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マビノギオン さんのレビュー一覧

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レビュー数18

全18件 1~18 1/1ページ

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No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

魅力的な謎がない。
続きが気になって仕方がない感もない。
物語に引き込ませる何かと、作者が読者に何を伝えたいのかがいまいち分からない。
ただ、ストーリーはまずまずだし、
登場人物も結構魅力的な人物が多い。
最後のどんでん返しなんかは気持ちが良かった。
いろんなミステリーを読んできた人にはもう少し刺さらないかもしれない。
作品の総評としてはなかなかいい。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鉄の骨の感想

よみやすい!軽い!
意外と内容は重い?
作者の知識量と参考にした文献などを考えると素晴らしい作品である。
とっつきにくい内容と話の流れではあるにもかかわらず読み手を飽きさせない実力にも脱帽。
ただ、読了感と随所に光るものはあまりない。
確かに登場人物は魅力で、没入感はあるもののそこがピカイチというわけではない。
ただ最後まで飽きさせない作品ではある。
この作品が面白いと思った方々、伊坂幸太郎氏の陽気なギャングシリーズを読んでほしい。
きっと飛びます。
鉄の骨 (講談社文庫)
池井戸潤鉄の骨 についてのレビュー
No.16:
(7pt)

犯人に告ぐの感想

エンタメ小説としては面白い。素直に面白い。
ミステリ小説としては、、、、

▼以下、ネタバレ感想
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犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)
雫井脩介犯人に告ぐ についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

初めて読んだ乙一作品。

片方ずつの三人称視点で繰り返される。
この点は主人公が2人とはじめから明確になっているので読みやすかった。
内容は結構あり得ない設定になっているが、ファンタジーやSF要素は全くないので素直に受け入れられる。
井上夢人まではいかないもののかなりリーダビリティの高い作家さんだと思った。


▼以下、ネタバレ感想
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暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.14:
(7pt)

前作に引き続きスタイリッシュ!

前作に引き続きスタイリッシュな作品でした。
ただ、時代設定が微妙に古いので受け入れられない方はいると思うし、少し説明が長ったらしい部分もあります。

個人的には「ダブル・ジョーカー」「柩」が好きでした。

▼以下、ネタバレ感想
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ダブル・ジョーカー (角川文庫)
柳広司ダブル・ジョーカー についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

難しいところを越えれば

まず、時代設定が戦後という古い設定なので受け入れられない方は読めないと思います。
それととちゅ途中で出てくる古文のような文章や序盤の京極堂の長ったらしいウンチク部分をクリアすれば本書は面白いところに突入します。
文庫の上下版で読みましたが上はなかなか物語が進まないのに対し下巻はかなりのテンポアップでした。

兎に角2作目の魍魎の匣の評価が高いので読んでみようと思います。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.12:
(7pt)

大誘拐の感想

面白かったですが、ぶんしょうや物語は少し単調。
読書初心者にはかなり読みやすく、オススメできる作品だと思います。
しかし読み慣れた人からすると少し物足りない印象があります。
100億という数字がピンとこないのもありますが、
作戦などももっとわからないような感じにしてほしかった。
読んでいて大概先が読めてしまう感じが最後までぬぐえませんでした。
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.11:
(7pt)

ふたりの距離の概算の感想

超魅力的な謎ではないですが、
だんだんと明かされていく謎。
絡み合っていたこと、勘違いから生まれるもの、
人それぞれ感じる感覚が違うこと。
そのようなことがわかる作品です。

古典部シリーズ五作目で、高いリーダビリティ。
スラスラ読めて嫌になることがないのがこのシリーズのいいところでしょう。
次作が早く文庫化して欲しい、、、
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
米澤穂信ふたりの距離の概算 についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

解明!超常現象

一作目に続き、二作目の本作も超常現象の解明という感じです。
しかし一作目と比べるとはるかに面白い。と思います。
登場人物にも少し感情移入し始めているのもありますが、前作はただ淡々と論理で解明しただけでしたが本作は感情や動機なども少し細かくなっている気がします。

終わりは絶妙だと思いました。

次の容疑者xが楽しみ。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

おもしろい試み

東野圭吾の変化球的作品。
ほかのレビューにもあるように、心理的クローズドサークルを登場人物に作ってしまうと言う設定。
読み始める前は誰もが若者が合宿に行って、大雪で外と連絡が取れなくなり......というストーリーを想像すると思いますがそこは読んでビックリ。
東野らしい読みやすさと入り込みやすさ。
ページ数も多くないのでさらっと読めます。
しかし、設定が面白いだけにもう少し登場人物の描写を細かく掘り下げて欲しかったところ。
読みやすいので登場人物描写で290ページが350ページになってもスラスラ読めます。

▼以下、ネタバレ感想
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ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
東野圭吾ある閉ざされた雪の山荘で についてのレビュー
No.8:
(7pt)

最悪の感想

なにも関係がない3人の物語が1つになって行くというストーリー。
3人とも魅力的なキャラクターで、社会の最悪な理不尽によってどんどんどん底に近づいて行く。
ページ数多いけど読みやすいし、入り込めましたが、個人的にもっとたくさんの登場人物が交差して行く恩田陸のドミノと少し比べてしまいます。
ドミノの方が個人的には好きですが本書も面白かったと思います。
最悪 (講談社文庫)
奥田英朗最悪 についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

氷菓の評価(笑)

はじめに一言、すみません!
私はアニメを先に見ました。
アニメを見ておもしろかったのでそのうち原作も読んで見たいなと思っておりました。しかし小説初心者にとってはなかなか手が伸びない作品(最近は完全に貴志作品にハマっていた)でした。
とは思っていたものの、読もうと思っていたものが終わってしまい、書店に行って次に読みたいものを探していたらたまたま本作が目に入り、しかもかなりページ数が少なそうだったので自作と合わせて買ってしまいました(笑)

基本的に映像化される作品は原作には及ばない、原作も比べてらクソだ。と言われがちですが本作に関してはアニメを見たからこそ登場人物の良さが浮き出てくるし、文中の会話などが面白かったりもします。
私はクスっとせずにはいられませんでした。

アニメだけ見た方は確かに”える”が可愛いだけとかお思いでしょうが、原作は全くそんなことはありません。
私は主人公に感情移入してしまう(他のレビューでも言っていますが)。
それはアニメだろうが、ドラマ、映画、小説だろうと関係ありません。全てにおいてそうなのです。

本作は、アニメのように千反田えるに重きをおくのではなく、主人公に、または里志に置くべきだと思います。

長々と書きましたが、本作は短編を思わせるような展開運びにもかかわらず、一章が最終章の伏線になっている。しかも他の章でも伏線を回収する場面がある。のて、伏線回収好きにはハマる作品だと思います。私がそうです。

一冊が短いので気軽に取って読んで見ては?
気に入ればシリーズで。気に入らなければシリーズを読まなくてもいい。そのくらいの気持ちで読める作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤穂信氷菓 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

2作目

怪笑小説に続き2作目になります。
単純にどの話もさっくりと読め、面白いです。
有りそうなネタから絶対にありえないだろみたいなものまで
幅広いですね。
12作もの作品が盛り込まれている本初ですが、
個人的オススメは手作りマダムですね。
もう笑わずにはいられなかったです。

一話一話全く関係なく完結しているので
ちょっとした時間があるときや他の本を読んで疲れた時の息抜きにもいいです。
一気に全部読まないといけないようなものではないので
軽い気持ちで手に取っていただいたらいいと思います。
毒笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾毒笑小説 についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

Fakeの感想

コンゲーム小説。
ページ数が少し多いですが面白いです。
最後のオチもよく、終わりもきれいです。
コンゲーム好きの方はぜひ。

途中の主人公とバカ息子とのやり取りも面白いし、
塾の先生が英語の点数を言ったときは笑いが止まらなかったです。

ドラマ化したら面白そうです。
Fake (幻冬舎文庫)
五十嵐貴久Fake についてのレビュー
No.4:
(7pt)

極限推理コロシアムの感想

面白かったです。
単純に。
ページ数は少なくないですが読みやすいのですぐに読んでしまいます。
オチも簡単でしたがびっくりするようになっていていい感じです。

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極限推理コロシアム (講談社文庫)
矢野龍王極限推理コロシアム についてのレビュー
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(7pt)

やっぱり館シリーズ

前作の人形館でまたもや期待を外されたので本作を読むのを渋りましたが、、、
ん?まさか十角館◎→水車館△→迷路館◎→人形館×→、、、ということは、
次は面白いんじゃないかと自分で勝手に納得して読み始めました。
確かに面白かったです。トリックもいつものような仕掛けだけでなく
ちゃんとしたトリックも使っていてびっくりさせられました。
しかし、個人的に推理物で上下2冊あるとわからなくなった時に大変かなと思いました。
そして、時計館が面白かったので法則で行くと次は面白くないのではないかと
失礼ながら勝手に心配になっています。

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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.2:
(7pt)

世界観

読んでいてなるほどなるほど。
とかなるような作品ではありませんね。
ただただ世界観、主人公の生きざまを楽しむ小説です。
世界観だけでこんなに面白いとは。

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旅のラゴス (新潮文庫)
筒井康隆旅のラゴス についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

作者の思うがまま

作者の思うがまますぐに2回目を読み返してしまいました。
皆さんのレビューの通り未読の方は予備知識なしに読んでいただきたいと思います。
ページ数も少ないのでサクッと読めるので初心者の方にもお勧めします。
とかいう私もこの本がミステリー3冊目なんですけど(笑)

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イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー