と激しい首位争いを演じていた。

五代将軍綱吉の治世。

古都金沢で消息を絶った親友の行方を追ったOLの身にふりかかる危険。

赤坂のホテルで映画俳優の宿泊する部屋に侵入したホテル荒し。

氷雨の浅草寺境内で若い女性の全裸死体が発見された。太腿には、上品な顔立ちとは不釣り合いなバラの刺青が彫られていた。

東京と長崎とをつなぐ寝台特急「さくら」。

西村京太郎作品の中でも、数少ない“青春推理小説”。

一年前の聖夜、サンタクロース姿の男が殺害された。元弁護士が出頭、公判が始まる。

満員の後楽園球場。

雨の夜、いきなり車に飛び込んで重傷を負った女が、病院から失踪、謎めいた言葉を残して茅ヶ崎の海に消えた。

金曜日の深夜、二週続けて若い女性の全裸暴行殺人事件が発生した。十津川警部の指揮のもと、必死の捜査を開始。

沖縄出身の歌手・南田ユキが殺された。首には赤いスカーフ、胸には小さな銀色の矢が。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

下町のおもちゃ工場で働く晋一は耳の不自由な青年だった。ある日、心臓病で寝たきりの母が怪死する。

日本ダービー出走を取り消せ！12連勝中の本命馬のオーナーとジョッキーに届けられた脅迫状。続いて起こる怪事件。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

原子力船「むつ」は佐世保での修理を終え、新母港の下北半島関根浜へ向かって順調な航海をしていた。

ポルシェ911Sに乗る唐木は、途方もない計画をもっていた。狙いは東京競馬場で行なわれるダービーの売上げ金20億円だ。

長嶋巨人軍総勢三十七名が、東京駅から新大阪へ向かう〈ひかり99号〉の中から忽然と姿を消した!? そして球団へは身代金の要求が。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

別府航路の船上で一堂に会した世界の名探偵、メグレ、クイーン、ポワロ、明智の4人に、かのルパンから届いた挑戦状。

大道寺明子は、芸能界を引退した後、美貌を利用して銀座のクラブのママになった。

首相公邸に、日本国民1億2000万人を誘拐した、身代金5000億円を支払えという脅迫電話が入った。

視聴率30%を誇るNBTテレビの「ザ・リクエストタイム」のレギュラー五人が、ビデオ撮りのスタジオから忽然と消えた。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

東北にある人口十万人の尾形市で今恐るべき陰謀が進行している―上野駅構内でそんなビラを配っていた若い男が、隅田川で死体となって発見された。

マンモス・タンカーの爆破中止と引きかえに100万ドルを要求する脅迫電話が新太平洋石油にかけられた。

ブラジルへ渡航寸前、ふとした口論から1人の男を刺殺してしまった混血児・岡田サチオ。

収賄事件である島の診療所に左遷された元国立病院内科部長の神崎は「ゼロ計画(プラン)」と名付けた犯罪を企んでいた。

差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。

新幹線の車中で男が死亡した。ポケットからはアカベと呼ばれる真っ赤な花と湯山仁三郎という弁護士の名刺が。

「三億円事件を再現してお見せしよう」真犯人逮捕のために大富豪が入念に計画した推理ゲーム。

十津川警部は帰宅途中を襲われ、不覚にも誘拐されてしまう。彼が気付いたときには、不可思議な島にいた。

伊豆で一人の少女が入水自殺した。死の直前、少女から救いを求める手紙を受け取った弁護士・中原は伊豆へ向かう。

「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」―前代未聞の要求が首相に突き付けられた。

麻里子は3年前現在の夫、田島幸平と結婚した。

「魔の海」と恐れられる小笠原諸島沖で、行方を絶っていた大型クルーザーが発見された。

インド洋上で原油を満載した巨大タンカーが炎上沈没した。

「もしもし、おい、どうした？」突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐主任は、水深４０メートルの密室“海底の家（マリーン・ハウス）”に潜行した。

テレビ番組の抽選で高価なスポーツカーが当たった男が応募ハガキの住所に存在しないという事件が起き、謎の運転者を探すディレクターの一人が殺された。

昭和19年の夏、海軍の関谷中佐は密命を帯びてヨーロッパに渡った。しかし協力者の駐在武官矢部は、謎の死を遂げていた。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。