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マビノギオン さんのレビュー一覧

マビノギオンさんのページへ

レビュー数43

全43件 1~20 1/3ページ
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No.43: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

魅力的な謎がない。
続きが気になって仕方がない感もない。
物語に引き込ませる何かと、作者が読者に何を伝えたいのかがいまいち分からない。
ただ、ストーリーはまずまずだし、
登場人物も結構魅力的な人物が多い。
最後のどんでん返しなんかは気持ちが良かった。
いろんなミステリーを読んできた人にはもう少し刺さらないかもしれない。
作品の総評としてはなかなかいい。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.42: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オリンピックの身代金の感想

奥田英朗お得意の群像劇。
上下巻のボリュームながらも中だるみは一切ない。
冒頭から全てのチャプターに意味がある。
話の構成は上手いですね。
エンタメ小説としてはかなり面白い部類に入るが、
ページをめくる手が止まらないとまではいかない印象。
基本的に登場人物は皆魅力的なのでそこも私好みであった。

▼以下、ネタバレ感想
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オリンピックの身代金
奥田英朗オリンピックの身代金 についてのレビュー
No.41: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夜のピクニックの感想

ミステリーではないが、エンタメ小説としてはいい作品。
続きがものすごく気になるような話ではないが、読者飽きさせない構成と内容。
知らないうちにページをめくっている筆力。
ただ、登場人物への感情移入がそこまで深くはできない感がある。
会話は面白いのだが、ところどころでだれが話しているのかわからない場面がある。
クライマックスで泣かせるようなところがあるともっと評価が上がるような気がする。
青春小説は初めて読んだので入門にはもってこいの作品であることは間違いない。

▼以下、ネタバレ感想
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夜のピクニック (新潮文庫)
恩田陸夜のピクニック についてのレビュー
No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鉄の骨の感想

よみやすい!軽い!
意外と内容は重い?
作者の知識量と参考にした文献などを考えると素晴らしい作品である。
とっつきにくい内容と話の流れではあるにもかかわらず読み手を飽きさせない実力にも脱帽。
ただ、読了感と随所に光るものはあまりない。
確かに登場人物は魅力で、没入感はあるもののそこがピカイチというわけではない。
ただ最後まで飽きさせない作品ではある。
この作品が面白いと思った方々、伊坂幸太郎氏の陽気なギャングシリーズを読んでほしい。
きっと飛びます。
鉄の骨 (講談社文庫)
池井戸潤鉄の骨 についてのレビュー
No.39: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

秘密の感想

基本ミステリーが好きなので本作のようなドラマ感覚な作品はなかなか自分には評価が難しい。
しかし、読み手を飽きさせない文章は東野氏の筆力。
先が気になる!ページを丸く手が止まらない!
といった作品ではないが、知らないうちに100ページは進んでいる。
そんな作品であった。
読書をあまりしない人にこそお勧めしたい読みやすさと分かりやすさ。
何より登場人物の少なさと個々の魅力。
それが詰まった作品。
作品名も読み手に半分委ねる形なところも秀逸。
ただ個人的には物語がトントンと進みすぎている感じがし、
もっといろんな展開や先が読めない感じが欲しかったところ。
ただこの作品を読む大多数の方は、小説ってこれでいい。
と思わせるような作品であった。

飽きさせないし、途中でイヤになる寸前で物語に読み手を戻す作りはすごいと思った。
その一方物語の強弱には欠ける印象。
高い品質ではあるが、ずっと75%位を保ち続けている。
もっと100%のところが随所に欲しい印象と、グイグイ惹きつける所が欲しい感がが否めないので個人的には8点とさせていただきます。


▼以下、ネタバレ感想
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秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー
No.38:
(7pt)

犯人に告ぐの感想

エンタメ小説としては面白い。素直に面白い。
ミステリ小説としては、、、、

▼以下、ネタバレ感想
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犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
雫井脩介犯人に告ぐ についてのレビュー

No.37:

噂 (新潮文庫)

荻原浩

No.37: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

噂の感想

読みやすい。
続きが気になるミステリーであることは確か。
賛否両論はあるだろう作品。
全体的に読みやすいし、ストレスはほとんどなく物語が進んでいき、どんどん引き込まれるのも確か。
しかし、少し薄い気がする。。。
特に主人公の小暮とコンビの名島、女社長の杖村以外の登場人物が薄っぺらすぎる。魅力を感じない。。。
面白い作品であることは間違い無いのだが登場人物が割といる割には個々に魅力が少なすぎる。


▼以下、ネタバレ感想
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噂 (新潮文庫)
荻原浩 についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

御手洗潔の挨拶の感想

斜め屋敷の犯罪という名作を読んで何年経ったのか。
久々に御手洗シリーズを読みましたがかなり面白かった。
御手洗潔がこんなにも魅力的な人間だったとは。
探偵の中では一番好きかもしれません。
御手洗潔の挨拶 (講談社文庫)
島田荘司御手洗潔の挨拶 についてのレビュー
No.35: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

慟哭の感想

たしかに途中で作者の意図に気づくのもわかる。
私は奥田英朗、伊坂幸太郎好きなので逆に騙された笑
面白かったです。
ただ、釘付けにするまでのページ数がやや多い印象。
慟哭 (創元推理文庫)
貫井徳郎慟哭 についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巨匠のお遊びミステリ

旅のラゴスのイメージが強い作家の巨匠、筒井康隆のミステリ。
メタミステリ!驚愕のトリック!映像化不可能!
と、銘打っている作品で、ページ数が少ないのでどんだけ宣伝すんねん!と思いながらも手に取った本作。
タイトルからは、よくあるクローズドサークルかと思いきや、
ミステリを読み慣れている人からしたら(私の自惚れかも)読み始めれば違和感だらけ!(笑)
でも違和感に気づけない。最初、会話が多すぎて誰が喋ってるのかわからなすぎて、読むのをやめようかと思いました。
しかし、流石です。それ以降はネタバレになるのでやめます。
驚愕のトリック!!というよりも、読者に宛てたトリックをぜひご堪能ください。

▼以下、ネタバレ感想
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ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

初めて読んだ乙一作品。

片方ずつの三人称視点で繰り返される。
この点は主人公が2人とはじめから明確になっているので読みやすかった。
内容は結構あり得ない設定になっているが、ファンタジーやSF要素は全くないので素直に受け入れられる。
井上夢人まではいかないもののかなりリーダビリティの高い作家さんだと思った。


▼以下、ネタバレ感想
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暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズの集大成

やっと読み終わった。
とにかく長かった、、、
「一」を読み終え、遅々として進まない話。
こんな展開で大丈夫か?と思わされますが
「二」から物語は展開していく。
結局続きがきになるので読まされますが、
まだあと3冊もあるのかーと、途中でなんとか投げ出しましたが
なんとか読了。
集大成というだけあって色んな今までの要素がごった返してますw
館シリーズを読んできた方は分量に敬遠せず、是非読んでいただきたい!

長いけど人形館の10倍面白いですよ!笑

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暗黒館の殺人〈1〉 (講談社文庫)
綾辻行人暗黒館の殺人 についてのレビュー
No.31:
(7pt)

前作に引き続きスタイリッシュ!

前作に引き続きスタイリッシュな作品でした。
ただ、時代設定が微妙に古いので受け入れられない方はいると思うし、少し説明が長ったらしい部分もあります。

個人的には「ダブル・ジョーカー」「柩」が好きでした。

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ダブル・ジョーカー (角川文庫)
柳広司ダブル・ジョーカー についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

前作に続き遜色ない出来

前作に続き負けずとも劣らなかった本作。
頭狂人が主人公っぽく描かれているので入り込みやすい私としては頭狂人を応援したくなってしまいます。
前作の終わり方が気になっていてその後を知ることができたのは少しよかったかなと思いますが、少し期待とは違う感じでした。
内容、トリックはどれも面白かったですが、前作のコロンボのやつにはなんとなく負けている気がしたのと、物語がつながっている感じがイマイチなかったので前作よりもで1点低い点数をつけさせていただきました。

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密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム2.0 についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

難しいところを越えれば

まず、時代設定が戦後という古い設定なので受け入れられない方は読めないと思います。
それととちゅ途中で出てくる古文のような文章や序盤の京極堂の長ったらしいウンチク部分をクリアすれば本書は面白いところに突入します。
文庫の上下版で読みましたが上はなかなか物語が進まないのに対し下巻はかなりのテンポアップでした。

兎に角2作目の魍魎の匣の評価が高いので読んでみようと思います。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.28:
(8pt)

新しい感触

今まで読んだミステリー作品とは全く違う味です。
短編だけれども、設定がしっかりあります。
現代と比べると時代設定はかなり昔ですが、ミステリー好きなら受け入れられる範囲の設定で、クリムゾンの迷宮とか好きな人は絶対に受け入れられると思います!

作品の内容は基本スタイリッシュ!そして1話1話面白いので、読書初心者にお勧めできるし、少し読み慣れた方達にもお勧めできると思います。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.27:
(7pt)

大誘拐の感想

面白かったですが、ぶんしょうや物語は少し単調。
読書初心者にはかなり読みやすく、オススメできる作品だと思います。
しかし読み慣れた人からすると少し物足りない印象があります。
100億という数字がピンとこないのもありますが、
作戦などももっとわからないような感じにしてほしかった。
読んでいて大概先が読めてしまう感じが最後までぬぐえませんでした。
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.26:
(7pt)

ふたりの距離の概算の感想

超魅力的な謎ではないですが、
だんだんと明かされていく謎。
絡み合っていたこと、勘違いから生まれるもの、
人それぞれ感じる感覚が違うこと。
そのようなことがわかる作品です。

古典部シリーズ五作目で、高いリーダビリティ。
スラスラ読めて嫌になることがないのがこのシリーズのいいところでしょう。
次作が早く文庫化して欲しい、、、
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
米澤穂信ふたりの距離の概算 についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イン・ザ・プールの感想

奥田英朗曰く、魅力的なキャラクターさえ居れば面白い小説になる。

まさにその通りの作品。
短編で毎回違った主人公が神経科医である伊良部と絡んで悩みを解決していく。

本当にこんな方法でいいのか?
彼は患者に何を言っているのか?

そんな破茶滅茶な伊良部がとても魅力的で、短編なんだけれども全てが面白い。

長編を読んだ後の息抜きに最適の一冊。
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田英朗イン・ザ・プール についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

解明!超常現象

一作目に続き、二作目の本作も超常現象の解明という感じです。
しかし一作目と比べるとはるかに面白い。と思います。
登場人物にも少し感情移入し始めているのもありますが、前作はただ淡々と論理で解明しただけでしたが本作は感情や動機なども少し細かくなっている気がします。

終わりは絶妙だと思いました。

次の容疑者xが楽しみ。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー


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