蒼い月 なみだ事件簿にさようなら!
- サイコセラピスト探偵波田煌子シリーズ (4)
- 心理学 (21)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
蒼い月 なみだ事件簿にさようなら!の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ4作目にして初の長編作品であり、完結編なので集大成の作品でもあります。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鯨氏のなみだシリーズの最終作。 このシリーズを読むのは本作が初めてであるが、タイトルのイメージからユーモア系ハートウォーミングミステリー系だと思ったら思いっきり猟奇殺人ネタである。 はっきり言ってこの事件の真の黒幕、事件の全体像、そしてヒロインの過去の事件の真相に至るまで、前半である人物が登場し、ある技能の説明があった段階で全て分かってしまうのである。おそらく大半の読者がこうだろうな・・って通りの落ちである・・・。 これを読んで最後の黒幕や真相が想像だにできなかった衝撃のどんでん返しだ!と思える人は相当ある意味羨ましい人であると言える。 当初の犯人をあぶり出すためのミッシングリンクネタも宮部みゆきの火車とか過去にいくつも例のあるパターンである。 と、ネタ的には手垢が付きまくっているが、まあ鯨氏の作品なのでこれも御愛嬌と言ったところである。 落ちがバレバレなのに最後まで何となく読ませてしまうのはこれぞ鯨マジックと言える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先を急いで読ませるようなワクワクするものではないが、しっかりとした登場人物のキャラ設定、波田煌子の名推理?、ほどよく読ませる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
切れ者の主人公がボケをかまし、常識を振りかざす相棒がツッコミを入れ、 切り返されて予想外の結果で読者をうならせようとする、 鯨文学の典型的作品ですが、 主人公、波田煌子(なみだきらこ)さんは 童顔で高校生のように垢抜けてなくて、 それがゆえに”萌え”の対象になる感じがあって、 グラマラスな脇役といい対比になっているのがこのシリーズの特徴です。 表紙の絵が見事にその雰囲気を描き出しています。 この、主人公の描写の踏み込みが 他のシリーズと一味違った点といえるでしょう。 4作目が完結編。唯一の長編です。 エログロの猟奇殺人も、伏線がすっきり結末と結びつかないのも、 鯨作品の真骨頂です。 煌子さんの頭の回転の速さや大学に行かなかった経緯など、 もうちょっと書き込んで欲しかったですね。 お茶の蘊蓄は適量に戻って一安心でしたが、 『鬼のすべて』のメンバーが出てきていて、 さらにその登場に殆んど意味がないのは残念でがっかりでした。 単なる商品紹介なのでしょうか? それはさておき、筆の運びに引き込まれるのは相変わらずで 一気に読めてしまいました。ファンは読んで損はありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
波田煌子シリーズも、どうやらこの作品で完結のようですね。 今回は長編でしたが、一気に読了しました。 短編ではちょっと急だった謎解き部分が、次々と新たな謎、波田煌子の生い立ちなどが 展開していくにつれ、どんな終わり方になるのかと、やきもきさせられましたが、 個人的には納得のラストでした。 鯨統一郎ファンには、過去作品に登場した人物がいろいろ絡んでくる部分が、 ニヤリとさせられましたが、少々強引なところもアリ・・・ どちらにしろ、波田煌子シリーズを読んだ方、鯨統一郎ファンにはオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語前半で犯人がわかってしまうあたりがガッカリでした。サスペンスドラマによくある犯人設定だったような気が… とはいえシリーズ最終作とのことで非常に残念です。是非「なみだ事件簿リターンズ」を期待します。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|