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マビノギオン さんのレビュー一覧
マビノギオンさんのページへレビュー数20件
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小説において嫌いなことはネタバレ。
ネタバレなど、小説、映画などにおいてあってはならない。 ただ、この小説を読むにあたって一つだけ確かなこと。 占星術殺人事件、斜め屋敷の犯罪、御手洗潔の挨拶は先に読んでほしい。 意外と飛ばされがちだが御手洗潔の挨拶は先に読まなくてはいけない。 御手洗の魅力が詰まった作品だから。 さて、本作の感想に戻しましょう。 序盤は何とも言えないグダグダ感がある。 それはもう本を置こうと感じるレベルで。いや、レヴェルか。笑 読めばわかる。 我慢してほしい。適当に序盤を読み飛ばさないでほしい。 この序盤こそ後で何度も読み返すことになるのだから。 島田荘司恐るべし。御手洗潔は超魅力的な人物。 シリーズがかなり続いているが、根気よく続けて読もうと思う。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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低評価のレビューがいいねされてるのが目立ちます。
なぜ? 全然低評価じゃないです! 警察小説をほぼほぼ読んだことありませんが、本作を読むために D県警シリーズを全部読みました。 後悔はしてません。 上下巻あって面白くない作品はたくさんありますが、この作品は面白いです。 正直言ってシリーズ関係ないのでこれから読んで大丈夫です。 ただ、ところどころ誰が喋ってるのかわからないのは否めない。 ノンストップになるまで下巻の途中まで読まないといけない。 この辺が10点ではない理由でしょうか。 |
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井上夢人氏、やはり圧巻のリーダビリティ。
井上氏の読みやすさはわかっていたが躊躇うほどの分厚さw 読み始めて杞憂に終わった。 この作家の本はやはり文章がスルスルと頭に入ってくる。 さすがの一言。飽きるところや間伸びが一切なく、 それでいて物語も秀逸。 おすすめできる一冊です。 |
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誘拐モノの中でもかなり綺麗な作品。
テンポよく読みやすいし、ここまでの犯罪小説もなかなか無い。 個人的には岡島二人の99%の誘拐の方が好みではあるけど、主人公にも警察にも魅力がありオチも綺麗。 ただ、総理大臣が微妙すぎる。 |
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最後はちょっといただけない感もありましたが、
相変わらずのテンポ。 ギャングの会話を聞いているだけで笑えるので面白い作品。 ただ伊坂作品よろしくもう少し伏線回収が欲しいところは否めない。 まあ、面白いんだけどね。 |
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初めはどんな風にミステリーになっていくのか
そんな心配しながらも読み進めたが 読みやすくテンポもいいため特に気にせずに読み続けられる。 そして次がどうしても気になってしまう展開も◎ ただ登場人物は多く、メインどころはいいが 脇役の刑事が多すぎる印象。 別に覚えなくても差し支えないが、不必要に多すぎた感じがしたのと苗字が特殊すぎてやや難読で少し苛立ちが残った。 しかし終盤は圧巻のスピード感。 締まりもよく落ちも最高。 |
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大好きな貴志祐介の作品。
ドラマを昔見ていましたが、トリックなどは完全に忘れていたので読んでいて思い出すこともありませんでした(笑) ドラマとは違った雰囲気で物語は進み、主人公の榎本もワトスン役の純子も私的にはドラマよりもいいキャラをしていると思いました。 読んでいる途中は1部くらいのところで終わり、半分くらいからは別の話が入っているかと思いきや、まさかの第2部!第2部に入ってからは本を置く時間がなかったように思います。 さすが貴志祐介。 夜から読み始めなくて良かった。 |
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井上夢人を読むのは初でした。
前に岡嶋二人のクラインの壺を読みましたが、 圧巻のリーダビリティは健在。 とにかく読みやすく、途中で投げ出したくなることがありませんでした。 かなりのボリュームの本書ですが、主人公は魅力的な人物だし、だんだん明かされていく謎にも「声」の存在も魅力的な部分がたくさん詰まった作品でした。 |
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本書を読む為に一作目、二作目を読みました。
期待して挑んだ本書。 確かにどんでん返しで予想もできなかったトリック。 今までのガリレオシリーズは超常現象などを題材に それを科学で証明していくというスタイルでしたが 本作はガリレオこと湯川が探偵役に徹している。 私はライアーゲームや、クロサギのような主人公天才モノが 大好きなのですが、本作もそのような作品として楽しく読めました。 テンポも良く読みやすいですが会話の面白さなどは あまりない為9点とします。 確かにすごく面白い推理小説ではありますが、その域に留まり ややエンターテイメント性にかける気がします。 ストーリーにグイグイ引き込んでくるようなインパクトのある なにかががもう少し欲しかったところです。 |
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当サイトのトップ20をまず読破しようと思いました。
そこのほとんどを読み、今回読んだのが本作。 始めは読み進めるのが辛くなるような内容かと思いました。 少年法により守られる加害者、それにより何も知ることのできない被害者遺族。 そんな気持ちで読み進めました。 これから本書を読もうと考えている方々、その考えは杞憂に終わります。 確かに色々考えさせられる作品ではあるし、今後自分の身に降りかかるかもしれないような内容ではあります。しかし本書を読むことで必ず考え直すことが出てくると思います。 作品の内容に触れないようにすると、本書は散らばっていたものが最後に繋がる。的なストーリーです。あくまでもフィクションですのでその辺りは察してください。 著者薬丸岳は、貫井徳郎の感銘を受けたのかな?と思う場面が随所に出て来ます。読めばわかります。まだ貫井徳郎処女作「慟哭」を読んだことのない私はそう感じました。 解説を書いているのが「13階段」を書いた高野秀明であることも納得です。 是非一読あれ。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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初横山秀夫に本書を選びました。
処女作なのでどうかな?とは思いましたが評価が高かったので期待して読み始めました。 今まで探偵ものはよく読んでいましたが警察物を読むのは初めてだったと思います(警察学校を除いて) 警察物も面白いですね!いや、本社が面白いのかな? 本書には核となるメインストーリーから、それに付随したたくさんのサブストーリーがあり、そのどれもが最終的にメインストーリーと呼べるようなクオリティに収まっているのに驚きました。 悪ガキ3人組の会話も面白いし、警察内部のやりとりも面白い。 伏線の張り方は少し読めてしまうところもありましたがそれも逆に良かったのかとも思えます。 オチも見事に予想外で良かったです。 登場人物の名前が難読なのでそこは少し読みにくかったかなと、、、私の知識が足りないだけかもしれませんが(笑) ▼以下、ネタバレ感想 |
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上下巻でボリュームがあるが、まず設定が面白い。
そしてその設定を殺すことのないストーリー、登場人物の魅力がある。 登場人物はかなり多いが、一人一人魅力があり誰だかわからなくなることがないのは素晴らしい。登場人物が多い作品はどんな人物だったかわからなくなってしまいがちで、どれだけ一人一人を印象付けるところもポイントになる。この作品はそれが出来ている。 ラストのシーンも素晴らしく、期待通りの作品ではあったが一点だけ疑問、というか回収されていない伏線がある。同じようなことをレビューで言っている人がいないのでもしかしたら読み手の私が未熟で回収されていること自体気づいていないのかもしれない。 それを踏まえて10点をつけたいところ、1点マイナスの9点にさせていただきました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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今まで読んできた小説の中で個人的ナンバーワンはカラスの親指。
この作品もカラス超えはしていないと思う。ただそれはハードルがひどく上がっているだけかもしれない。100点の作品を基準に考えたらどの作品も評価が下がってしまう、ましてや同じ作者ならなおのこと、、、 自分の大好きな伏線回収、どんでん返し、オチの綺麗さ、が遺憾無く発揮されている。 必ず二転、三転させてくるところも流石の一言です。 正直最初にオチが見えていた節はあったが一度そうじゃなかったのかと思わされ、それを信じさせられる。ちょっと読者の心理を読みすぎでは?(笑) ▼以下、ネタバレ感想 |
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面白い設定ですね。
1日が何度も繰り返し行われるという確かに非現実的な話ですが、実際に世界で反復が行われている人がいるかもしれませんね! 初めの体質紹介のところで少しめんどくさかったですが、あれがなければ入り込めないのでそこさえ切り抜けたら1日1日新たなことが起こるのでとても楽しめました。 中盤での伏線回収、最後の伏線回収も見事でしたが、設定が設定なだけにもっとすごい伏線と貼り方があったのかな?とは少し思いましたが、読んで損はない作品だと思います。 映像化してろしいです。 |
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レビューの高い作品ばかり読んでいるせいかマイページの平均評価が上がってしまいます(笑)
本作も素晴らしく面白かった。 ボリュームも質も高い短編を読んでいるかのような序盤で 一気に読み進め、中盤で作中作のような小説を読まされ、 終盤でそれまでの伏線を回収し始めてからはノンストップ! 賛否両論あるとは思いますが私的には既に続編があることがわかっているのでいい終わり方のように思います。 続編も読まなくては! |
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評価通りの面白い作品。
ミステリー好きでどんでん返し好きの私にとってはかなりおもしろいさくひんです。 最近読書にも慣れて来て一気に読めるページ数が増えて来ている気がします。 本作、死刑制度など説明文も堅苦しくも長ったらしくもなく読みやすい、そして伏線回収も見事。 オススメしたい作品です。 |
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この作者のすごいところは飽きさせない、
そして一気に読ませてしまう筆力だと私は思っています。 本作で貴志先生の作品を読むのは3作目。 1.ダークゾーン、2.クリムゾンの迷宮、3.本作でした。 1,2は設定的にもかなりぶっ飛んでいて、 完全なるデスゲーム小説でした(その2作を 読んでいない人がいると思いますので詳細は省きますが) どちらも設定が面白く、ぐいぐい物語に引き込まれて行きます。 本作は前述の2作とは違い、リアリティのある現実が舞台となっています。 そして、それは必ずしも誰もが訪れるリアリティでは ありせん。 物語の構成や、設定的には前述のクリムゾンの迷宮のほうが 面白かったと私は思っています。 しかし、私のレビューでは前者が8点なのに対し、 今作が9点となっております。 それについては作品を読んでいただければわかると思います。 これは私の持論、好みになってしまいますが 最後まで飽きさせない、どうしても続きを読みたくなり、途中で本を置けなくさせる物語の書き方、 最後に途中で散りばめられた伏線を回収する華麗さ、 オチの綺麗さ(どんでん返しも含む) この3つが重要で、私は後の2つがとても好きなのです。 しかし、本作には後者2つはあまりみることができないと思います。が、その何倍もそこに至るまでの"本の置けなさ"が優れているのです。 読み始めればわかります。すぐに引き込まれ、最後まで読んでしまうでしょう。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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