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(短編集)
おそろし 三島屋変調百物語事始
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おそろし 三島屋変調百物語事始の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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余りに重い話が続く。この世に安寧の場所が無くあの世でそれを手に入れたとしても...話としては一応上手くまとめてはいるけど私はこれ以上このシリーズは勘弁です。 | ||||
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笹沢佐保 翔田 寛さんなどの時代小説を読んだことがあり ミステリー作家が書く時代小説は凄いもんだ面白いもんだと感心したことがあります 宮部みゆきさんとなればもう確実と期待してたけど 使い古されてカスカスの怪談奇譚じゃないですか こういうのってどこにでもいっぱいあって内容も似たようなもので 改めてわざわざ書くようなものなのか ミステリーは書くのの難しいから息抜きに描いているんだろうか ミステリーの女王宮部みゆき の名が惜しいです | ||||
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読み進めるそばから、前のエピソードの印象が薄れる。細密画を書いているように見えるが、そうなっていない。 | ||||
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全員集合はおかしいでしょう。 松太郎まではいいとしても…。 読む気がなくなりました。 そこまでは面白かったので残念です。 | ||||
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藤兵衛は兄が殺人を犯したあと、大変な苦労を強いられ兄の死を願うまでに追い詰められたのに、母親が義理姉を殺めてしまい独りになったお福は、父親の友人宅に許嫁として幸せに暮らしている… え?何この格差。納得できない。 石倉屋より丸千の方が余程罪深い所業を何年にも渡って続けて来たのに、家族は無事で家業も潰れず。 第三話では松太郎が居なければ回らない程の忙しさだったのに、第五話にはおちかがいなくなり、喜一が泊まり掛けで不在でも問題ない旅籠。 最後の訳の分からない全員集合。 それぞれの物語に合わせるために、背景が都合よくコロコロ変更されて、一つ一つの物語はそれなりに面白いのに、最後の最後で滅茶苦茶に。 やりたい事は分かりますけど、それなら読者も納得するように、ちゃんと導いて下さいよ。 物語の前提、背景、繋がり、心理描写がいい加減過ぎて、段々と気持ちが入らなくなり、最後は流し読みに。 物凄くガッカリしました。 | ||||
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実は宮部さんの小説を読むのはこれが初めてです。 文章の流れとか、心理描写とか、ことばの使い方とか、 細かい所はいちいちすごく好きだなぁ、と思いました。 つやっぽい。 …ただ、他の方もおっしゃってますが大枠の構成としてはちょっとあらっぽすぎるかなぁ、と。 ほぼ自分と関わりのない「いわくつき」の人物を大切に養育するような、 本当にこんないい人いるの?という人が沢山出てき過ぎて、 あまりリアルに感じられず、あまりのめり込めませんでした。 (私の悲観的な物の見方のせいでしょうか?) ラストも突然冒険っぽくなっちゃって、なんだかなぁという感じです。 続編もあるみたいなのでそちらも読んでみたら 何か評価がひっくりかえるのかしら。 でもとにかく文章はとっても好みなので 他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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宮部みゆきの作品は、出版されたら読むカンジです。現代版もおもしろいのですが、時代物が好きでした。でも、最近のものはなんだか・・・?ですね。 テンポ良くキレイにまとまっているのですが、話が強引です。 それと、巧みな表現はあいかわらずなのですが、「林立」というの表現が何度か使われていて、宮部みゆきらしくないというか・・・なんというか・・・腑に落ちないかんじです。欲求不満が残る作品です。なんだか、この後も続編が出るような雰囲気でしたが、苦しいですね。一応、出たら読みますけど。 | ||||
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宮部みゆきさん、大好きだったんですけど最近のものはあまりおもしろく感じられなくて、離れていました。機会があって久しぶりに手にとってみて「やっぱり・・・」と再びがっかり。 話運びは相変わらずお上手で、ぐいぐい読ませるのですが、ところどころで「え?この人がこんなこと言う?」とか、「その展開には必然性が感じられません!」という気持ちが湧いてきて話に没頭できなくなり、最後のオールスターで「ありえないだろ〜〜〜!」と机をひっくりかえしたくなりました。 ・登場人物の像が完成されていない ・話が単調(特に殺し方の類似) ・無理やり作者の望む方向に話を持っていき強引に終わらせている 無理にまとめたり解決したりしなくてもいい問題を、解決しようとして間違った答えを出した感が強いです。 杉浦日名子さんの百物語を例にあげてる方がいらっしゃいましたが、同感です。全て説明がつく物事ばかりでこの世が構成されているわけではありません。うらみつらみと関係なく不思議が存在し、理解できないしする必要も無いそれらを蛍光灯でてらして解剖してみたところで無粋なだけです。 宮部さんは昔、本作品では脇役におかれたお吉さん、宗介さんのような人を主役にして珠玉の小品を書かれていたんですけどね・・・救われがたい運命に落ち込んだ市井の人々。改めてかえりみられることのなく、自ら声をあげることもなく静かに世を去っていく人々を。 多分続編ではおちかと清太郎がいい仲になるんでしょうね〜〜〜全然読みたいとは思いませんが。 | ||||
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宮部みゆきの著作を初めて読みました。 結果から言うと「よく分かりません(評価不能)」です。 感動の最新刊という帯の意味もよく分かりません。 でも、こんな長い本を書くことができる才能には脱帽です。 | ||||
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面白くないわけではない。 宮部さん独特の「ずっと登場人物たちの生活を見続けたくなる」ような書きっぷりも健在だと思う。 でも、「ぼんくら」、「日暮らし」、「あかんべえ」、「孤宿の人」など最近の江戸もの長編の珠玉の出来に比べるとどうしても劣る。かなり劣る。 他の作家が書いたのなら星4つかもしれない。 期待していた分、そして前半からのめりこんで読んで、これをどう収めるのだろうとわくわくして読んだ分、後半の子供だましのような展開と結末にがっかりしてしまった。 | ||||
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おそろし 三島屋変調百物語事始宮部美由紀の江戸ものは大変面白く、色々なことを考えさせる作品が多いのである。しかし、レビューの中の一つでも触れられているように、うまくまとまるのであの人も大変ね、とか言う結論では私には物足りない。そんな小説なら人情話を聞いている方がまだましなのである。 かつて、救いようのないだるま頭巾などを書いていたが、本当に怖いのは人間だという姿勢は一貫している割に今度は善人づらか。彼女の作品には、犯罪者を擁護するような形にとられてしまった作品もある。社会が生み出すものとしてのやりようない、癒せない悲しみや過ぎ去ることができない罪と苦しみがあることとその中でもがく人間の生のうごめきを、他者の話によって成長させることでしか宮部さんにはかけないのか。人間は本をよんで成長するものだけではない。 少年・少女ばかりを主人公にしているようでは宮崎駿と同じレベルである。宮部さんの細部から成立させるすばらしさを何故本気で使わないのか理解できない。怠けないで欲しい、才能のある人は。 | ||||
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