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マビノギオン さんのレビュー一覧

マビノギオンさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.60pt

レビュー数107

全107件 1~20 1/6ページ

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No.107: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

とりあえず読んでみて嫌ならやめればいい。

かなり賛否両論分かれているようですが、基本的には平均点以上と見受けました。
それはすごくよくわかる。
途中で一気冷めるのかもしれないし、
さらに物語に引き込まれるかもしれない。
個人的には設定も謎も筆力も申し分ない非常に面白い作品なので、是非最後まで読んでいただきたい。
ページ数もそこまで多くないのでその点も中だるみがなくていい。
最後の150ページは読む手が止まらなかった。


▼以下、ネタバレ感想
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屍人荘の殺人
今村昌弘屍人荘の殺人 についてのレビュー
No.106: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

マリアビートルの感想

伊坂幸太郎お得意の群像劇。
ころりやシリーズの第二作目だが、グラスホッパーを読んだのは随分前なのでほとんど忘れてしまっている。
ただ、聞き覚えのある名前はちらほら出てきた。
映画も観たが、確か蜂は山田涼介だったか?
本作は前作とは違い、明らかに会話が面白い。
読んでいるだけでいちいちツボを刺激してくる。
これは陽気なギャングシリーズにも見えたものと同じである。
ページ数が多いので読み切るには時間がかかったが、面白かった。
謎、登場人物の魅力、飽きさせない筆力。
ただ、木村がクソ人間すぎた。笑

▼以下、ネタバレ感想
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マリアビートル (角川文庫)
伊坂幸太郎マリアビートル についてのレビュー
No.105: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

魅力的な謎がない。
続きが気になって仕方がない感もない。
物語に引き込ませる何かと、作者が読者に何を伝えたいのかがいまいち分からない。
ただ、ストーリーはまずまずだし、
登場人物も結構魅力的な人物が多い。
最後のどんでん返しなんかは気持ちが良かった。
いろんなミステリーを読んできた人にはもう少し刺さらないかもしれない。
作品の総評としてはなかなかいい。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.104: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

第三の時効の感想

今まで読んだ中で最高の短編集。
どの作品もエッジが効いていて、読んでいて気持ちがいい。
飽きない文章、魅力的なキャラクター、謎、そしてどんでん返し。
長編ではないが、登場人物が固定なのがいい。
すごく読みやすい。
第三の時効 (集英社文庫)
横山秀夫第三の時効 についてのレビュー
No.103: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

食わず嫌い禁止のファンタジーミステリー

私が苦手とする小説は、最初から登場人物が多い小説、
海外モノならアメリカ英語っぽくない登場人物の名前のモノ、
時代設定が古いもの、序盤から自分の知識以外で覚えなくてはいけないことが多いモノ。
この全てから始まる小説でした。
なので、読み始めは苦痛でしか無かった、、、
なんとか序盤を読み進めていくと、提供される素晴らしい謎。
読みにくいと思わせる序盤から、どんどん本から
手を離させなくする筆力。
どのようにして解明していくのかワクワクさせる運び。
ハラハラドキドキさせる戦闘。
これは絶対に食わず嫌いしてはいけない。
苦手な感じだと思って途中でやめてはいけない。
この謎は素晴らしく、最後まで手に汗握る展開を提供してくれるのだから。
ミステリー好きは食わず嫌いせずに読みましょう。

▼以下、ネタバレ感想
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折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信折れた竜骨 についてのレビュー
No.102: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

シリーズ順に読むべし

小説において嫌いなことはネタバレ。
ネタバレなど、小説、映画などにおいてあってはならない。
ただ、この小説を読むにあたって一つだけ確かなこと。
占星術殺人事件、斜め屋敷の犯罪、御手洗潔の挨拶は先に読んでほしい。
意外と飛ばされがちだが御手洗潔の挨拶は先に読まなくてはいけない。
御手洗の魅力が詰まった作品だから。

さて、本作の感想に戻しましょう。
序盤は何とも言えないグダグダ感がある。
それはもう本を置こうと感じるレベルで。いや、レヴェルか。笑 読めばわかる。
我慢してほしい。適当に序盤を読み飛ばさないでほしい。
この序盤こそ後で何度も読み返すことになるのだから。
島田荘司恐るべし。御手洗潔は超魅力的な人物。
シリーズがかなり続いているが、根気よく続けて読もうと思う。

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異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.101: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

永遠の0の感想

歴史小説の枠になるのかな?
初めてこのタイプの小説を読みました。
評価は6点ですが、決して面白くないわけではないです。
戦闘のシーンは手に汗握りました。
ただ、本筋にあまり関係のない人物名がやたらたくさん出てきて
それが結構大変でした。
そこは、「〇〇作戦を指揮した長官」とかでよかったのかな、と。
フルネームで名前が出てくるとなんとなくストーリーに関わってくると感じ、覚えないといかない感じがしてしまいます。

まずまずのボリュームですが、物語を飽きさせない筆力は十分です。
この小説はミステリーではないですが、「謎」は確かに存在していて、徐々に明らかになってくるのですが、どうしても小説に魅力的な謎を求めてしまう私。この小説の「謎」はそこまで魅力的ではなかったのかなとお思います。
ただ、小説自体の完成度は高く、とても処女作とも感じられない構成は見事だと思います。
永遠の0 (講談社文庫)
百田尚樹永遠の0 についてのレビュー
No.100: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オリンピックの身代金の感想

奥田英朗お得意の群像劇。
上下巻のボリュームながらも中だるみは一切ない。
冒頭から全てのチャプターに意味がある。
話の構成は上手いですね。
エンタメ小説としてはかなり面白い部類に入るが、
ページをめくる手が止まらないとまではいかない印象。
基本的に登場人物は皆魅力的なのでそこも私好みであった。

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オリンピックの身代金
奥田英朗オリンピックの身代金 についてのレビュー
No.99: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夜のピクニックの感想

ミステリーではないが、エンタメ小説としてはいい作品。
続きがものすごく気になるような話ではないが、読者飽きさせない構成と内容。
知らないうちにページをめくっている筆力。
ただ、登場人物への感情移入がそこまで深くはできない感がある。
会話は面白いのだが、ところどころでだれが話しているのかわからない場面がある。
クライマックスで泣かせるようなところがあるともっと評価が上がるような気がする。
青春小説は初めて読んだので入門にはもってこいの作品であることは間違いない。

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夜のピクニック (新潮文庫)
恩田陸夜のピクニック についてのレビュー
No.98: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ロールプレイングはあり

序盤、特に話の始まりが読みにくすぎる。
宮部みゆきが悪いわけではないと思うが、
読み手を引き込むまでにページがありすぎる。
私は何度も飽きて最初から読み始めた。
このページ数の中長編として引き込むまでに60ページはかかりすぎ。
とにかく最初が面白くない。
伏線と行ってしまえばそこまでだが。
そこを乗り越えれば何とか続きが気になりだします。
オチは賛否あるようですが、私は良かったと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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R.P.G. (集英社文庫)
宮部みゆきR.P.G. についてのレビュー
No.97: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鉄の骨の感想

よみやすい!軽い!
意外と内容は重い?
作者の知識量と参考にした文献などを考えると素晴らしい作品である。
とっつきにくい内容と話の流れではあるにもかかわらず読み手を飽きさせない実力にも脱帽。
ただ、読了感と随所に光るものはあまりない。
確かに登場人物は魅力で、没入感はあるもののそこがピカイチというわけではない。
ただ最後まで飽きさせない作品ではある。
この作品が面白いと思った方々、伊坂幸太郎氏の陽気なギャングシリーズを読んでほしい。
きっと飛びます。
鉄の骨 (講談社文庫)
池井戸潤鉄の骨 についてのレビュー
No.96: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

秘密の感想

基本ミステリーが好きなので本作のようなドラマ感覚な作品はなかなか自分には評価が難しい。
しかし、読み手を飽きさせない文章は東野氏の筆力。
先が気になる!ページを丸く手が止まらない!
といった作品ではないが、知らないうちに100ページは進んでいる。
そんな作品であった。
読書をあまりしない人にこそお勧めしたい読みやすさと分かりやすさ。
何より登場人物の少なさと個々の魅力。
それが詰まった作品。
作品名も読み手に半分委ねる形なところも秀逸。
ただ個人的には物語がトントンと進みすぎている感じがし、
もっといろんな展開や先が読めない感じが欲しかったところ。
ただこの作品を読む大多数の方は、小説ってこれでいい。
と思わせるような作品であった。

飽きさせないし、途中でイヤになる寸前で物語に読み手を戻す作りはすごいと思った。
その一方物語の強弱には欠ける印象。
高い品質ではあるが、ずっと75%位を保ち続けている。
もっと100%のところが随所に欲しい印象と、グイグイ惹きつける所が欲しい感がが否めないので個人的には8点とさせていただきます。


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秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー
No.95: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

告白の感想

映画化もされていてかなり有名な作品。
映画は未視聴。
内容が重そうなのと、湊かなえを少し敬遠していたが、読んでよかった。
短編のように視点が変わっていき、非常に読みやすい。
もう何作か読んでみようと思う。

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告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊かなえ告白 についてのレビュー
No.94: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

64(ロクヨン)の感想

低評価のレビューがいいねされてるのが目立ちます。
なぜ?
全然低評価じゃないです!
警察小説をほぼほぼ読んだことありませんが、本作を読むために
D県警シリーズを全部読みました。
後悔はしてません。
上下巻あって面白くない作品はたくさんありますが、この作品は面白いです。
正直言ってシリーズ関係ないのでこれから読んで大丈夫です。
ただ、ところどころ誰が喋ってるのかわからないのは否めない。
ノンストップになるまで下巻の途中まで読まないといけない。
この辺が10点ではない理由でしょうか。
64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
横山秀夫64(ロクヨン) についてのレビュー
No.93:
(7pt)

犯人に告ぐの感想

エンタメ小説としては面白い。素直に面白い。
ミステリ小説としては、、、、

▼以下、ネタバレ感想
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犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
雫井脩介犯人に告ぐ についてのレビュー

No.92:

噂 (新潮文庫)

荻原浩

No.92: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

噂の感想

読みやすい。
続きが気になるミステリーであることは確か。
賛否両論はあるだろう作品。
全体的に読みやすいし、ストレスはほとんどなく物語が進んでいき、どんどん引き込まれるのも確か。
しかし、少し薄い気がする。。。
特に主人公の小暮とコンビの名島、女社長の杖村以外の登場人物が薄っぺらすぎる。魅力を感じない。。。
面白い作品であることは間違い無いのだが登場人物が割といる割には個々に魅力が少なすぎる。


▼以下、ネタバレ感想
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噂 (新潮文庫)
荻原浩 についてのレビュー
No.91: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

びっくり館の殺人の感想

みなさんレビューしている通り。
館シリーズのファンならば読まなくてもいい作品。
ただ、読みやすいのでそこはいい。
ただそれだけです。
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人びっくり館の殺人 についてのレビュー
No.90: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

圧巻のリーダビリティ

井上夢人氏、やはり圧巻のリーダビリティ。
井上氏の読みやすさはわかっていたが躊躇うほどの分厚さw
読み始めて杞憂に終わった。
この作家の本はやはり文章がスルスルと頭に入ってくる。
さすがの一言。飽きるところや間伸びが一切なく、
それでいて物語も秀逸。
おすすめできる一冊です。
ラバー・ソウル
井上夢人ラバー・ソウル についてのレビュー
No.89: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

一作目が好きならオススメ

読みやすい。
ただ先が気になりすぎてどうかなってしまうほどではない。
時間の合間に読むにはちょうどいい短編で、
一話一話しっかりしているのでその辺は○。
とにかく風間が魅力的すぎる。
警察学校ネタだが、ここまで問題な生徒が多いと警察が心配になるレベル(笑)
まあその余は小説なので。
教場 2 (小学館文庫)
長岡弘樹教場2 についてのレビュー
No.88:
(9pt)

誘拐の感想

誘拐モノの中でもかなり綺麗な作品。
テンポよく読みやすいし、ここまでの犯罪小説もなかなか無い。
個人的には岡島二人の99%の誘拐の方が好みではあるけど、主人公にも警察にも魅力がありオチも綺麗。
ただ、総理大臣が微妙すぎる。
誘拐(新装改版) (双葉文庫)
五十嵐貴久誘拐 についてのレビュー