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火の粉



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【この小説が収録されている参考書籍】
火の粉
火の粉 (幻冬舎スタンダード)
火の粉 (幻冬舎文庫)

火の粉の評価: 4.19/5点 レビュー 216件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全216件 61~80 4/11ページ
No.156:
(5pt)

ラストはハラハラでした。

ドラマを観ていたので、本も気になり買いました。

個人的には本の方が良いと思いました。

久しぶりにハラハラして一気に読めました。丁寧に描かれている本で友人にも勧めたい一冊です。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.155:
(4pt)
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過剰な「隣人愛」が恐怖を呼び覚ます

旧約聖書の一節に

「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」(レビ記19章18節)

というものがある。本書を読んでいると、そんな事が思い出された。ある殺人事件で無罪を言い渡された男・武内真伍。彼が自分に無罪判決を下した、元裁判官・梶間勲 一家の隣に引っ越してきた事から周りで不可思議な出来事が立て続けに起こる。

武内は梶間家に対して、過剰といってもおかしくない程、親切心をみせてくる。一例として、寝たきりの勲の母の介護に赤の他人であるにも拘らず積極的に関与してくる。勲の妻・尋恵は、小姑にいびられながらも懸命に介護するのだが、介護疲れの様相を呈してくる。そんな中に、武内が、まるで「笑ゥせぇるすまん」の如く近づいてくるのだ。

そうやって、梶間家の人間から武内に対する警戒心を解いて円満な隣人関係を持続させるのかと思いきや、徐々に何とも言い難い違和感と共に恐怖が迫ってくる。

やがて最終的には…

結末は読者に味わってもらいたいのでここら辺で抑えておくとするが、少なくとも、武内の様な隣人が実生活の我が家の隣にいない事だけは善き事かなと思う今日この頃。

この小説を原作としたドラマも、現在、放送中だが、ドラマにしかない要素もある様なので比べてみるのも一興かなと思われる。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.154:
(5pt)

犯罪者気質

犯罪者の気質をあます事なく表現した作品!
犯罪者はみなこのような性格だと感心しました。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.153:
(3pt)
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分厚いながらさらっと終わった。

ドラマを見て原作が気になり読みました。
私の周りも家の事は、諸々すべて女の役目。なんて所は沢山ありますし聞きます。うちもそういう感じです。
しかし、この話の男性陣はボケッとし過ぎと言うか家庭の面倒な事は嫌。お前がやるべき。みたいな所が多すぎて呆れました。
育ちがよくて勉強や仕事だけしていれば尊敬されたり褒められるとこうなるのかな。
とりあえず女性陣の勘は冴えてるのに、隣人竹内問題に真摯に向き合わないが為に竹内の火の粉が降りかかって来ます。最終的に梶間家の大黒柱である勲が竹内から家族を守る形になりますが、もっと早く対応していればこんな結末にはならなかったのでは?とちょっと冷めてしまいました。
検事の野見山が1番良かったかな。勲にスパッと忠告してて。
ドラマで出てくる竹内を愛してしまった雪見の親友は出てきません。どちらかと言われると私はドラマの方が濃厚な気がしました。
書籍で読むより異常な厚意や執着心を映像化すると余計に恐ろしく感じたので。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.152:
(5pt)

心理サスペンスの傑作

10年前新刊を読んで、面白かった記憶があり、文庫で再読、やはり面白く、また一気読み。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.151:
(4pt)

怖面白いです

ドラマを見て読みたくなり、初めてKindle版を購入してみました。
最初は少し単調ですが、その分、セーブしながら読めるので
肩の力を抜いて読み進んで行けると思います。
ドラマは後半になり、だいぶ原作と違うようですが
それはそれで楽しみですし、原作と共に、ふたつの結末を楽しむことが出来
相乗効果も上がったのではないでしょうか。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.150:
(5pt)

読み応えあり

物語は読者の予想を裏切るのか、あるいは予想通りに進むのか。展開の読めないストーリーで読み応えあり。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.149:
(5pt)

最後は短調な気がしましたが

とても楽しく飽きずに読めました。友人にも
勧めたいと思います
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.148:
(5pt)

一読の価値ありです!

ページ数は多めかと思いますが、比較的展開が早く、物語にのめり込んでいってしまい、あっという間に読み終えました。特に後半は恐怖感やドキドキ感が半端じゃなく、次々と読み進めてしまいました!とにかく面白い!とてもおすすめです!
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.147:
(4pt)

よかったです

折り目や汚れもなくきれいな状態で、送られてかたのも速かったのでよかったです。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.146:
(4pt)

(^○^)

ハラハラドキドキで
とても面白かったです。
読み終わるのが少しさびしいぐらい
夢中になって読める本でした。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.145:
(4pt)

満足です

古本ですが、なんの問題もないです。
安く買えたのでとても満足です。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.144:
(4pt)

面白いです。

以前、読んだ事が、あったんですが、テレビでドラマが、放映されているので、もう一度読んでみたく、購入しました。今までの話が、ドラマと微妙に違っていたり、これから、ドラマにどう作りあげルのか、楽しみです。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.143:
(5pt)

とにかく怖い

最後のまさかの展開に驚きました。
とにかく怖い。貞子よりも何よりも人間が一番怖い。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.142:
(4pt)

登場人物が馬鹿ばっかり

作品としては文力がありグイグイ読ませます。
しかし登場人物が子供以外、間抜けとクズしか出てきません、最後までストレス溜まりっぱなしでした。
全員死ねばよかったのに...特に長男。(あと義姉も)
甘いっ!甘すぎるっ!友成せんせ~!

【以下ネタバレ含む】
結局問題を解決に導いたのも、まどかちゃんと和人君で、あとの人間は馬鹿ばっかり。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.141:
(4pt)

面白い!

ドラマを見て、購入しました。
怖いけど、続きが気になって仕方ない!
すっかり著者のファンになりました。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.140:
(4pt)

読み易くイッキ読み、しかし弱点アリ

現在、放送中の東海テレビ制作「おとなの土ドラ」で観て気になり購入。読み易い展開と人物描写で一気に読めました。しかし視点の変化が尋恵と雪見の時の切り替わりが曖昧でやや気になったり(雪見の視点の時は尋恵が「義母」になるなど)武内の子ども時代や義母の死、性癖を何故裁判で言及されなかったのか、そして事件の真相、争点となった背中の打撲の状況説明が描写不足など突っ込みどころも多々あり読了後消化不良が残る。
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4344002938
No.139:
(3pt)

途中まで怒涛。

途中まで怒涛の勢いで読める展開ですが、終盤になるにつれ、ちょっと苦しい。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
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No.138:
(4pt)
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500ページを超える小説だが、まったく飽きさせないし、物語が進むほど、身を乗り出すようにして読んでしまう。そしてこの本の内容は、読み終えたところから、また始まっていく。

2016年4月から、ユースケ・サンタマリア主演で、この小説のドラマ化作品の放映が始まった。
その第1回を見て、興味を持ち、次の展開が待ちきれず、原作を読むことにした。

テレビでもそうだが、あやしい男は最後まで怪しく、やっぱりそうなるか、という展開が待っている。
それが期待外れとか、先読みできて失望するということではない。

*以下、ネタバレあり。

この小説の魅力は、この作品が持っている現代性にあるだろう。
武内という人物、彼は、最近よく話題になる、広汎性発達障害的なところをもっている。
武内は、的場家の隣に引っ越してきて、何くれとなく面倒を見たり、家族を励ましたり、手助けしたり、
贈り物をしたり、そこだけみれば、非常に親切な、役に立つ男だ。

そのきっかけはたぶん、この家の主である、裁判官の勲が、武内に無罪判決を下したことにある。
武内はそれに感謝し、その気持ちを表現するために、隣家を観察し、適確に救いの手をさしのべる。
それは純粋と言えば純粋な動機だし、行動だもといえる。
この時点で彼に何らかの悪意があったとは考えられない。

では、なぜ、彼のまわりでは、凄惨な事件が連続して起こり、この的場家も、その被害者となっていくのか。
それが500ページをかけて物語られていく。

物語後半に、武内と唯一、長く続く人間関係を結んでいる男が登場するが、彼が言うように、
武内と付きあうためには、武内のペースを決して乱してはならず、完全に利用するのだと割り切って、
内心と表面の対応を分裂させておかなくてはならない。

そしてそうできない人々が、武内の反感を買い、極端な親切心の裏返しとしての全否定、
感情の爆発(キレル)行為としての殺人が起こる。そのきっかけは実に些細なこと。

こうした事件は、形を変えて、日常的に起こり、犠牲者がマスコミで報道されている。
「そんな簡単なことで・・・」と、小説の中で、人々は、武内の周辺で起きた事件の発端について
納得しかねているが、これも日々起こる事件に共通していることだろう。

500ページを超える小説だが、まったく飽きさせないし、
物語が進むほど、身を乗り出すようにして読んでしまう。

タイトルともなっている「火の粉」は、いつ、自分の身に降りかかってきてもおかしくないようなこと。
それは自分で振り払わねばならない。それは時として、常識の延長上に突如やってくる非常識(崩壊)の形を取る。
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938
No.137:
(4pt)

確かに面白い、だが・・・

被害一家のお花畑ぶりはどうなんだろうか? 特に俊郎とかいう間抜けには読みながら腹が立って仕方がなかった。 まあお金に困らないボンボンの世間知らずな無職と思えば現実とそう解離はないのかな
火の粉Amazon書評・レビュー:火の粉より
4344002938

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