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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 81~100 5/27ページ

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No.447: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

うーん、想像していたものとは違った!

こういう社会派的ミステリーは難しいですね。
まずその国の社会を理解していないと、何が何やら?でそれだけに神経がとらわれそうです。

好みとしては痛快なミステリーを読みたいところなのですが、ルースルンド氏の小説はそう簡単にはいきません。
話が込み入っているので、再読も難しいでしょう。
社会派ミステリーがお好みの方にはお勧めです。


地下道の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンド地下道の少女 についてのレビュー
No.446: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ヴァランダー警部シリーズは大好きです!

独特の世界観を持つ警部です。
年齢に関係なく大変魅力的な男性でもあります。
前は夢中になって読んでいたのですが、しばらくご無沙汰してました。

久々に読んで、その魅力を再発見と書きたいところですが、ミステリー自体は平凡でこれといった目玉?はありませんでした。
警部自身にノスタルジックを感じはしましたが、アッと驚くような展開が欲しかったところです。
あと数冊新しい本が出ているようなので、そちらに期待します。


ピラミッド (創元推理文庫)
ヘニング・マンケルピラミッド についてのレビュー
No.445: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

あまりにも込み入りすぎて、途中ペースダウンしちゃいました

「開かれた瞳孔」や「ハンティング」は面白かったのですが
この「グッドドーター」はそこまでの面白さはなく、ただただ話がややこしすぎて途中で興味断念しちゃいました。
話が複雑になればなるほど、本来のミステリーから外れていったような気がします。
ミステリーというよりも人間ドラマが近いのかも!?

今、あと二冊新作が出ているようですが、とりたてて早く読みたい!という気持ちにはなれないようです。


グッド・ドーター 上 (ハーパーBOOKS)
カリン・スローターグッド・ドーター についてのレビュー
No.444: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

特捜部Qのような濃厚さはないけれども、ほどよく痛快ミステリー

ジョーク交じりで大変読みやすかったです。
娯楽劇ではありませんが(もちろんミステリーなので)痛快さは心地よさ。
二作目も出ているようですね、楽しみが増えました。

場面としては、もう少し掘り下げてほしいところもありましたが、この軽さがP分署の良さなのでしょう。
さくさく読めるので未読の方には是非お勧めします。





集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)
No.443: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

期待したものはなかった

ヘレンマクロイ氏の小説は一風変わっていて、今まで読んだ中でも面白いものが多かったのですが
この小説は変わりっぱなしで、イマイチ好きになれませんでした。
ミステリーとして成立しているのでしょうが、場面場面がくどくて読んでいるうちに興味がなくなってしまいました。

ひとりで歩く女 (創元推理文庫)
ヘレン・マクロイひとりで歩く女 についてのレビュー
No.442: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ここ最近で読んだ中ではナンバー1!

期待しないで読んでみたのですが・・・
これが掘り出し物で最近読んだ中ではトップでした。

ルメートル氏の本はほとんど読んでいますが、こういう少年目線で書くのも上手いですね。
昔読んだロバートRマキャモン氏の「少年時代」を思い出しました、これも傑作でした。

ルメートル氏は残虐なミステリーが似合うと思っていましたが、この本でその考えを改めなくては・・・と。
まだまだ引き出しがありそうです。

僕が死んだあの森
ピエール・ルメートル僕が死んだあの森 についてのレビュー
No.441: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

北欧の名前は難しいです

まず登場人物が多いこと。
次に名前を見ただけでは、その人が女性なのか男性なのか・・・見当がつかないこと。
これにプラス内容が込み入っていると、読むだけで苦しくなります。

半分までは断念しそうでしたが、慣れてくると段々と小説の面白さが頭に入ってきて、あとは大丈夫でした。
つまらないミステリーでは決してありませんが、読む側としては覚悟が必要です。
読み進めながら、何度も登場人物の確認をして、それからまた集中する・・・大変ですが、それなりの成果は必ずあります。


悪しき狼 (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス悪しき狼 についてのレビュー
No.440: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

期待していたものはなかった

ルヘイン氏の小説は、メッチャはまるものと全く私の趣味ではないものとはっきり分かれるようです。
「あなたを愛してから」は、後者の方でページ数の割には面白くなかった・・・というのが率直な感想です。

今気づいたのですが、ルヘイン氏が男目線で書く小説は好みで、女目線で書くものは面白く感じない・・・のようです。

あなたを愛してから (ハヤカワ・ミステリ1933)
デニス・ルヘインあなたを愛してから についてのレビュー
No.439: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

こちらの方が好みかも!?

ホロヴィッツ氏二作目です。
「カササギ殺人事件」は全く好みではありませんでしたが、「モリアーティ」は面白く、こんな感じの小説を書く人なら続けて読んでみたい!そう思わせるミステリーでした。

内容としては、純然たるミステリーというか、正統派ミステリーだと思います。
シャーロックホームズは出てきませんが、それでも十分ワクワクさせるものがあります。
未読の方には是非お勧めです。


モリアーティ (角川文庫)
アンソニー・ホロヴィッツモリアーティ についてのレビュー
No.438: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

上物ではあるのですが、期待以上のものはありませんでした

ボッシュシリーズです。
このシリーズはどれもこれも面白くて殆ど読んでいます。
この「燃える部屋」も良くできた小説だと思います、でも、それ以上は?

感動というか、極み!と思えないのは何故だろうと考えてみたのです。
それは今回のハリーの相棒がなんかイマイチだったのです。翻訳者が意図的にそうしているのかどうかは分かりませんが
言葉の選び方がなんかチグハグなんです。
もう少しハリーとの会話の絡みが良かったら、もっと面白いと思えたのかもしれません。

難しい事件をハリーと相棒が繰り返し考察することで、読む側としては理解しやすく、その点はコナリー氏は手腕のある作家だと思います。



燃える部屋(上) (講談社文庫)
マイクル・コナリー燃える部屋 についてのレビュー
No.437: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

多少、スティーヴンキング的な?

キング氏の小説は長いものが多いですが、ジムトンプスン氏の小説は程よい?長さで飽きさせずドンドン読み進めます。
ちょっとだけファンタジーっぽい点もあって、キング氏の本と似てるな〜という印象でした。
気軽に読めて(旅先でとか、電車の中でとか)あとを引かないので、軽いものが読みたい方にはお勧めです。

あと数冊挑戦してみようと思っています。

死ぬほどいい女
ジム・トンプスン死ぬほどいい女 についてのレビュー
No.436: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ルメートル氏のノンシリーズもの

他にもありましたね、「死のドレスを半婿に」「天国でまた会おう」
両作品とも、はっきり言って好みではありませんでした。
この「監禁面接」も全く好みではなく、途中読むのをやめようかと思ってくらいでした。

これから先、ルメートル氏のノンシリーズものには気をつけないと。

監禁面接
ピエール・ルメートル監禁面接 についてのレビュー
No.435: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ワクワクしながら読んでいた頃が懐かしい

アサドの物語です。
私は特捜部の登場人物の中でアサドが一番好きです。
タイトルからして「アサドの祈り」ちょっと不安ながらも読み出しましたが・・・

うーん、私的にはイマイチでした。
難しい政治の話は分かりません。それにこういうミステリーではなく、昔のようにただ犯人を捜す・・・方が好みです。
これから先特捜部Qはどうなっていくのでしょうね。

特捜部Q―アサドの祈り― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.434:
(5pt)

理解できなかったということは、私はまだテロのことをわかっていないから

普通のミステリーと思って読み始めたのですが。
異色の小説でした。

読み終わってもいまいちピンとこないということは、私がまだテロのことをよく理解していないということ。
テロの脅威にもさらされておらず、身近に恐怖を覚えた人もおらず、実生活がテロと程遠いということなのでしょうか。

理解はできませんでしたが、記憶に残る本になったことは間違いありません。

テロ
No.433: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ずっと読みたかった一冊

やっと読めました。
でも、期待が大きかったせいか、「絶賛!」というものではありませんでした。
非常によく考察されたミステリーではあるのですが、「策士策に溺れる」ではないですが
もう少しシンプルな方が良かったのでは?!

一度読むと犯人も動機もわかる、それでももう一度最初から読んでみたい・・・この範囲ではなかったです。
個人のし好が分かれるところでしょうが、私が好きな小説のタイプではありませんでした。

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
No.432: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハッピーなことはいいことなのだけど

短編集と「石を放つとき」(中編)の組み合わせです。
ブロックは短編も上手なのは十分把握していましたが、この本に含まれているものも大半が秀作だと思います。
中編の「石を放つとき」は、今までのマシュースカダーとちょっと違う面が出ていて、これはこれで(人は良くも悪くも歳をとる)味があると思います。
ただ、ずっとスカダーとエレインに接してきた身としては、淋しいものがあります。



▼以下、ネタバレ感想
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石を放つとき (マット・スカダー・シリーズ)
ローレンス・ブロック石を放つとき についてのレビュー
No.431:
(6pt)

これがライムのミステリー?

リンカーンライムのミステリーでなければ、途中で頓挫したかもです。
物足りないというのとは逆で盛り込みすぎでお腹いっぱい!

イタリアの森林警察官がいなければ、とっくに読むのを止めていたかも!
リンカーンライムの面白さは頭脳作戦とサックスの行動力にあると思うのです。
「ボーンコレクター」や「ウォッチメーカー」はその点抜群です。
ライムシリーズは楽しみで読んでいたのですが、この本を切っ掛けに読む前のワクワク感が薄れそうです。


ブラック・スクリーム
No.430: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

正統派のミステリーお見事です

クラーク氏のミステリーは正統派です。
ひねったアリバイ工作もなく、真正面から切り込む。
読む側もドキドキしながら順を追ってゆく。
久しぶりに正統派のミステリーを堪能しました。

もう少し生活の詳細を知りたいと思ったことは事実ですが、あれもこれもと要求するのは無理というものかもしれません。
読んでいる途中、ケープ岬を検索してみました。美しい場所です。
こういう味わい方もできるのが、また小説の面白いところです。
舞台よし!登場人物の設定もよし!これで面白くないわけありません。
未読の方には是非お勧めです。

リメンバー・ハウスの闇のなかで (新潮文庫)
No.429:
(7pt)

はじめてのグレッグルッカ氏

及第点はつけられると思います。
でも、別の本を読んでみたいかと聞かれたら・・・答えに戸惑いそうです。

こういうアクション中心の小説が好みの方もいらっしゃるでしょう。
私はどちらかというと、行動よりも「人の闇」を読む方が好きなので、あまりなじめませんでした。
ただ、ヨガやバレエに関する情報は役立ちました。
やっぱりヨガって身体にいいんですね。

スパイものやアクションシーンがお好きな方にはお勧めです。

逸脱者(上) (講談社文庫)
グレッグ・ルッカ逸脱者 についてのレビュー
No.428:
(7pt)

期待した以上のものはなかった!

久しぶりにキャロルオコンネル氏の本を読んでみました。
私はマロニーの大ファンで出来れば?(無理だろうけど)(いや、全く無理!)マロニーみたくなりたいと常々思っているのです。
久々のマロニーに期待していたのですが、この本は読むのに大変難解でした。
ミステリーもどこか中途半端な気もします。
持ち場持ち場の役者が仕事をしっかりしていないのでは?
個性的なキャラクターぞろいのはずなのに、面白さがイマイチでした。

期待した以上のものはありませんが、マロニーファンとしては、やはり読んでおくべき一冊であることは間違いありません。

ゴーストライター (創元推理文庫)
キャロル・オコンネルゴーストライター についてのレビュー