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マビノギオン さんのレビュー一覧
マビノギオンさんのページへレビュー数107件
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超魅力的な謎ではないですが、
だんだんと明かされていく謎。 絡み合っていたこと、勘違いから生まれるもの、 人それぞれ感じる感覚が違うこと。 そのようなことがわかる作品です。 古典部シリーズ五作目で、高いリーダビリティ。 スラスラ読めて嫌になることがないのがこのシリーズのいいところでしょう。 次作が早く文庫化して欲しい、、、 |
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専門用語が多く、またその説明も難解に感じた私には読みにくかったです。
物語や設定自体は面白いので読み進めはしましたが、 理解できないところがもどかしく、上下巻の長編なので かなり読むのに時間を要しました。 小説で言葉で説明するよりも映画などの映像向きに思います。 途中からイェーガー→ジェイソンステイサム、ミック→ジェットリーというイメージが拭えなくなり、その定で読んでいました(笑) |
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奥田英朗曰く、魅力的なキャラクターさえ居れば面白い小説になる。
まさにその通りの作品。 短編で毎回違った主人公が神経科医である伊良部と絡んで悩みを解決していく。 本当にこんな方法でいいのか? 彼は患者に何を言っているのか? そんな破茶滅茶な伊良部がとても魅力的で、短編なんだけれども全てが面白い。 長編を読んだ後の息抜きに最適の一冊。 |
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当サイトのトップ20をまず読破しようと思いました。
そこのほとんどを読み、今回読んだのが本作。 始めは読み進めるのが辛くなるような内容かと思いました。 少年法により守られる加害者、それにより何も知ることのできない被害者遺族。 そんな気持ちで読み進めました。 これから本書を読もうと考えている方々、その考えは杞憂に終わります。 確かに色々考えさせられる作品ではあるし、今後自分の身に降りかかるかもしれないような内容ではあります。しかし本書を読むことで必ず考え直すことが出てくると思います。 作品の内容に触れないようにすると、本書は散らばっていたものが最後に繋がる。的なストーリーです。あくまでもフィクションですのでその辺りは察してください。 著者薬丸岳は、貫井徳郎の感銘を受けたのかな?と思う場面が随所に出て来ます。読めばわかります。まだ貫井徳郎処女作「慟哭」を読んだことのない私はそう感じました。 解説を書いているのが「13階段」を書いた高野秀明であることも納得です。 是非一読あれ。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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一作目に続き、二作目の本作も超常現象の解明という感じです。
しかし一作目と比べるとはるかに面白い。と思います。 登場人物にも少し感情移入し始めているのもありますが、前作はただ淡々と論理で解明しただけでしたが本作は感情や動機なども少し細かくなっている気がします。 終わりは絶妙だと思いました。 次の容疑者xが楽しみ。 |
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みなさんの言う通りです。
人形館に続く変化球②! 人形館は個人的には全然楽しめなかったのですが、本作は十分楽しめました。 作者の改訂版あとがきにあるように、本当に80%くらいまではわかるが、残りのむずむずしたところがわからない! そんな作品に仕上がっております。 他のレビューにもあるように、十角館や迷路館のようなインパクトこそないものの、手記、現実、手記、、、と物語がだんだんと見えてくる。 手記の最後を見せたところで、はいどうぞ。必要な情報は与えました。あとは読みながら考えて下さい。 というような作者の意図もうかがえ、その辺りも楽しめたと言えます。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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東野圭吾の変化球的作品。
ほかのレビューにもあるように、心理的クローズドサークルを登場人物に作ってしまうと言う設定。 読み始める前は誰もが若者が合宿に行って、大雪で外と連絡が取れなくなり......というストーリーを想像すると思いますがそこは読んでビックリ。 東野らしい読みやすさと入り込みやすさ。 ページ数も多くないのでさらっと読めます。 しかし、設定が面白いだけにもう少し登場人物の描写を細かく掘り下げて欲しかったところ。 読みやすいので登場人物描写で290ページが350ページになってもスラスラ読めます。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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古典部シリーズファンの為の1冊。
ミステリー好きとしては特に読む必要はないが、 古典部ファンとしては登場人物の細かい描写、 入学から1年間の出来事を綴った短編集は素敵だった。 ホータローの気持ちの変化、えるの気持ち、さとしとまやかの関係、この先がわたし、気になります。 |
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超高評価の容疑者Xの献身を読むために1作目から。
確かに読みやすいですが、殺人トリックというよりも現象の解明?みたいに感じました。映像版も見たことがないのでなんとも言えませんが見て見たいとは思いました。 短編集なのであまり感情移入できなかったところも、容疑者Xまでたどり着く頃には解消されていると期待して居ます。 私は本に対して先が気になる!感をどうしても求めてしますので、本作に関してはその感があまり認められずこの点数になりました。 |
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自分の中でははじめての館シリーズ以外の綾辻作品。
ホラーミステリー?になるのかな。 ストーリー、登場人物、設定。とにかく読みやすい! 上巻の中盤以降からはまさに一気読みしました。 伏線だらけなのにそれが伏線だと気づかせない読みやすさ。 とんでも設定ではありますが、まあ小説なのでそのあたりは仕方がないでしょう。 他の方のレビューでとんでも設定すぎる!と有りますが、小説なんだからどんな設定にしようがちゃんと最後に広げた風呂敷を嫌いにたたんでくれれば問題ないわけで、本作はシッカリとアイロンまでかけてくれていると思います。 是非読んで、最後の感動を味わってください! ▼以下、ネタバレ感想 |
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まず、この作品を読む前に思ったのはヘリを強奪して原発の上でホバリング。それを盾に政府を脅迫。
この設定でこの厚さ。一体この設定でどうやってここまでのボリュームを出す!?です。 読了後、かなりいろいろなことを考えさせられます。 まず他レビューにもあるように福島原発事故の10年以上も前に執筆されていること。ここまで東野圭吾が警告しているのにもかかわらず、作中に書かれていることが原因の事故が起こってしまっている。 事故後、遺族や被爆してしまった方々にはすごく申し訳ない気持ちになった。というのも私も原発の恐ろしさや必要性にさほど強い意識を持っていなかったからである。 確かに事故が起きれば相当な危険を伴う原発、しかしそれがなければ生活できていないという現状。そのようなことを全く今まで考えていなかったが、それが申し訳ないことだと思った。 色々なことを考えさせられ、勉強にもなった作品である。 物語としては、確かにノンストップで進んで行くところは面白い。しかし、細かい説明が少し難しかったり(私の理解力の低さもあるが)、脇役的な登場人物が多すぎて混乱して誰が話しているのかわからなくなる時が多々あった。ストーリー、メインキャラクター、最後の一節は良かったが少し上記は私の中ではマイナス点である。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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久々に読書徹夜をしてしまいました。(読むのが遅いのもあります。)
みんながみんなどんでん返しだと知って読むと思います。 私もそれだけは分かっていたのでかなり身構えて、どんなびっくりな展開にも驚かないようにしていたつもりです。しかし、やられました。まさかまさかの展開。 物語の展開、ストーリーも面白いし、終盤なんかは途中で最初の方を読み返したり(笑) なにを書いてもネタバレってしまうので、とにかくオススメだけはしておきます! おそらく本書は何十年先も読まれるであろう作品だと思います。ミステリー初心者が読んだらどんでん返った所で意味がわからず本を投げるか、意味がわかって快感のあまり死ぬかもしれません。(笑) ▼以下、ネタバレ感想 |
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なにも考えずに読める。
物語はサクサク進んでいき、ところどころ会話も面白い。 これ!という決め手がないので5点ということで。 |
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初横山秀夫に本書を選びました。
処女作なのでどうかな?とは思いましたが評価が高かったので期待して読み始めました。 今まで探偵ものはよく読んでいましたが警察物を読むのは初めてだったと思います(警察学校を除いて) 警察物も面白いですね!いや、本社が面白いのかな? 本書には核となるメインストーリーから、それに付随したたくさんのサブストーリーがあり、そのどれもが最終的にメインストーリーと呼べるようなクオリティに収まっているのに驚きました。 悪ガキ3人組の会話も面白いし、警察内部のやりとりも面白い。 伏線の張り方は少し読めてしまうところもありましたがそれも逆に良かったのかとも思えます。 オチも見事に予想外で良かったです。 登場人物の名前が難読なのでそこは少し読みにくかったかなと、、、私の知識が足りないだけかもしれませんが(笑) ▼以下、ネタバレ感想 |
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