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矢上教授の午後
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矢上教授の午後の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ページを開いてまず目に飛び込んでくるのは,目次に並ぶ章(節?)の多さで,その数はなんと50. 短いパートだと半ページにも満たない3行や,それ以外もほとんどが10ページ前後で構成されており, 次へと移るたびに場所や視点,時間を入れ替え,のんびりな雰囲気ながらポンポンと進んでいきます. その物語は,やや異様な雰囲気ではじまりつつも,それについては具体的に触れられることなく進み, いかにもといった『日常の謎』が早々に呈示されながらも,湧き出す人々の思惑,意味不明のできごと, これらのおかげで,どんどんそちらから逸れていき,すっかり置き去りにされた存在になってしまいます. そんな流れに少しモヤモヤしていると,『日常の謎』とは正反対とも言える大きな『事件』が発生. 以降はそれがメインで,結局,冒頭での二つの日常の謎は,最後につじつま合わせに出てくる程度で, このあたりは,紹介文やカバー絵の雰囲気から,ライトなものを期待した人には戸惑うかもしれません. また,繰り返される場面転換のおかげで,誰が,どこで,いつ,何を,というのがあまり見えてこず, そのため,舞台となるオンボロ棟も,その構造や通路の通行可否など,こちらもイメージが掴めません. バラ撒かれていた数多くのあれこれが,明らかになっていくあたりは,ある程度の納得感が得られますが, それらが語られる終盤での後刻談,いわゆる解説編なのですが,70ページ強というのはあまりに長すぎです. 他にも,矢上教授の妙な『年寄り口調』や,ヒロインの『フェミニスト設定』にも違和感がありますし, はじまりの章を受ける形で閉じられる最後の章も,ちょっと取って付けたような不自然さが感じられます. | ||||
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場面、視点がコロコロ変わり、全く状況把握ができない。 ミステリというより、そもそも小説としての艇をなしていない。 解説に9年間書き直しを重ねたと書いてあったが、一体何をやっていたのか。 謎解きも‥というより、謎が謎にすらなっていない。 バナナの美味しそうな描写のみよかった。 | ||||
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