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(短編集)
おそろし 三島屋変調百物語事始
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おそろし 三島屋変調百物語事始の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全135件 21~40 2/7ページ
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笹沢佐保 翔田 寛さんなどの時代小説を読んだことがあり ミステリー作家が書く時代小説は凄いもんだ面白いもんだと感心したことがあります 宮部みゆきさんとなればもう確実と期待してたけど 使い古されてカスカスの怪談奇譚じゃないですか こういうのってどこにでもいっぱいあって内容も似たようなもので 改めてわざわざ書くようなものなのか ミステリーは書くのの難しいから息抜きに描いているんだろうか ミステリーの女王宮部みゆき の名が惜しいです | ||||
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このシリーズは全部、読み応えがあります。 町の様子、店で忙しく働いている人々の動き 生活音などが見えてくるのが不思議です。 まだまだ、100物語になるまでが楽しみです。早く読みたい! | ||||
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多分、誰も書いていないと思うのですが、おそらく「魔鏡」は冬目景の「羊のうた」の高城千砂(姉)と高城一砂(弟)のオマージュです。高城姉弟の父親の旧姓は石倉です。 三島屋シリーズが好きな人であれば気に入る作品だと思います。 | ||||
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100物語を聞いているところまではよかったですが、最後にまとめちゃいますか。 それにおちかはみんなをきれいに成仏させる程別に話を聞くの上手でもなかったですよね。 いくつかの話が少し交差するくらいで100物語を聞き継いでいくならまだしも、最後がね。 でも読みやすいし暇つぶしにはなりました。 | ||||
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難しい本では無いのに、心に引っ掛かる物を感じます。高齢者で着物好きな私には容易に情景が共有出来るのも楽しみの一つです。 | ||||
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読み進めるそばから、前のエピソードの印象が薄れる。細密画を書いているように見えるが、そうなっていない。 | ||||
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ハードカバーで出版された時に購入し、その後も何回も読ませてもらいました。 この頃、視力が落ち、本が読み辛くなってき、シリーズ最新刊が出版される度に「もう一度最初から読みたいな」と思ってたところ、Kindleで出版?されてるのを見つけ…一気に読みました。 Kindleなら読めるので、これから三島屋シリーズを再度読んでいこうと思います。 | ||||
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全員集合はおかしいでしょう。 松太郎まではいいとしても…。 読む気がなくなりました。 そこまでは面白かったので残念です。 | ||||
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「百物語」シリーズの初作だが、私は本シリーズ中の作品は初読。"おちか"を聞き手とするシリーズの初作でもあり、「曼珠沙華」、「凶宅」、「邪恋」、「魔鏡」及び「家鳴り」の5つの怪異・因縁譚から構成される連作短編風の物語。 一読、怪異・因縁譚を語りながら、それを人生の機微溢れる人情譚と混淆させる作者の筆力には感心し、本シリーズの人気の理由が頷けた。初作である「曼珠沙華」は、まず三島屋の事情を説明した後で、毒があり死人花とも呼ばれて忌み嫌われている「曼珠沙華」を苛酷で孤独な"おちか"の境遇と掛けた上で、「曼珠沙華」を忌み嫌う客の回想譚として"おちか"の境遇と重なる怪異・因縁譚を語るという巧妙な創り。その回想譚も人情譚と言って良い創りで、人間の心情の本質を衝いていて鋭い。「凶宅」は、「百物語」の作成を目指す三島屋の主人が"おちか"の聞き手としての才能を見込んで複数の人間の不思議話を聞かせた上でその真偽も判定させるという趣向。実際には本編の語り手は"おたか"という女性1人だけで、その内容は錠前と土蔵を発端とした"お化け屋敷"に纏わる恐怖の怪異譚なのだが、その怪異譚は"おたか"にとっては("お化け屋敷"がそう思わせた)真実かも知れないという虚実の曖昧性を描いて秀逸(主人の意図は悩んでいるのは"おちか"1人では無いと悟らせる事らしいし、それが本作のテーマでもある)。それを受けた「邪恋」は、"おちか"の語りを同僚の"おしま"が聞くという凝った趣向。"おちか"の悩みの原因が明らかにされると共に、兄弟間の機微や「忍ぶ恋」の切なさ・残酷さが巧みに描かれている。それを更に受けた「魔鏡」は、罪悪感に苛まれ続ける"おちか"の元に"おしま"がかつて仕えていたお嬢様の"お福"が訪れ、「鏡」に纏わる怪異・因縁譚を語るという趣向。これまで同様、その中には"おちか"の境遇と重なる兄姉妹間の機微が十二分に描き込まれている。 掉尾の「家鳴り」(妖怪として有名)は、一応、怪異譚を扱ってはいるものの、本作の総決算の様な短編で悩んでいるのは誰か1人だけでは無く、本当に怖いのは人の心、という京極夏彦(「妖怪は人の心の中に棲む」がモットー)張りのテーマを強調している。悩んでいるのは1人だけでは無く、本当に怖いのは人の心というテーマを怪異・因縁譚と人生の機微溢れる人情譚との混淆で描いた作者の手腕が際立つ傑作だと思った。次作が早く読みたいとも思った。 | ||||
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普段はごく普通に良い人。 でも何かの拍子に心の奥深くに眠っていた闇が グッと頭をもたげて自分でも気付かぬうちに他人を傷つけ加害者となってしまう。 誰しも心当たりのある微妙な心の闇を恐ろしくも繊細に そして優しく紐解いてゆく 美しい背景とともに心に残る作品でした。 | ||||
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本当にお話に引き込まれる、見事な作品だと思います。 本シリーズ第一巻目の「おそろし」を最初に読んだのは、初刊が発行された何年も前だったのですが、今回シリーズ最新刊の、「あやかし草子」で、聞き手を務めた”おちか”の人生に大きな変化があり、物語の大筋に一区切りついたところで、改めて最初に立ち戻り「おそろし」を読み直してみたところ、改めてその奥深さに圧倒されました。 2度読みするからこその面白さがあるという本にはなかなか出会えないので、やはり逸品だと思います。 おちかの成長を、自分の人生の変化にも重ね合わせて、しみじみ感動する物語です。 | ||||
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この作者の作品は、とても読み応えが有り、 待ってましたな状態でした。 とても楽しめました。 | ||||
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TVでもやりましたので見ていましたが 再度読んでも面白いです | ||||
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作者名を知っていた程度でしたが、感情の動きなどをちょっと感情面で問題のある夫に読ませると良いとかかりつけ医に勧められ購入。私自身は本好きなので面白く読みました。 | ||||
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著者の登場人物は 現代物より時代物の方が 私は大好きです (*^o^*) 『おそろし 三島屋変調百物語事始 』も もれず 【おちか】をはじめ登場人物が魅力的で感情移入してしまします (^.^) 著者の現代物にくらべ 情緒豊かで 情景が思い浮かび 時間がゆっくりなのが 気に入ってます『ぼんくら』『あかんべえ』も良かったな~ | ||||
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作者はいったいどこまで考えてから文章を書き始めるのか。ヒロインであるおちかが、三島屋で変調百物語を始めた詳細は、次第に明らかになってくるのだが、そこに至るまでの、おちかの体験した悲惨な事件の説明に無理がない点が見事だ。おそろしい事件に巻き込まれたおちかはPTSDになってしまい、そこから動けなくなって川崎から三島屋へやってくる。最初は偶然だった、不可思議な話の聞き手としての立場は、やがて叔父である三島屋伊兵衛によって、意図的に仕組まれていく。他人の不可思議でおそろしい話を聞くことで、おちか自身が自分の身に起きたできごとを語れるようになる。ただし、本当に立ち直るまでには最終話を待たなければならない。 収録された5つの短編がお互いに絡み合って最終話になだれ込むのだが、作者はいったいどこまで全体のプランを練って書き始めたのだろうか。この一冊に限らず、おちかが聞き手になる百物語は、第五巻まで続いていく。そして、おちかはそこで「卒業」し、後を受けた聞き手が第六巻から主役になる。この交代も実にスムーズだ。プロの作家であるとはいえ、見事としか言いようがない。 | ||||
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久々に宮部さんの小説を読みましたがやはり面白いです。 | ||||
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本当に怖いお話が多く、夜一人で読むのはやめようと思いながら、読んでしまいます。 怖いけどとても面白いです。 あまり本を読まない娘にプレゼントしたところ、ハマってしまい、2冊目を読んでいます。 | ||||
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流石、ストーリーテラーの宮部みゆきさん。期待通りの1冊でした。 | ||||
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絶妙なバランスで描かれるちょっと怖いお話し。 でも読めば直ぐに魅了され、休むことを許さない。 それこそが一番怖い、そしてクライマックスでは涙が出てくる。こんな小説は初めてだ。 宮部さん恐るべし。 | ||||
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