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mkaw11 さんのレビュー一覧

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レビュー数10

全10件 1~10 1/1ページ

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No.10:
(5pt)

崇徳院を追いかけての感想

「邪馬台国はどこですか?」をはじめとするバーシリーズの宮田と静香が主人公の長編。(まぁ、パラレルワールドで「金閣寺に密室」にもちょい役で出てはいますが)
短編でのやり取りが面白いだけに、長編でどのような展開になるか楽しみにして読んだのですが、期待外れでした。

この二人は短編のバーシリーズが適当だと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)
鯨統一郎崇徳院を追いかけて についてのレビュー
No.9:
(5pt)

女子大生つぐみと古事記の謎の感想

う~ん、まぁ・・・発想は面白いんだけど、こじつけが過ぎるかなぁ・・・と。
「邪馬台国は・・・」くらいの説得力のある珍説がもう数個欲しかった、せっかくの長編なのですから。
肝心の物語自体も平凡を出ることもなかったので残念です。
女子大生つぐみと古事記の謎 (ハルキ文庫 く)
鯨統一郎女子大生つぐみと古事記の謎 についてのレビュー
No.8:
(5pt)

タイムスリップ明治維新の感想

前作の森鴎外では森鴎外自身が現代にタイムスリップするのでタイムパラドックス的には破綻は見えにくかった。しかし、今作では未来人が過去にタイムスリップするというタイムパラドックス的に正解のないパターンでの作品になっている。
その上で、俺自身は今作のパターンは好みではありませんでした。明治維新絡みの辻褄さえ、作者は苦労して創造してるのは伺い知ることは出来るのですが、多少なりとも知識のある人目線に立つとトンデモ話に興醒め感が否めませんでした。

まぁ、明治維新に関して完全に無知な人が読めば、流れを知る意味では楽しみながら読める作品ではあるかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)
鯨統一郎タイムスリップ明治維新 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

メビウスの殺人の感想

シリーズ3作目、前2作とはカラーが若干異なるのはライトさに欠けているからかな?と、個人的に感じました。
あとがきを読めば理由がわかるのですが、このシリーズには合っていない印象が残りました。

▼以下、ネタバレ感想
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メビウスの殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸メビウスの殺人 についてのレビュー
No.6:
(5pt)

女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密の感想

今回のテーマは「宝塚」ですが、前作の「歌舞伎」同様に俺には馴染みの薄いものであったので事件との関連に意外性が感じられず「へ~、そうなのか」程度に終わってしまったのが残念でした。
知名度の高くないテーマを選ぶならメルヘン絡みのマザーグースや遠野物語、もしくは日本で紹介されていない世界の童話などを取り上げた方が桜川東子のキャラが活きる気がします。

今回登場の脇役二人は鯨ファンの中でも影の薄いキャラだった上に必然性が全くなかったのでむしろ邪魔でしたね・・・。
俺個人の意見では東子、工藤、マスターの三人がいれば成り立つシリーズだと思うので、その他のキャラを増やす必要もなく、むしろテンポが悪くなるのでむやみに登場させるのは控えて欲しいですね。(山内は厄年トリオとして、いるかはキャラが立ってるので居ても問題ありませんが)

▼以下、ネタバレ感想
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女子大生桜川東子の推理 ベルサイユの秘密
No.5:
(5pt)

新・日本の七不思議の感想

シリーズ3作目なのですが、バーから飛び出してしまった為に松永さんの出番も減り、いつのまにか付き合ってる宮田と静香の歴史バトル自体がなくなってるのが残念でした。

他にも日本の七不思議の筈なのに前2作よりも個人的に馴染みが薄いネタであったため宮田の説自体に意外性や魅力を感じませんでした。次作はスリーバレーでの歴史バトルに戻ることを期待します。

▼以下、ネタバレ感想
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新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・日本の七不思議 についてのレビュー
No.4:
(5pt)

哲学探偵の感想

競馬・短歌・哲学の蘊蓄が山盛りですが、肝心の哲学が中途半端すぎて作品の面白さには繋がってなかった気がします。(なぜ競馬?)


▼以下、ネタバレ感想
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哲学探偵 (カッパ・ノベルス)
鯨統一郎哲学探偵 についてのレビュー
No.3:
(5pt)

江古田ワルツ - 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿の感想

作中では「ママ」になっていますが、伝説(?)のサイコセラピスト兼プロファイラーの彼女であることは間違いないと思います。(海江田さん等も出てきてるし)
なぜ名前を明かしていないのかは、さだかではありませんが、大人の事情(出版社が違う?)なのか遠大なパラレルワールドの伏線なのか・・・。

作品自体は過去のシリーズ物と同様な展開です(殺人のないユーモアミステリ)。ただ、本作は「ママ」の良さがいまいち出ていない気がするので次回作に期待するということで辛めの点数にしておきます。

▼以下、ネタバレ感想
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江古田ワルツ - 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿 (中公文庫)
No.2:
(5pt)

ハサミ男の感想

読書中は楽しめていたのですが、個人的に読後感が悪く腑に落ちない気分だったので辛めの5点にしておきました。

高評価だったので期待しすぎたようです、むしろ予備知識なく手に取った方は掘り出し物になるかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

トキオの感想

う~ん、俺の期待にはそぐわない内容でした、2年前に読んだのですが今ではその厚さの割にはほとんど覚えていません。まぁ、悪い印象も残っていないので可もなく不可もなくといったところでしょうか。(出だしは当時似たような状況だったので印象深く惹き込まれました、それだけにその後の展開が残念)

東野圭吾さんとは相性が悪いのかなぁ?「容疑者Xの献身」は映画で見たので読む気しないしなぁ・・・。

時生 (講談社文庫)
東野圭吾時生 トキオ についてのレビュー