■スポンサードリンク


なおひろ さんのレビュー一覧

なおひろさんのページへ

レビュー数178

全178件 61~80 4/9ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.118:
(6pt)

三度目ならばABCの感想

久しぶりの岡嶋二人。出て来る事件は殺人が多いが、余り重いテイストでは無くユーモアミステリーと言う感じ。今でも「再現ドラマ」って有りますよね?、それを制作する会社の社員2人が主人公コンビで、事件の表面上見えている奥に隠された真相、真犯人を推理する、と言う流れです。35年前の作品なので若い方には共感するのが難しい所も有るかな?、どちらかと言うと昭和を生きて来た世代に懐かしがって読んで欲しいと思います。読み易いが一々捻りが効いていて面白い、コンビでもっと書いて欲しかったなぁ。
三度目ならばABC
岡嶋二人三度目ならばABC についてのレビュー
No.117:
(6pt)

伊藤博文邸の怪事件の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)
岡田秀文伊藤博文邸の怪事件 についてのレビュー
No.116:
(6pt)

ソロモンの犬の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ソロモンの犬 (文春文庫)
道尾秀介ソロモンの犬 についてのレビュー
No.115:
(6pt)

猿島六人殺し 多田文治郎推理帖の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
猿島六人殺し 多田文治郎推理帖 (幻冬舎文庫)
鳴神響一猿島六人殺し 多田文治郎推理帖 についてのレビュー
No.114:
(5pt)

砂漠の薔薇の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
砂漠の薔薇 (カッパ・ノベルス)
飛鳥部勝則砂漠の薔薇 についてのレビュー
No.113:
(5pt)

キャロリングの感想

久しぶりの有川作品は、やはり苦手な感じ。ラブストーリーと少年の成長物語にサスペンスを少し振りかけた世界には、優しくて暖かい人達が溢れていました。残念ながら全てが上手くは行かないけれど、それが人生なんだろうなぁ。で、こんなに良い話なのに、何故気持ち良くなれないのか?を考えて見た。おそらく作者のドヤ顔が透けて見えるから。良い人達でしょ?哀しい過去でしょ?泣けるでしょ?って突き付けられている様に感じる。その押しつけがましさが私には合わないのだと思う。でもね、ラストシーンで泣きそうになった。結局今回も私の負けか。

キャロリング (幻冬舎文庫)
有川浩キャロリング についてのレビュー
No.112:
(5pt)

ポンド氏の逆説の感想

著者初読み。ブラウン神父より本作を先に読んだのですが、正直合わなかったですね。新訳版なのに非常に読み辛く、これは原文自体が私には難しいのでしょう。各エピソードの内容は面白いとは思いますので、「逆説」が好きな方は是非どうぞ。んー、ブラウン神父読む気が無くなりそうだぜ!!(笑)。
ポンド氏の逆説【新訳版】 (創元推理文庫)
G・K・チェスタトンポンド氏の逆説 についてのレビュー
No.111: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

囲碁殺人事件の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
囲碁殺人事件 (講談社文庫)
竹本健治囲碁殺人事件 についてのレビュー
No.110:
(6pt)

謀殺のチェス・ゲームの感想

昭和51年に発表された当時の近未来小説。アジアから米軍が撤退し、日本は日米安保条約の見直しと、中国、ソ連との安保条約締結を模索していると言う情勢。そんな中、日本で開発された新兵器がいきなり消息を絶つ。二人の天才が頭脳戦を繰り広げ、チェスの駒の様に人を動かし消えた兵器を奪い合う、と言うのがタイトルにもなっております。もちろん不確定要素がドンドン入り込んで来るので、それに次々手を打っていく頭脳戦の面白さも有るんですが、実際読んで行くと、自らの肉体を駆使して戦う二人の方が魅力的に感じましたね。後半の展開は微妙。
謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫)
山田正紀謀殺のチェス・ゲーム についてのレビュー
No.109:
(5pt)

皇帝のいない八月の感想

著者初読み。今年の1冊目読了。自衛隊によるクーデター計画、ブルートレインジャック、と昭和53年の作品ですから流石に時代の違いを感じる設定です。中途半端に古いけど時代劇でも無いしなぁ。出だしは秀逸で、序盤はすっかり引き込まれました。途中から何か流れがおかしいと思ったら、サスペンスアクションでは無くポリティカルサスペンスの作品だったんですね。それなりに面白く読めましたが、登場時格好良かった主人公が段々腑抜けになって行くのが残念。凄く真面目に誠実に書かれていました、作者の人柄が偲ばれます。んー?変な感想。

皇帝のいない八月 (新風舎文庫)
小林久三皇帝のいない八月 についてのレビュー
No.108: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

殺人喜劇の13人の感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)
芦辺拓殺人喜劇の13人 についてのレビュー
No.107:
(4pt)

十三回忌の感想

著者初読み。残念ながら酷かった。文章が拙いので非常に読み辛い。登場人物に魅力が無く、しっかりとした書き分け、肉付けが出来ていないので、誰がどうなっても何とも思えない。警察の扱いが悪すぎ、全く捜査している状況が描かれない。途中から名探偵が話を聞くだけでズバズバ解決しますが、そんなアホなとツッコむしか無いです。不可能状況で起きた沢山の事件に、一応の解決を付けた作者の姿勢は評価した上で、文章力、キャラ造形力等が改善された作品に期待しています。小島氏の魅力はリアリティ無視の破壊力だろうな、とは思ってるんですけど。

十三回忌 (双葉文庫)
小島正樹十三回忌 についてのレビュー
No.106: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

11枚のとらんぷの感想

多分再読。記憶は全く有りませんけれど、大昔泡坂作品はかなり読みましたから。Ⅰ部で事件が発生、Ⅱ部は作中作の短編集、Ⅲ部が冒頭の事件の解決篇と言う構成の長編本格ミステリーです。物語全般が「奇術」と一体となった様な作品で、正直マジックに興味が無い私は、読むのが少々キツかったですね。ただ、本格推理として良く出来ていると思います。沢山のバラまかれた伏線にきちんと気が付けば、犯行可能な犯人が1人指摘出来るのでは無いでしょうか。奇術に関するうんちくも合わせて楽しめる方には、更におススメですよ。
11枚のとらんぷ【新装版】 (創元推理文庫)
泡坂妻夫11枚のとらんぷ についてのレビュー
No.105:
(6pt)

沈底魚の感想

第53回江戸川乱歩賞受賞作。公安警察ものであり、スパイ小説であります。誰が敵か味方か分からない(理解できない)、二転三転して結局どうなったのか良く分からん(理解できない)、と言う事で超苦手分野の作品でした。先の読めないストーリー展開には面白味は感じましたが、主人公のキャラに感情移入出来なかった所もあり、私には合いませんでしたね。中国人の名前が読めないしなぁ。んー、残念。
沈底魚 (講談社文庫)
曽根圭介沈底魚 についてのレビュー
No.104: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

なかなか良く出来てると思ったが、好みでは無かった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.103:
(4pt)

中国毒の感想

タイトルが全て物語っていますが、中国産の食品に対する安全性への警鐘を鳴らす作品です。それだけでは無く、当時の民主党政権への批判、官僚を代表とする国家への不信感等を、原因不明の病気の解明と、殺し屋による連続殺人を軸としたフィクションでエンタメに仕上げています。しかし、なぜこんなにもつまらないのか、理由は二つ。まずキャラクターの造形に背骨が無い。途中でブレ過ぎて、どんな人だか分からない。後、余りにもバタバタ人が死に過ぎる。B級臭さが半端ない。作者の熱い気持ちは伝わる、でも小説としての出来は良くないと思った。
中国毒
柴田哲孝中国毒 についてのレビュー
No.102: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

○○○○○○○○殺人事件の感想

著者初読み。クローズドサークルにおける殺人事件、と言うバリバリの本格作品ですが、本作は史上初?の、タイトル当て小説になっています。この○○に当てはまることわざが分かると、事件の全貌が理解できるのだそうです。変わった趣向ですが、作中にも冒頭の読者への挑戦状から始まり、挿話と言う形で作者の視点が数回入ってきます。本格が本当に好きなんでしょうが、それを真正面から大上段に振りかざす事に抵抗を感じ、敢えてメタミス的に斜めから切りつける。作者の本格への歪んだ愛情かな?無駄なくコンパクトに纏まった良作だったと思います。
○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫)
早坂吝○○○○○○○○殺人事件 についてのレビュー
No.101: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

致死量未満の殺人の感想

著者初読み。第3回アガサ・クリスティー賞受賞作。犯人の告白から始まる倒叙ミステリー、かと思いきや、終盤で二転三転の本格ミステリー、なんでしょうね一応。まず悪い点、文章が読み辛い。回りくどく気取った表現の連発で、読んでいてぐったり疲弊した。また、被害者が余りに酷い性格で、なぜ皆一緒に旅行に行くのかそこから納得出来ない。同行者全員に動機がある、と言う状況を作りたかったのでしょうけど。良かった点は、トリックでしょうか。実効性はともかく、なかなか面白いと思った。まあ、ホントに気に入ったのはタイトルだけでしたけど。
致死量未満の殺人 (ハヤカワ文庫JA)
三沢陽一致死量未満の殺人 についてのレビュー
No.100:
(6pt)

墓頭の感想

なんと濃密な物語で有った事か。頭の中に墓を持って生まれた男の数奇な人生と、関わる人達の悲劇を描いた作品、と言う事なのでしょうが、私にはそれ以上粗筋を説明する事が出来ない。グロテスクでバイオレンス、そして壮絶、非情なのに、読み終えると嫌悪感だけが残る訳では無い。物語のパワーに圧倒された疲労感と、読み切った達成感の方がより強い。奇想天外とはこの事で、作者の頭の中はどうなっているのか。エンタメとして面白いのでみなさんぜひ、とは言わない。結局何が言いたかったのか、理解出来たとも言えない。ただ、作者の才能に痺れた。
墓頭
真藤順丈墓頭 についてのレビュー
No.99:
(6pt)

ウェディング・ドレスの感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ウェディング・ドレス (講談社文庫)
黒田研二ウェディング・ドレス についてのレビュー