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mkaw11 さんのレビュー一覧
mkaw11さんのページへレビュー数159件
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腕貫探偵シリーズの長編ってことで、腕貫探偵の活躍及び私生活を期待してたのですが、立ち位置自体が短編と同様の扱いだったのが残念ですね。っつうか、短編向きの探偵なので本作も含めて長編に起用するのは避けた方がいいように思いました。
本作の探偵役は大富豪探偵で良かったし、ユリエを出す必然性も感じられませんでしたね。 ストーリー自体は起承転結がしっかりしてるので良作といえなくもないのですが、むしろ腕貫探偵自体が足を引っ張ってる感が否めないので点数は抑え気味にしました。 シリーズを始めて読む人にも違和感でしかないでしょう。 |
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「亜愛一郎」シリーズの外伝の位置付けですかね、時代は江戸終期です。
だからってわけではないのですが、現代とは違いが多すぎて当時では当たり前の事にも頭を悩ませる構成になってます。つまり、読みにくい・・・。 単純に「亜」シリーズを期待して読むとしっぺ返しをくらうと思います。まぁ、論理的に解決してなくもないのですが、そもそもの謎自体が認識不明瞭な点がありまして・・・。 故人である泡坂さんには申し訳ないのですが、この作品を出す余力があったのなら「亜」シリーズの4作目をファンとして望んでやまないというのが正直な感想です。 というか、4作目が読みたかったです(涙) |
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他の方の評価を見ると辛口なものが多いですが、個人的には読み易い文章とライトなユーモアミステリーが好きな性分なので楽しく読めました。
トリックにしても古典(特に海外物)をほとんど読んでいないこともあり新鮮に感じましたし、犯人も含めて見破ることはできませんでした。キャラや展開も気に入ったので続編の「Oの殺人」「メビウスの殺人」へと引きずられるように読み進めていった覚えがあります。 まぁ、読書量の多い方の辛口批評を否定するつもりもありませんし、うなづける部分も多分にあります。 あくまで、個人の好みの問題の点数ってことで。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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今回のテーマは「宝塚」ですが、前作の「歌舞伎」同様に俺には馴染みの薄いものであったので事件との関連に意外性が感じられず「へ~、そうなのか」程度に終わってしまったのが残念でした。
知名度の高くないテーマを選ぶならメルヘン絡みのマザーグースや遠野物語、もしくは日本で紹介されていない世界の童話などを取り上げた方が桜川東子のキャラが活きる気がします。 今回登場の脇役二人は鯨ファンの中でも影の薄いキャラだった上に必然性が全くなかったのでむしろ邪魔でしたね・・・。 俺個人の意見では東子、工藤、マスターの三人がいれば成り立つシリーズだと思うので、その他のキャラを増やす必要もなく、むしろテンポが悪くなるのでむやみに登場させるのは控えて欲しいですね。(山内は厄年トリオとして、いるかはキャラが立ってるので居ても問題ありませんが) ▼以下、ネタバレ感想 |
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シリーズ4作目にして初の長編作品であり、完結編なので集大成の作品でもあります。
鯨さんの作風が好きで、尚且つ本シリーズのファンである方なら満足できると思います。 俺自身が↑に該当してるので高めの点数にしてありますが、該当しない人は3ポイント以上減点した評価で、読むか読まないかは自己責任で判断してください。 ちなみに、ミステリー部分に期待する人は☆1評価のつもりで読めば多少は楽しめると思います。 エログロ含む猟奇殺人の話なのですが、鯨さんの作風でかなりやわらげられているので、抵抗のある方にも問題ないと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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表題作の「黒い鶴」は好みの作品で面白かったのですが、他の作品がミステリー色が薄く感じたのが残念でした。
ただ、ミステリーとして読まなければ、それぞれの作品には独特の良さがあるので読んで無駄に感じることはないと思います。 猫カフェの話が個人的なベストですね、猫好きなので。 本作家さんの他の作品を先に読んでいれば楽しみ方が多少は変わったのかもしれません。(変わらないかもしれません) |
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SF設定を取り入れた歴史IF小説ですね、パラレルワールドという見方もできなくもないですが時代のリンクを考えると現代の日本とは違いが大きすぎるので受け入れにくいですね。また、ミステリー小説ではありません。
設定は特殊ですが、世界観及び説得力が現実的に表現されているので、単純なフィクションとは違いちょっと想像力を働かせると身の毛のよだつ怖さも感じます。登場人物達も世界観の中で論理的に思考してるのが伝わるので違和感なく受け入れられ物語に没頭できました。この辺の筆力は見事です。 ただ、惜しむらくは裏設定が個人的に希薄に感じたのが残念です(詳しくはネタバレで) ▼以下、ネタバレ感想 |
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シリーズ3作目で、良い意味でのマンネリ感があり安心して気軽に読めます。
「アリバイ崩しの東子」と異名をとる桜川東子さんがアリバイトリック以外でも推理できるんだぞ、とでも言ってるような活躍を今作では魅せてもらえます。 昔話・こじつけ元の作品への興味(今作はギリシャ神話)・純粋なミステリーの出来、などなどどこをメインで楽しむかで評価は変わると思いますが、今作ではマスターのボケと工藤の心のツッコミ(地の文)が俺のツボにハマり十分に笑わせてもらえたので高評価に繋がりました。 昔話のネタに関しては30代以下の世代には伝わらない感がありますが、昭和の子供の関心事を知る機会に出合えた・・・くらいの心持で読めればそれはそれで楽しめると思います。 |
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