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mkaw11 さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.87pt

レビュー数159

全159件 1~20 1/8ページ

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No.159: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

人形幻戯の感想

可もなく不可もなくといったところですね。
シリーズ物なので過去作を未読の方は本作に手を出すのは控えた方がいいです。

▼以下、ネタバレ感想
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人形幻戯 (講談社文庫)
西澤保彦人形幻戯 についてのレビュー
No.158: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

転・送・密・室の感想

短編集です。お馴染みのメンバーが活躍します。(過去シリーズを読んでない方は全て読んでから本作を読みましょう)
「念力密室」と違い、決まった超能力で統一されているわけではありません。(転送のみではないってことです)

新キャラも出てきます。

▼以下、ネタバレ感想
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転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
西澤保彦転・送・密・室 についてのレビュー
No.157: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

夢幻巡礼の感想

チョーモンインシリーズの4冊目ですが、中身自体は外伝の位置付けになると思います。
というのも、過去3作品での主人公格であった保科と神麻は、ほぼ出ない上にセリフもありません。能解さんは、かろうじてセリフもあるのですが脇役の域を出ません。

物語自体も今までのほんわかユニーク路線ではなく、どろどろダーク路線です(グロ有)。ただ、今後のシリーズの伏線になってる可能性が高そうなので、今後もシリーズを読んでいくつもりの人は必読の作品・・・かも?

西澤さんらしく作品の完成度自体は非常に高いので8点入れてもいいのですが、物語が完全に俺好みの真逆を行っているので(-2点)で6点です。

▼以下、ネタバレ感想
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夢幻巡礼 (講談社文庫)
西澤保彦夢幻巡礼 についてのレビュー
No.156:
(7pt)

方舟は冬の国への感想

「擬似家族」が謎と言えなくもないのですが、厳密にはミステリーではないと思います。
論理的西澤作品を求めている人にはお薦めできません。(違う意味での西澤作品ですけどね)

▼以下、ネタバレ感想
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方舟は冬の国へ (双葉文庫)
西澤保彦方舟は冬の国へ についてのレビュー
No.155:
(6pt)

謎亭論処の感想

可もなく不可もない、暇つぶしにちょうどいい短編集ですね。
シリーズ物らしいのですが、キャラに強烈な特徴があるわけでもないので、そういう意味でも一般向けだと思います。(やたら酒が絡みますが)

▼以下、ネタバレ感想
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謎亭論処―匠千暁の事件簿 (祥伝社文庫 に 5-3)
西澤保彦謎亭論処 についてのレビュー
No.154: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

念力密室!の感想

シリーズ3冊目にして1作目が収録されるという、不可思議な発行順になってしまってます。1作目が短編であったのに1冊の本として短編がまとまる間に書き下ろしで長編2作品を書いてしまった結果です。
とはいえ、どの本から読んでもそれほど違和感無く楽しめる内容になっているので、読む順番にはさほどこだわる必要はありません。
むしろ、この本から読むと「?」となる内容もあるので、発行順に読んだ俺自身はむしろ納得できました。

短編自体は、それぞれが独立完結しているので、前知識がなくてもスラスラ楽しめる内容になってます。
それと、密室を作る方法が超能力(サイコキネシス)を使ったインチキ設定(?)になっているので、その手の作品が嫌いな人には薦められません。(解決方法は論理的なんですけどね)

▼以下、ネタバレ感想
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念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
西澤保彦念力密室! についてのレビュー
No.153: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

あすなろの詩の感想

アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品の一つですね。
作中にもそれらしい箇所があるので間違いないと思います。

三つの章に分かれており、「解決の章」が文字通りの解決偏に該当することを踏まえると「読者への挑戦付ミステリ」の作品と言えるので、挑戦したい方は一読もアリかな?と

▼以下、ネタバレ感想
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あすなろの詩 (角川文庫)
鯨統一郎あすなろの詩 についてのレビュー
No.152:
(7pt)

実況中死の感想

長編でのシリーズ2作目で、主人公達3人の関係も、だいぶくだけてくると同時にシリーズキャラらしさも確立してきます。
まぁ、短編含めると数作目なので当たり前かもしれませんが・・・。
とりあえず、この3人の関係を受け入れられない方は今後の作品を読破するのはきついかもしれませんね。

さて、このシリーズのもう一つの目玉である、超能力が登場するミステリという特殊設定ですが、本作は厳密には超能力ではありません、ですが西澤さんらしいSFミステリにはなっているので、そちら目当てでシリーズを読んでいる方は満足できると思います。

▼以下、ネタバレ感想
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実況中死―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
西澤保彦実況中死 についてのレビュー
No.151:
(6pt)

自薦 THE どんでん返しの感想

書き下ろしではないので、既知の作家さんの作品は既読の可能性が高いです。(俺自身そうでした)

初読なら、それなりに楽しめるのでは?

自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)
綾辻行人自薦 THE どんでん返し についてのレビュー
No.150:
(5pt)

崇徳院を追いかけての感想

「邪馬台国はどこですか?」をはじめとするバーシリーズの宮田と静香が主人公の長編。(まぁ、パラレルワールドで「金閣寺に密室」にもちょい役で出てはいますが)
短編でのやり取りが面白いだけに、長編でどのような展開になるか楽しみにして読んだのですが、期待外れでした。

この二人は短編のバーシリーズが適当だと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)
鯨統一郎崇徳院を追いかけて についてのレビュー
No.149:
(5pt)

女子大生つぐみと古事記の謎の感想

う~ん、まぁ・・・発想は面白いんだけど、こじつけが過ぎるかなぁ・・・と。
「邪馬台国は・・・」くらいの説得力のある珍説がもう数個欲しかった、せっかくの長編なのですから。
肝心の物語自体も平凡を出ることもなかったので残念です。
女子大生つぐみと古事記の謎 (ハルキ文庫 く)
鯨統一郎女子大生つぐみと古事記の謎 についてのレビュー
No.148:
(8pt)

冷たい太陽の感想

誘拐モノのミステリの場合は「どのように?」がメインになるのですが、本作品は・・・。

鯨さんがトリックスターと称される所以の作品だと思います。
いや、やられました。

▼以下、ネタバレ感想
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冷たい太陽 (光文社文庫 く)
鯨統一郎冷たい太陽 についてのレビュー
No.147: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

タイムスリップ釈迦如来の感想

鯨ワールド(短編集含む)とタイムスリップシリーズの融合というか、こじつけというか、論理性はないのでファンタジーを楽しみたい人がかろうじて楽しめるかも?

元々タイムスリップシリーズはあまり好きではないのですが、短編のブッダの人物設定を基準に作られた本作は、ご都合主義も含めて面白くありませんでした。
タイムスリップ釈迦如来 (講談社文庫)
鯨統一郎タイムスリップ釈迦如来 についてのレビュー
No.146: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

完全無欠の名探偵の感想

新しい展開には違いないけど、賛否両論わかれる作品には違いない。

この手の作品はキャラ次第になるのかな~・・・


▼以下、ネタバレ感想
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完全無欠の名探偵 (講談社文庫)
西澤保彦完全無欠の名探偵 についてのレビュー
No.145: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮-の感想

宮沢賢治さんに限らず、ゴッホなど生前は貧困で悲惨な生活を送ったとされる人が多いのが芸術の世界と思っているのですが・・・偏見ですかね?確かに画家に関しては当時の流行及びアホな評論家に左右される世界なので報われない人が多い気もします。
ただ、小説自体はどの時代においても胸を撃つ作品というのは不可変な物のような気が個人的に思われます。
童話自体は幼児期も記憶に無く、現時点でも無関心なので多くは語れないのですが、小説とは違うのでしょうか?
純真な子供に刺さる作品は簡単なようでもあり、奥深い作品に仕上げるには難しいジャンルであると思います。
隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (光文社文庫)
鯨統一郎隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮- についてのレビュー
No.144: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

死者は黄泉が得るの感想

前提条件があるSF西澤ミステリです。
今回はユーモア要素を極力排除してあるので本格ミステリとして読めなくもないのですが、前提条件が都合良過ぎるビックリドッキリメカなので、それを素直に受け入れるかどうかで作品の賛否が変わってくると思います。
具体的には、死人が装置で復活し、都合の良い記憶を残して記憶喪失になるという前提です。

最終的にはこの設定が伏線回収を含めて物語の面白さを膨らませているのですが、受け入れられない気持ちもわかります。
ただ、俺自身はこの手の設定には好意的であり読破した後の整合性及び構成力の精緻さに感嘆したので作品自体の評価には高評価を与えざるを得ません。
ただ、舞台が日本でなく登場人物の名前もカタカナなのが個人的には読みにくかったので☆9以上の評価を与えるにはいたりませんでした。
死者は黄泉が得る (講談社文庫)
西澤保彦死者は黄泉が得る についてのレビュー
No.143:
(4pt)

小説家 森奈津子の華麗なる事件簿の感想

アブノーマルな作品を望む方は一読の価値がある・・・かもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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小説家 森奈津子の華麗なる事件簿 (実業之日本社文庫)
No.142:
(8pt)

Another エピソード Sの感想

前作「Another」の外伝的作品で、前作を読んでなくても楽しめなくもないですが、所々前作の設定を踏まえた上での表現などがあるので、やはり順番通りに読むことをお薦めします。

個人的にはこちらの作品の方が楽しめました。単純に外伝と位置付けるには抵抗があるくらい緻密に練られた作品で綾辻ファンは必読の一冊と言ってもいいと思います。
まぁ、基本的に学園物なのでおっさんが読むとまた違った読み方になってしまっているかもしれません^^;

▼以下、ネタバレ感想
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Another エピソードS (角川文庫)
綾辻行人Another エピソード S についてのレビュー
No.141:
(9pt)

タイムマシンのつくり方の感想

ミステリーではありません。
タイトルから推察するとタイムマシンを作る話かと思われますが、全然違いますw
まぁ、タイムマシンを含めた時空ネタの短編集というのが本作の正当な紹介だと思います。

ミステリーではないのですが、非常にロジカルな構成になっているので、物語ではなく本格を求める人には楽しめる作品になっていると思います。
もちろん、タイムトラベルものが好きな人にはお薦めします。
個人的には早逝が悔やまれる作家の一人です。

▼以下、ネタバレ感想
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タイムマシンのつくり方 (集英社文庫)
広瀬正タイムマシンのつくり方 についてのレビュー
No.140:
(7pt)

殺す(猟死の果て)の感想

登場人物の性格やグロ描写で、なんとも嫌な気分にさせられる作品なので、その手の作品が苦手の人にはお薦めしません。
設定が強引なのが逆にフィクション性を強めてくれているので、非現実として読めるのが救いと言えば救いでしょうか?

ただ、西澤さんらしく(若干強引ではあるものの)論理性は取れていると思うので甘めですが7点入れておきます。

▼以下、ネタバレ感想
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殺す (幻冬舎文庫)
西澤保彦殺す(猟死の果て) についてのレビュー