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悪と仮面のルール
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悪と仮面のルールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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かつて読んだ京極夏彦の小説の一節に、表題のような言葉があった。 要約すると「本が面白くないのは、読者の教養や知識が該当の書籍に追いついていないからだ」、と。 似たようなことを、又吉直樹も本書の著者、中村文則との対談で言っていたよう記憶している。 そうなのかも知れないが、上で述べられている以外にもう一つの可能性は無いだろうか? 例えば、幼い子供達がキャッキャとはしゃいで喜んでいるのを注視してみると、その姿は微笑ましいが、大人にとっては大して面白くもないことで大騒ぎしていたりする。 さらにその子供のうちの一人が、たいそう訳知り顔をして何やら講釈をタレているが、大人の目からは的外れであったり辻褄が合っていなかったりで、聞いているこちらが気恥ずかしくなる。 そんな、浅い理解をさも大きな発見のように披瀝されている時、「面白くない」と感じることはないだろうか。 本書は私には合わなかった。 物語には没頭できず、「これを世間に発表しようと思うのかぁ」と、なぜか自分が照れてしまった。 | ||||
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基本的にはチープな犯罪小説で、大時代ですらある。一番の問題は作者の能天気な政治のとらえ方で、ベトナム戦争もイラク戦争も北朝鮮のミサイルも、米国の軍需産業の陰謀だと考えているらしいことだ。北朝鮮に関しては、日本が刺激しているから悪事を働くらしい。このへんのバカさ加減は、崔実の「ジニのパズル」に比べたら認識のレベルが低すぎてまるで平和主義の中学生なみである。まあ日本の作家が海外で受けるってのはわりあい何かおかしなところがあるが、こいつを芥川賞で推した石原慎太郎は反省すべし。 | ||||
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小さな世界を描いていた、これまでの作品は結構好きでしたが、これはダメでした。 文章が上手いので、一気に読めますが、第二次世界大戦の話とか、軍需産業の話とか、とにかく薄い。 国際連盟脱退の話や、太平洋戦争多数ののエピソードなど、理解が薄く、かつ根拠のない自虐史観ベースで、物語に入り込むことを大きく阻害させられました。 大きな世界を描くことに挑戦するのはいいけど、あまりに参考文献が乏しいのではないでしょうか? 自虐史観ベースなので、ウォールストリートジャーナル10傑に選ばれるのも納得です。 | ||||
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何度見ても表紙の絵が下手くそ過ぎてそれが気になってしまう本。 イラストのプロとはとても思えないし著者が書いてるんですかね。 特に左手とか面白い。プロに頼む予算がなかったのかな | ||||
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刑事の回想という、冒頭からいいかんじで。物語の設定もいいし。謀略もの私好きだし。それになにより、著者の良好なお人柄がしのばれる文章がいいんだけれど。人を殺すということ、この行為は人間の精神を殺し、二度とふたたび世界と融和できないということを主人公が懸命に説いていて、それはとても胸に響くし、いいのだけれど。エンタテインメントとして、ミステリとして、そっちがな〜残念。やはり文学系の著者なんだな。あまりにも独白が多くて、もう、あなたの気持ちはもういいから、ミステリとしての世界をじっくりつくりあげてほしかった。不満たらたらだが、著者の世界観、人間観という根底にあるものにひかれるので、ふたつ星です。 | ||||
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刑事の回想という、冒頭からいいかんじで。 物語の設定もいいし。 謀略もの私好きだし。 それになにより、著者の良好なお人柄がしのばれる文章がいいんだけれど。 人を殺すということ、この行為は人間の精神を殺し、二度とふたたび世界と融和できないということを主人公が懸命に説いていて、 それはとても胸に響くし、いいのだけれど。 エンタテインメントとして、ミステリとして、そっちがな〜残念。 やはり文学系の著者なんだな。 あまりにも独白が多くて、もう、あなたの気持ちはもういいから、ミステリとしての世界をじっくりつくりあげてほしかった。 不満たらたらだが、著者の世界観、人間観という根底にあるものにひかれるので、ふたつ星です。 | ||||
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一番有用と沢山の人に評価されているレビューを読んでワクワクしながら読んだが掘り下げが足りない為に言う程脇役は魅力的じゃなかった。ただそれでは何故星一つでないかと言うと悪が栄える為にこの国を大混乱に陥れる仮定の手段が魅力的だったから。それと悪についてはよく分かったが仮面のルールについてはよく分からなかった。 | ||||
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設定も内容も気持ちが悪い。中村文則の作品だから、と頑張って読み進めたけれど、最後の方になっても、トーンは変わらず、最後は飛ばし読みにしてしまった。読んだことを公開する作品だった。 | ||||
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設定も内容も気持ちが悪い。中村文則の作品だから、と頑張って読み進めたけれど、最後の方になっても、トーンは変わらず、最後は飛ばし読みにしてしまった。読んだことを後悔する作品だった。 | ||||
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初期作品に比べ文体の緊張感が失せた。 また、主人公の内面の葛藤が減退し、散漫な印象を受けた。 読み進めることに困難を覚えた。 中村文則は、小説に対するアプローチを変えたのだという事がハッキリと分かった。 私はこの変化に否定的な印象を持っているが、当面は読者としてフォローしたいとは思っている。 | ||||
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初期作品に比べ文体の緊張感が失せた。 また、主人公の内面の葛藤が減退し、散漫な印象を受けた。 読み進めることに困難を覚えた。 | ||||
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