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mkaw11 さんのレビュー一覧
mkaw11さんのページへレビュー数52件
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「亜愛一郎」シリーズの外伝の位置付けですかね、時代は江戸終期です。
だからってわけではないのですが、現代とは違いが多すぎて当時では当たり前の事にも頭を悩ませる構成になってます。つまり、読みにくい・・・。 単純に「亜」シリーズを期待して読むとしっぺ返しをくらうと思います。まぁ、論理的に解決してなくもないのですが、そもそもの謎自体が認識不明瞭な点がありまして・・・。 故人である泡坂さんには申し訳ないのですが、この作品を出す余力があったのなら「亜」シリーズの4作目をファンとして望んでやまないというのが正直な感想です。 というか、4作目が読みたかったです(涙) |
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今回のテーマは「宝塚」ですが、前作の「歌舞伎」同様に俺には馴染みの薄いものであったので事件との関連に意外性が感じられず「へ~、そうなのか」程度に終わってしまったのが残念でした。
知名度の高くないテーマを選ぶならメルヘン絡みのマザーグースや遠野物語、もしくは日本で紹介されていない世界の童話などを取り上げた方が桜川東子のキャラが活きる気がします。 今回登場の脇役二人は鯨ファンの中でも影の薄いキャラだった上に必然性が全くなかったのでむしろ邪魔でしたね・・・。 俺個人の意見では東子、工藤、マスターの三人がいれば成り立つシリーズだと思うので、その他のキャラを増やす必要もなく、むしろテンポが悪くなるのでむやみに登場させるのは控えて欲しいですね。(山内は厄年トリオとして、いるかはキャラが立ってるので居ても問題ありませんが) ▼以下、ネタバレ感想 |
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綾辻さんの作品だから・・・というので読んだ覚えがあります。が、館シリーズとは全く違い非常にグロテスクな内容になっています。読書中も嫌悪感しかなかったのですが、そこはやはり綾辻さんらしく一筋縄ではいかないオチを持ってきてくれています。
ただ、やはり好みの作品ではありませんし、人に薦めることもできません。 |
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今作でもママの正体は明かされず・・・引っ張りますね、鯨さん♪
天然キャラのママが今作でもいい味を出していました、なぞなぞに至ってはもはや何が何やら(笑)・・・ただ、波田煌子シリーズを通して言えることなのですが相方が弱い。まぁ、彼女の良さを出すツッコミは難しいのかもしれませんが小林少年では役不足に感じますね・・・本人も望んでないし(笑) 「お化けのロック」は個人的に秀逸に感じたのでこの作品に関してのみ8点で。 |
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出だし二編は前作同様に地の文が一切無く、会話だけで話が進む展開ですが、三編目からは様々な叙述形式に取り組んでいます。これはこれで面白かったのですが、個人的にはこの二人のシリーズは漫才形式ミステリで統一して欲しいですね。(実験は他の短編集あたりで)
内容自体は、お茶らけたキャラのやり取りとは裏腹に結構しっかりした本格物に仕上がっています。二編目の「奇妙なロック歌手」は作者の他作品「揺歌」を読んでいたので、より楽しめました。三・四編目の「夏の思い出」はこのシリーズらしくなくしっとりした話でしたが本作を通じて読む上では良いアクセントになっていて好印象でした。 |
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こじつけのプロの鯨さんらしい作品で、よくもまぁこれだけ歌謡曲をこじつけたもんだと脱帽します。しかも都市伝説まで絡めてるところが凄いのですが、こじつけかたが「邪馬台国~」のように論理的なものではなく無理矢理感が強いので、作成の苦労は偲ばれますが面白さにはいまいち繋がってないような気がします。
個人的には懐かしさも含め、それなりには楽しめました。 |
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一編が非常に短くショートショートに近い短編集です。空いた時間に読むのに最適なライトでコミカルなミステリーでした。
謎そのものよりキャラを好きになれるかで評価が変わると思います。 一般的に6点にしましたが、鯨さんのファン(俺含む)なら7点ということで。(「みなとみらいで捕まえて」を楽しく読めた方にはお薦めです) |
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ミステリーではありません。七瀬3部作の3作目完結編です。
推理小説ではありませんが、完結編にふさわしくラストへ向かっての謎が七瀬についてまわります。前2作と違い暗い内容ではないのでそれを期待した人には失望させるでしょう。 まぁ、3部作とはいえ主人公が同じだけでテーマがそれぞれ違うのでシリーズものとしての楽しみはありませんでしたが筒井さんらしさが出た各小説だったのではないでしょうか。 「火の鳥」を匂わす壮大さ・・・でいいのかな? |
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