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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数312件
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500ページ少々の作品で、ある程度ボリューム感もあり、読みごたえがあります。特に後半450ページ辺りまでは、引き込まれますね、良く練られてあり、ページをめくるスピードも衰えません。
ストーリーの主軸は、犯行の「動機」なのですが、被疑者の自白の信ぴょう性に疑念を持った被疑者と被害者のそれぞれの子供が、真実に迫っていく。この過程が実に面白い。 犯人は嘘をつく。それは出来るだけ刑を免れるために嘘をつくのであるが、時には減刑に繋がらない嘘をつくこともある。 それは何のために?となると、これこそ犯罪小説の王道、「誰かを、何かを守るためである」 ▼以下、ネタバレ感想 |
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現在のコロナ禍における日本国のドタバタ感。それに伴うQアノンのような陰謀論。
まさにそれらを風刺するような軽妙なコミカル小説であった。 読み易いし、お気軽なコミック誌のようなノリなので、待ち時間・車中での暇つぶしにはピッタリであろう。 その分、ストーリーはノー天気に都合よく展開する。故に、著者の「半沢シリーズ」や「空飛ぶタイヤ」などの、ワクワク感・スピード感・爽快感には欠ける。 シリーズ2冊目だったようで、1冊目の「民王」を読んでいないので、上記のような感想を持ったが、1冊目から読むとまた違った感想を持ったのかもしれない。 ただし、重厚な作品が好みの当方にとって、1冊目は、敢えて手にすることは無いと思う。 |
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福島原発事故に関わる謂れなき差別·偏見と匿名SNS無責任発言の問題を絡めて書かれた社会派ミステリー小説。
しかしながら、どっち付かずのやや中途半端な仕上がりであった。 事件への引き金が短絡的な印象。福島の現状を説明する下りでは、ミステリー小説の雰囲気が全く欠け落ちた緊張感のない風土記風。 社会問題とミステリーを上手くミックスできていない感じがあり、面白さに欠けてしまった。 ラストの終わりかたも、???がつくような尻切れトンボである。 筆者の「震える牛」の方がずっと面白い。 |
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不穏な雰囲気。ごくごく普通の日常に迫る得体の知れない違和感。
この怖さは、絶妙にいいですね。雫井脩介の「火の粉」に似た雰囲気です。 ノー天気な夫秀嗣と不審な違和感に気づくがそれを正面切って口に出せない妻里佳子。読者をイライラさせる描き方が、著者は実に巧い。 突如現れた優平は、果たして本物なのか、目的は何なのか、それとも里佳子の思い過ごしなのか。 そんなことを考えさせながら、序盤から中盤にかけて、緊張感を持って読み進めさせてくれます。 また、妻里佳子の職業選択も、秀逸ですね。校閲者としての職業が、里佳子の真面目で神経質なほど几帳面さを浮き出させています。 お見事!これがあったから、その結末には驚いた。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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検事・佐方貞人シリーズの4作目。
短編集ですね。 それぞれスッキリまとまっています。 そして、いつものように読み易い。 アッと驚くようなオチがあるわけではありませんが、それなりに切れ味も良く、良品が揃いました。 綺麗すぎるというか、やや上品にまとめられているので、もう少し灰汁(あく)のある下劣な場面が加味されてくると、よりアリティ感が出て面白くなりそうです。 でも、よくできた短編集だと思いました。 |
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ウ~ン(-_-;)なんだかなぁ。
ジウ2の続きなんだけど、ちょっと?が付いちゃった。 「新世界秩序」とかいう名称の大風呂敷を広げたんだけど、結局これで終わり?!という感覚。 2で展開したあの突拍子もない奇想天外さ。折角なら、あのギャグのようなノリで最後まで突っ走って欲しかった。 リアリティーにこだわって、上手くまとめようとしちゃったのかな⁉ 中途半端に終わった気がして、どうも消化不良の三部作だった。 |
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