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(短編集)
空飛ぶ馬
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空飛ぶ馬の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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| 一部で(?)評価が高い,この連作,大分以前(30年くらい前)に購入(ハードカバー時代)していて,ちょっとだけ読んで,そのままになっていたが,最近本を整理していて見つけたので,改めて読んでみた。 一般的なミステリー好きからすれば,どうでもいい部分が長いので,評価は難しいが,ある種の良さはあると思う。 しかし,出版当初,著者が覆面時代に女性作家かもと言われていたのは,ちょっと読めばあり得ないことがわかる(これがわからなければ,ミステリファンとしては失格だろう)。この主人公の描写は,どう見ても男性(それも中年以上)であることは明らかである。また,一部の読者から,この主人公を理想の女子大生像という意見もみられたが,私からみれば理屈っぽいが,教養には欠けるという印象が強く,あまり魅力的には感じない(これは個人的な好みの問題であるが)。それから,今では著者の正体は割れているが,日本文学を専門としている割には,日本語に正確さが欠ける点があるのは残念である。以上のような点から,コアなミステリ・ファンには推薦できないが,ミステリ風味の利いた軽めの読み物としてはまあまあのできということで,総合的には「平均点」という評価である。 | ||||
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| ミステリーというには謎の提示が遅すぎる。 うんちくが長くて何を読まされているのかよくわからない。 おじさんが理想の女子大生(落語や焼き物などおじさんの趣味をわかってくれる)を描いてるみたいでキモい でもレビューを見ると「無理」って人も結構いてホッとした。 以下ネタバレ 注意 例えば、かなり重い木馬、土台を穴を掘って埋め、コンクリートで固めるまでしたものが、どうやって一晩だけ移動したの?という部分が最大の謎なのに、解決編は「持ってきた人なら動かせるでしょう」の一言で終わり。 土台を掘り出し、コンクリートを重機で砕かないと無理だと思うが、夜中にそんなことやってたらすぐ人目に付きますし、音もします。 そもそもなぜ木馬を店の前に戻して帽子と一緒に写真を撮ってまで、帽子がクリスマス会に間に合ったと偽装しなければならなかったのか?か? 苦労して偽装したところで、帽子に手作りらしい特徴などあれば、当日のビデオや写真を見れば違うものだとバレるでしょう。 「帽子使わせてもらったよ、ありがとう」と電話で言って、当日のビデオも写真も見せなければ済むのでは…と思ってしまいました。 他の短編の結論も「はあ??」となるものばかり。 日常描写には美しさもあるが、 ミステリーを名乗るにはお粗末すぎる。 | ||||
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| 「謎」そのものも魅力的ですし、その謎の裏の人の悪意や好意、感情の渦に読者も触れ、主人公のわたしの潔癖すぎる繊細な心の揺れにも触れ、短編それぞれにまた味わいが違い、面白いです。 特筆すべきは「砂糖合戦」って短編。 喫茶店に入った女性たちがマクベスの魔女のように砂糖壺を囲み、次々と砂糖を紅茶に入れていく。 それも尋常のないスプーン7,8杯以上の沢山の砂糖を。 なぜ? この面白いなぞかけと、その解決パートの鮮やかさ。短編そのものの後味と、本書全体を通した後味。 確かに謎解きものとしては、女子大生の私生活や文学知識などの回り道も多く無駄な情報はあるのですが、むしろその「無駄」な活写される生活部分や知を刺激する様々な仕掛けにこそ、本書の魅力があると思います。 自分は、ミステリとして読むより小説として読んで、満足な読書体験となりました。 | ||||
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| ニコラ・ド・スタールの「かもめ」という題の絵を思い出しました。 | ||||
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| 日常の謎が五話。 作中で殺人がない上、私たちの風景に優しくミステリーの地平を広げた、北村薫の正に無血革命。 それぞれの動機が、人間の業を映し出す。 噺家・春桜亭円紫が探偵役、文学部の女学生がワトスン役であり、随所に散りばめられた落語や古典文学の蘊蓄も楽しい。 | ||||
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| 日常に潜む、ほんの些細な嘘や疑いやすれ違いが思いもよらぬ方向に転がっていく。 そうして起こる事件の謎を、主人公の人生をこれから歩んでいく女性と落語家の円紫師匠が紐解く。 登場人物達の言葉が丁寧に紡がれ、他のミステリーにはない読後感をもたらす。 私はこの本を当時20代の女性から薦められました。これとても好きな本だから、と。 主人公が男の理想の女性像などといったご意見もありますが、必ずしもそうではないと思います。また、それで固唾蹴られてしまうには勿体ない、素晴らしい物語だとも思います。 | ||||
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| きれいな状態で届きました。 | ||||
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| 恐らく、本書を嚆矢とする「日常の謎」と言うジャンルが自分には合わないのかも知れない。 比較に出すのは北村氏にも今野氏にも失礼とは思うが、自分は今野敏氏の作品を多数読んでいる。警察モノで有名な今野氏だが、今野氏の警察モノは相当「日常の事件」でしか無い。奇想天外な事件や究明が困難な謎はほぼ無いと言っても差し支えない。それでも面白いと思うのは、登場人物の会話の妙があるからだ。 翻って本書に関して言えば、たとえ北村薫と言う男性とも女性とも取れる名前故に性別がわからないと仮定しても、女性にモテない学生時代を過ごしたおっさんが想像する憧れの20代女性と言った感が満載の主人公像に辟易してしまう。たとえ北村薫氏が女性だとしても、だ。 日常の事件も、その解決内容も、ひたすら退屈。オーナー自らが店に出る喫茶店で、自らが雇い、自らがクビにした人物が来店しても気づかないものだろうか? 本書に収められている五編が、全て事件が成立するにはご都合が宜し過ぎる展開ばかり。安楽椅子探偵役となる落語家にしても、なぜそれだけの情報で解決案を導き出せるのか、理解出来ない。 | ||||
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| ・この高品質の殺人のない推理小説が、評価が低く、キンドルにも入っていないことに驚いています。日本の推理小説のベスト・テンを選ぶとしたら、その中に入っていても全くおかしくない小説だと思います。 | ||||
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| 日常生活におけるちょっとした謎を題材にして、美しい日本語で人間を描いています。私は素晴らしいと感じるけれども、レビューの評価はそれほど高くない、と言うより批判的なものが多い。どうしてなのだろうかと考えて、一つの結論に達しました。 もう数十年も前のことですが、中国人の娘さんが話す日本語を聞いて、「ああっ、久しぶりに美しい日本語を耳にした」と言った人の話がありました。数十年前ですらそういうことですから、現在において、「だっせえ」「うっぜえ」「くっせえー」「ちょーきもい」「ちょーむかつく」「ざけんじゃねー」「うえーファザコン」「っつうかマザコン」などの表現をいたって普通だと感じられている方々には、逆に、この本のゆったりとした文章はとてもではないが読めないであろう、というものです。 「何かっこつけているんだ、時代は変わるんだ」とおっしゃる皆さん、どう変わっているのか、ということが問題ではないでしょうか。 | ||||
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| 短編集のうち最初の1作しか読んでいないのですが、謎解きしなければ、不思議なロマンティックな話で終わったのに、わざわざ謎解きしてしまったために、すごく白けた気持ちになりました。 織部の呪い(?)でないと教授を安心させたかったのかもしれないですが、それにしても無理やりな謎解きで理屈が通らない。 好みの問題もあるでしょうが、これ以上読む気がせず、途中でやめたので星2(気に入らない)で。 | ||||
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| こんな女子大学生は現実にはいないだろうと思いつつ、それ以外の部分は楽しく読めた。特に「砂糖合戦」の論理と展開がいい。 日常の謎は日常でおきえる出来事に対し、論理・推理で(しばしば強制的に)解決をもたらす。その結果、非日常的な論理や推理の異質さがきわだち、それが何とも面白い。 | ||||
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| 読みやすく、程よく文学的で品のある文章は素敵です。この部分で星を追加しました。 ただ、主人公に違和感があり過ぎて物語に集中できなかった。 一番ゾッとしたのが、この一文。 “父の心が本当にそれを許すまで、私は死んでも口紅を引きはしない。” ハッキリ言って、キモい。 こんな女子大生が本当に居たらそれはちょっと異常です。 化粧は誰かに許しを得てするもんじゃない。 女性としての自我に父の許しが必要? 行き過ぎたファザコンにしか思えません。 おじさんの考えた最強の娘、というファンタジーなのかな。 | ||||
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| 「日常の謎」というジャンルの作品だそうですが、謎解きマニアでもない自分には話題が退屈で合いませんでした。 | ||||
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| 推理小説特有の奇をてらった展開がなく、物語、というよりは人間の上質な暮らしぶりが匂い立ち、質の良い読後感が心地よい。このような本を、なかなか読書量が上がらない、中学生の孫に読ませたい。 | ||||
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| 東大卒の方からの紹介で子供に読ませてます! それから。。 とてもためになった本としてテレビで紹介されてました! | ||||
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| 1作目、2作目はすっきりまとまっていて、全く知らない落語の世界の豆知識も興味深くて面白く読んだのですが、3作目がなんだこれ、という内容で、そこで白けてしまって、4作目、5作目が楽しめませんでした。 シャーロックホームズ的な、日常的な謎を解いていくような推理ものですが、3作目は全75ページのうち、事件が起こるのは60ページ過ぎてから。その前はだらだらだらだらだらだらだらだら×100、あまりかき分けられていないキャラクターの女子大生が旅をする話で、主人公も無個性であまり魅力を感じられず、伏線と呼べるようなものはほぼなく、面白くもなんともありません。で、最後の事件も加害者が偶然思いついたとしか思えない状況なのに、論理的な推理で解決するってなんじゃそれ、としか思えませんでした。悲壮感たっぷりに終わるラストも、いやいや、これだけ目立つ行動をしていたらすぐ見つかるでしょ、馬鹿なのこの人?、としか思えず…。解説を読んだら、3作目の読みどころは、「二人旅の楽しさである」だそうで脱力しました。そうとしかほめようがなかったのだと思いますが、そもそも二人旅の部分も楽しくもなんともないのですが…。 宮部みゆきさん、辻村深月さんなど、好きな作家さんがこぞって帯に推薦文を書いていて、シリーズものなのでまとめ買いしようと思ったのですが、個人的にはしなくて正解でした。ほかの方のレビューを読むと絶賛されている方も多いので、好き・きらいが分かれるようです。まとめ買いは1冊目を読んでからがいいと思います。 | ||||
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| 砂糖合戦は油断していて、何がどうしたのと思っているうちに 謎が解かれる事態に・・・。 確かに、そういうこともあるなぁと感心しつつ、 「」だけでなくシリーズ第1作から キレギレだと惚れ惚れして読了。 あっという間に読み終えた。流石!! | ||||
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| いわゆる「日常の謎もの」が好きで、金字塔と呼ばれるこちらを読ませていただいたが…正直微妙でした。 つまらなくはないが、ここまで大絶賛されるほどの本か?と疑問に思ってしまいます。 まずそもそもプロの落語家とそれに憧れる女子大生、という関係性でホームズとワトソン役をやることに無理が生じているように感じました。現に謎に出会った際にホームズ役である落語家がその謎を解決することになる(巻き込まれる)流れに無理があり(そんなところでたまたま出会うか?というところで出会うなど)解決する際も読者にもわかるヒントで解決したというよりは落語家が話を聞いただけで解決するのでまさに千里眼で解決したように見えてしまい面白みがないです。 同じ「日常の謎もの」のジャンルですと米澤穂信や若竹七海、はやみねかおるらに完全に劣っていると思いました。 だが今あげた作家も含め、1994年当時に今ほど「日常の謎もの」の本がなかったということを思うと、今ある数々の面白い本の先駆けと言う意味で評価されていることは納得できるので、作品としての面白みは星1ですが星1つ追加しました。 | ||||
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| 非常に評価の高い本で、以前から読もうと思ってた本。 ようやく読むことができたのだが、期待値が高かったのかなあ…。 正直、僕には合わなかった。 おそらく「日常の謎」というジャンルがあまり合わないんだと思う。 米澤穂信の人気シリーズの「古典部」もあまり面白いと思わなかったし。 シリーズの続きを読みたいとは思わなかった。 ただ、落語好きの僕にとっては古典落語に関する解釈とか蘊蓄はとても面白かった。 他にも文学に関する難しい蘊蓄なども出てくるので、ミステリーとしての楽しみ以外にもそういった蘊蓄とか解釈を楽しむという読み方もできる。 そして、一点だけとても気になった事がある。 僕が読んだのは43版なのだが、その339ページに 「今はもう押しも押されぬ大女優です。」という文章がある。 「押しも押されぬ」というのは日本語として誤った表現で、正しくは「押しも押されもせぬ」である。 もっとも、今では誤った表現の方が広まっていて、誤った「押しも押されぬ」の方を使用する人の方が多いという逆転現象が起きているというデータもある。 まあ言葉なんて伝達手段に過ぎないのだから、双方で意味が通じ合えば別になんだってかまわないのだが、僕は気になった。 本書では文学に関する蘊蓄を多く語っているのだから、「正しい日本語を使えよ」と思った。 作者の北村薫は、高校で国語教師をやっていたそうだが、国語教師が「押しも押されぬ」を使用しているのはかなり恥ずかしい。 入試の国語問題でも「押しも押されぬ」と「押しも押されもせぬ」の正誤問題とか出そうなものだが・・・。 本書は1989年に発売されて以降、版を重ね読み継がれているのだが、なぜこの「押しも押されぬ」が30年近く訂正もされず放置されてきたのか理解に苦しむ。 僕は「押しも押されぬ」って表現を見て、読んでて一気に白けたよ。 もし、増刷するなら出版社は作者にことわって訂正した方がいいと思う。 国語教師がこんな表現使ってたら恥ずかしいぞ。 | ||||
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