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mkaw11 さんのレビュー一覧

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レビュー数41

全41件 1~20 1/3ページ
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No.41:
(8pt)

冷たい太陽の感想

誘拐モノのミステリの場合は「どのように?」がメインになるのですが、本作品は・・・。

鯨さんがトリックスターと称される所以の作品だと思います。
いや、やられました。

▼以下、ネタバレ感想
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冷たい太陽 (光文社文庫 く)
鯨統一郎冷たい太陽 についてのレビュー
No.40:
(8pt)

Another エピソード Sの感想

前作「Another」の外伝的作品で、前作を読んでなくても楽しめなくもないですが、所々前作の設定を踏まえた上での表現などがあるので、やはり順番通りに読むことをお薦めします。

個人的にはこちらの作品の方が楽しめました。単純に外伝と位置付けるには抵抗があるくらい緻密に練られた作品で綾辻ファンは必読の一冊と言ってもいいと思います。
まぁ、基本的に学園物なのでおっさんが読むとまた違った読み方になってしまっているかもしれません^^;

▼以下、ネタバレ感想
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Another エピソードS (角川文庫)
綾辻行人Another エピソード S についてのレビュー
No.39:
(8pt)

聯愁殺の感想

海外の作家さんの作品をあまり読むことが無い俺にとっては新鮮な展開でした。
これ以上は書けない・・・。

▼以下、ネタバレ感想
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聯愁殺: 新装版 (中公文庫, に18-9)
西澤保彦聯愁殺 についてのレビュー
No.38:
(8pt)

アンデッドガール・マーダーファルス 2の感想

シリーズ物なので前作を読んだ方が楽しめますが、読んでなくても楽しめる内容にはなってます。
前作と違い怪奇要素は薄まっていますし、中編2編のうち後編の方はバトルがメインになっているので、ミステリを期待して読むと肩透かしをくらいます。
とはいえ、前編の方は新登場の人物に始まりワクワクする展開になっているので読み応え抜群です。

それにしても、他人が生みだしたキャラクターをここまで使いこなす青崎さんの作家としての能力の高さには感嘆をきんじえません。

▼以下、ネタバレ感想
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アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)
No.37:
(8pt)

ヴィーナスの心臓の感想

各作品が問題篇と解答篇に分かれているので、純粋に自分で謎解きを楽しみたい方には特にお薦めします。
各作品が本格風に仕上がっているので、東野圭吾さんの作品のように物語性や人物描写を重視するような方にはお薦めしません。



▼以下、ネタバレ感想
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ヴィーナスの心臓 (集英社文庫)
鮎川哲也ヴィーナスの心臓 についてのレビュー
No.36:
(8pt)

退職刑事の感想

安楽椅子探偵の究極の構成である対話形式のみの進行で語られる中で、惹き込まれる展開には個人的に大好物の部類に入る作品でした。本格好きにはこういう作品に好意を持つことが同様の作品の向上に繋がるのではないかと個人的には思います。
物語全体の面白さを追求するのも読書家としては当然であるかと思うのですが、ミステりーとしては謎とその解決に主眼を置くのが本質だと個人的には思うので、短編で中身の濃い本作は本来は9点を付けたいところですが、シリーズ物ということで次作以降により良作を期待する意味も含めて8点に抑えておきました。

本作を手にしたきっかけは西澤保彦さんの「パズラー」という短編集の中にある「贋作・退職刑事」だったのですが、良い意味で横の繋がりがより良い作品への周知に貢献してるということに読書家側から感謝します。

▼以下、ネタバレ感想
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退職刑事 (1) (創元推理文庫)
都筑道夫退職刑事 についてのレビュー
No.35:
(8pt)

パズラー 謎と論理のエンターテイメントの感想

短編集限定の評価としてなら9点付けるほど好みの作品でした。
短編なので物語の深みという点では長編に劣るものの、ミステリーの醍醐味を味わい楽しませてくれる点では勝るとも劣っていないと思います。
全6編ですが、作品の雰囲気がこれまで読んだ西澤作品らしいと感じたのは最後の「アリバイ・ジ・アンビバレンス」のみで、その他の作品は透明感のある万人向けの雰囲気で読めるので過去に西澤作品に抵抗を感じた方にも違和感なく読み進めると思います。


▼以下、ネタバレ感想
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パズラー (創元推理文庫 M に)
No.34:
(8pt)

時間の檻の感想

鮎川さんの本は2冊目ですが、本格好きな俺としては非常に楽しめる短編集でした。
俺個人だけかもしれませんが、ストーリー重視の本を読みたいならミステリーを選びませんし、パズルが好きな性分なので真相の論理的な解決に感嘆する作品に巡り合えると幸福感に包まれます・・・ちと、大げさですね;

作品自体が古いので、トリック自体が現在では理解しにくいものがあるので特に若い人にはお薦めしにくいです。そういう時代もあったと切り替えれる読み方が必要な本ではあります。

▼以下、ネタバレ感想
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時間の檻 (光文社文庫)
鮎川哲也時間の檻 についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

0の殺人の感想

冒頭に『作者からの注意(我孫子さんからの挑戦』があり、読書意欲&解決意欲が満たされます。が、残念ながら俺自身は100人に1人の方でした。

前作同様に読み易いのでライトな印象を持ちがちですが、謎自体は本格物と言っていいと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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0の殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸0の殺人 についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

8の殺人の感想

他の方の評価を見ると辛口なものが多いですが、個人的には読み易い文章とライトなユーモアミステリーが好きな性分なので楽しく読めました。
トリックにしても古典(特に海外物)をほとんど読んでいないこともあり新鮮に感じましたし、犯人も含めて見破ることはできませんでした。キャラや展開も気に入ったので続編の「Oの殺人」「メビウスの殺人」へと引きずられるように読み進めていった覚えがあります。

まぁ、読書量の多い方の辛口批評を否定するつもりもありませんし、うなづける部分も多分にあります。
あくまで、個人の好みの問題の点数ってことで。

▼以下、ネタバレ感想
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8の殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸8の殺人 についてのレビュー
No.31:
(8pt)

鬼のすべての感想

純粋なミステリーとしても楽しめますし、最後の数頁の鯨さんらしい「鬼の新解釈」は興味深く読めました。

ミステリー要素が盛りだくさんで、人によっては「○○さんのパクリじゃん」のような感想も持つかと思いますが、大抵のミステリーはそんなもんです。その中でも本作のような理路整然とした展開は個人的に好感が持てて楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想
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鬼のすべて (光文社文庫)
鯨統一郎鬼のすべて についてのレビュー
No.30: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

体育館の殺人の感想

「読者への挑戦」的な構成の小説です。
ミステリー好きにはお馴染みでありながら最近はあまりお目にかける機会が無いタイプでもありますが、俺自身大好物でした。

俺自身は単行本の方を読んだのですが、文庫本の方は若干改訂箇所があるそうなので機会があればそちらも購入して再読してみたいですね(ブックオフへ・・・)

▼以下、ネタバレ感想
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体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.29:
(8pt)

蒼い月 なみだ事件簿にさようなら!の感想

シリーズ4作目にして初の長編作品であり、完結編なので集大成の作品でもあります。
鯨さんの作風が好きで、尚且つ本シリーズのファンである方なら満足できると思います。
俺自身が↑に該当してるので高めの点数にしてありますが、該当しない人は3ポイント以上減点した評価で、読むか読まないかは自己責任で判断してください。
ちなみに、ミステリー部分に期待する人は☆1評価のつもりで読めば多少は楽しめると思います。

エログロ含む猟奇殺人の話なのですが、鯨さんの作風でかなりやわらげられているので、抵抗のある方にも問題ないと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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蒼い月  なみだ事件簿にさようなら! (ノン・ノベル)
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

ゆるやかな坂道を登り続けながら「頂上は遠いな」と思いつつ中盤まで読み進めると、突然迷路に迷い込み迷路を無事に通り抜けたら頂上についていた・・・といった感じの良作です。

パニック小説的なところもあるので映画化すると面白いかも?(アクロイド博士は柄本明さんで)

▼以下、ネタバレ感想
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人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.27: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

百年法の感想

SF設定を取り入れた歴史IF小説ですね、パラレルワールドという見方もできなくもないですが時代のリンクを考えると現代の日本とは違いが大きすぎるので受け入れにくいですね。また、ミステリー小説ではありません。

設定は特殊ですが、世界観及び説得力が現実的に表現されているので、単純なフィクションとは違いちょっと想像力を働かせると身の毛のよだつ怖さも感じます。登場人物達も世界観の中で論理的に思考してるのが伝わるので違和感なく受け入れられ物語に没頭できました。この辺の筆力は見事です。

ただ、惜しむらくは裏設定が個人的に希薄に感じたのが残念です(詳しくはネタバレで)

▼以下、ネタバレ感想
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百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
No.26: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

スロウハイツの神様の感想

ミステリーではなく、青春群像小説ですね。少なくともそう思って読んだ方が楽しめると思います。

作中で「読んでもいないのに悪口を言うな」というのがありますが、この作品も当然該当作に当たります。途中で投げ出すような作品だからつまらない・・・というのはアンフェアで、批判するなら最後まで読んだ上で作品の事を理解してからすべきだと俺も思います。

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スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
辻村深月スロウハイツの神様 についてのレビュー
No.25:
(8pt)

今宵、バーで謎解きをの感想

シリーズ3作目で、良い意味でのマンネリ感があり安心して気軽に読めます。
「アリバイ崩しの東子」と異名をとる桜川東子さんがアリバイトリック以外でも推理できるんだぞ、とでも言ってるような活躍を今作では魅せてもらえます。

昔話・こじつけ元の作品への興味(今作はギリシャ神話)・純粋なミステリーの出来、などなどどこをメインで楽しむかで評価は変わると思いますが、今作ではマスターのボケと工藤の心のツッコミ(地の文)が俺のツボにハマり十分に笑わせてもらえたので高評価に繋がりました。
昔話のネタに関しては30代以下の世代には伝わらない感がありますが、昭和の子供の関心事を知る機会に出合えた・・・くらいの心持で読めればそれはそれで楽しめると思います。
今宵、バーで謎解きを (光文社文庫)
鯨統一郎今宵、バーで謎解きを についてのレビュー
No.24: 9人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

カエルの楽園の感想

ミステリーではありません。現状の日本及びその周辺の情勢を社会風刺したファンタジー小説ですね。
童話を意識した読みやすい書き方になっているので、小学生の高学年にも理解しやすい内容になっており、学生を中心とした若い日本人にお薦めしたい本です。

▼以下、ネタバレ感想
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カエルの楽園
百田尚樹カエルの楽園 についてのレビュー
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

亜愛一郎の逃亡の感想

個人的にはシリーズもののベスト3に入る作品でしたが、完結してしまった・・・もう、新作は読めないのが非常に残念です。

▼以下、ネタバレ感想
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亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
泡坂妻夫亜愛一郎の逃亡 についてのレビュー
No.22: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

推定無罪の感想

面白かったんですが、疲れました。

法廷がメインですが、ミステリーとしても秀作です。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 推定無罪 (上) (文春文庫)
スコット・トゥロー推定無罪 についてのレビュー


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