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さよならドビュッシー
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さよならドビュッシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 41~60 3/4ページ
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ちっともどんでん返しではないし誰が読んでもトリックばればれでしょ。 おじいちゃんやピアノの先生やら主人公の周りにいる大人に語らせる台詞も説教じみてて辟易でした。 あと、火事で人が焼かれていく描写の凄惨さ、階段を転げ落ち脳挫傷に到るまでの細かな描写。あれいりますか? あそこまで細かく書かれると感受性の豊かな人間にはたまったもんじゃありませんよ。 夜読んだので私なんか火事の夢を見ました。怖かったです。 名古屋出身なので知ってる地名や場所がちょいちょい出てきてそこは懐かしかったんだけど・・・ 炭化直前までいった皮膚があそこまで回復するもんなのか・・・ 医学の進歩は分からないけど現実感が無かったです。 | ||||
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障害者差別が全般に溢れた作品です。嫌悪感が溢れました。 片方のみ松葉杖を付く場合の持ち手が逆だし、知識足り無すぎです。 | ||||
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無理にありきたりなミステリーにして最後のどんでん返しなんて要らないです。 伏線となるであろう設定も必然性が無いし、皆さんが言っている音楽スポコンものに した方がよっぽど素晴らしかったのにと思う。 正に九死に一生を得た主人公が、以前よりも遥かに上手くピアノが弾けるようになるなんて この設定ではありえないです。 リハビリの描写が多く本当に苦しいけれどそれを支えるのは治ってやるんだという 本人の意思です。言葉ではきちんと書いてあるけど本人は本当には理解していないんだなと思います。 経験しているのなら推敲が足りないです。 自分は交通事故で上半身が殆ど骨折して手術するまでピクリとも動けない状態になりました。 症状が落ち着き手術するまでの1週間、1秒1秒毎に痛さに耐え、もだえ、鎮痛剤を討ってもらって 漸く眠れるという大変な生活でした。 手術後もベットから自力では立ち上がれず、リハビリの為に歩けばくっついていない肋骨が揺れて痛み 耐え難い痛みを耐え、リハビリを続けそれでも約2ヶ月で職場復帰しました。 それを支えたのは今までの日常生活に戻るんだ、 またバイクに乗るんだと言う強い意志があったからできた事です。 途中までは自分も知識の無い音楽の世界また、リハビリに励む主人公の姿に自分の姿を思い出しました。 それだけに最後のどんでん返しは要らないです。今迄の努力が水の泡です。 少なくとももっと別の謎解きを考えるべきだったと思います。 それまで共感を持って読んでいたのが、ラストで本当にリアリティのない残念な作品になってしまいました。 途中までが面白かっただけに本当に残念です。 まだデビュー作ですし、今後の活躍を期待します。 大賞を取ったからって満足してたら作家生命は終わると思いますよ! また作品を読ませていただきます。 | ||||
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中山七里さんのデビュー作ということですが、ミステリーとしては特に目新しい部分や斬新なトリックがあるという訳でもありません。 また、この作品に使われているトリックは、このてのトリックが好きな方からすれば、はっきりとあたりがついてしまうレベルです。 音楽に関する描写は凄いとは思うのですが、話の進行には関わっていてもトリックには何ら関係なく、個人的にはミステリーとしては蛇足な感がありました。 ただ、シリーズやスピンオフとしての『おやすみラフマニノフ』や『要介護探偵の事件簿』に繋がる最初の一作ではありますので、読んでおく必要性は高いとは思います。 | ||||
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ネタバレありです。読みたくない人はこれ以上は読まないように。 以下、感想 'ピアノ演奏がらみの描写や説明が多すぎます。そのあたりが純粋なエンタメを堪能したい読者にとってはじれったいです。そういった描写がなければ、内容は、100ページ程度の中編小説であり、プロットもその程度のものです。 '事件は、火事と未遂事件3件と母の死です。ミステリにしては、インパクトが弱い。 '意地悪な読者なら、火事で全身整形とくれば、中身入れ替わりのトリックかなとふと思いつきます(どこかでみたことのある古典的手法、デジャブですね) 以下、ここからは、作品の減点箇所です。もしかしたら、途中の描写があまりに退屈で飛ばし読みしているので、自分が理解していないだけの箇所があるかもしれませんが、あしからず。 '現実に無理な部分もあります。外国人のルシアがいくら日本になれたとはいえ、カタカナの日本語をおなかに指で書かれてイメージできるとは思えません。(だけど、ここを否定したら、この小説は成り立たないからね仕方ないのだろう。) どうして、ルシアが火事で殺してしまおうとまで考えるのかは分かりません。(っていうか、あれはルシアのしわざじゃないの?よくわからない) '殺意がないまま、母親を殺しておいて、なぜ階段の下までは行かないの? 'そして、ここがポイント! 主人公一人称で、自分が殺人犯というのは、禁じ手じゃありませんか?読んでいて裏切られた感じ。まあ、本人が遥じゃないことを語らないくらいだから、それはいいのかもしれないけれど、だったら、岬が一度も遥と読んでいないという部分に驚くのはちょっと都合がいい。 '父親と叔父はキャラとしてなぜ必要なのか?犯人の選択肢を増やして読者を楽しませるため? 結論、何度も言いますが、ミステリとしては、貧弱な構成です。 ピアノをかじったことのある女性が、あまりミステリのことを深く考えずに、ちょいと読むには面白いかも。 本格ミステリを読みたいと思って読むと、物足りません。 外食で、おすすめの有名なお店に本格カレーを食べに行ったら、なつかしいボンカレーが出てきました。でも、出版社の都合で、おいしいお店と煽らなければ、出版社は儲けがでないので、一生懸命煽っております。されど、味は所詮ボンカレーです。 異常乾燥、もとい以上、感想でした。 | ||||
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説教じみた薄っぺらなセリフやすべてを分かったような解説口調、もう笑っちゃうくらい無邪気な作者さんです。述べられている知識もどこかでしらべてきました、みたいな。。。寒すぎます。しかもこの作者は自分が調べて得たうんちくをぜーんぶ詰め込まないと気が済まないらしい。これだけたくさん調べました、どうだ参ったか!何も知らない読者よ、という著者の心の声がきこえてきそうで、どこを読んでいても能天気な書き手という印象を払拭できませんでした。この文章がすごいと思ってしまう方は、ふだん読書なさらない方ではないでしょうか。 | ||||
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高校生が書いたような小説。わざとらしい、リアリティのかけらもないセリフ回し。あと、相続がらみのストーリーなのに、民法の相続の規定について調べた形跡がなく、初歩的な間違いが散見されて、読んでいてつらかった。 素人小説。大賞と聞きましたが、この賞は非常にレベルの低い物をあえて選んでいるとしか思えません | ||||
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小説は虚構ですし、 小説でしかできないウソの設定は大歓迎です。 朝起きたら虫になっていてもいいし、超能力が使えても空を飛べてもいいし。 しかし、ウソの設定をしたら、それ以外は事実を積み上げるのが小説だし、 それがなければ読者と作者の合意がなく、読む意味がない。 この小説で偉そうに解説されている医学的内容は、完全にウソ八百で、 メニエル病はこういう病気じゃないし、筋肉やリハビリについての記述もウソばっかりです。 作者はたぶん、患者も取材してないし医学書や健康本の一つも読んでない。 どころか、Wikipediaですら読んでないでしょう。 ひどいです。 文章が稚拙で、日本語としておかしい部分があることや、 ミステリーとして破たんしていることは、まあいいです。 でも、これを熱傷やメニエル病の患者や、リハに励んでいる人がよんだらどう思うでしょうか。 ウソならウソで、荒唐無稽な話ならいいですが、 ウソの「医学的事実」をもとにミステリーを成り立たせてるから、引きます。 この1冊を読めば、作者が非常に不誠実でペンを持つ資格もない人間だとわかります。 この作品を選んだ審査員も、担当している編集者も、賛辞を寄せている大森望さんも、 反省されたほうがいいです。 小説を読んでこれほど気分が悪くなったことはないですね。 | ||||
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ちゃんとその土地のコトをとことんn勉強してから書いて下さい。それに尽きます。 「クラシック音楽をちりばめた青春小説風のミステリ」というどなたかのレビューに惹かれて手に取ったのですが、ジモティとしては、主人公が音楽高校受験で云々かんぬん……という、最初の部分で思い切り引きまくりました。 えっと、名古屋に私立の音楽高校はありますが、その上の大学、殆ど毎コンetc.の全国大会に学生を送り込めない三流音大だということ、作者は知らないだろうなぁ。 (というか、毎コン目指す連中は市立・県立1つずつある音楽科に進学して、桐朋・東音・武蔵野行くのがお約束) あと、主人公が住み暮らす本山界隈、岐阜県出身という作者は今、多分その辺りにお住まいだと思いますが、土地成金etc.の話も辺に誇張されててジモティとしては「はぁ?」 その他のエピソードの稚拙の一言。 唯一、探偵役のピアノ教師の教授法は確かに「うーむ」。作者のクラシックに対する造詣が伺えましたが所詮それだけ。 翻ってみれば、名古屋のクラヲタ以外はそれなりに読める内容なんじゃないでしょうか? | ||||
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50ページほど読んだところで、 もう読むのをやめようかと思った。 それぐらいつまらない。 まずストーリーに意外性がない。 これはミステリーとして致命的な欠陥です。 簡単にオチが読めました。 あっけなさすぎます。 そのうえ、文章が稚拙。 中学生の書いた作文のようで、 読んでいていらいらしました。 これほど買って損をしたと思った本も珍しいです。 | ||||
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装丁に魅了されて読んでみました。 推理小説の初心者向けです(謎のトリックは面白かったけど、推理小説を読み慣れている人にはすぐ分かるかもしれないので)。 また、音楽の描写も素敵だったと思います。 ただ、繰り広げられている話は嫌味なくらい残酷でした。 ミステリーとクラシック音楽描写で満足していたので(満腹状態)、それ以上の描写(学校でのいじめの部分とか)は要らなかった…。 不幸があったからといってその後すぐ幸福があるとも限らないので、この本の描写はある意味、現実的だともいえます。 全体的な描写については好きではありませんが、後味は悪くありません。 | ||||
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全体の1/4程度まで読んで唖然としてしまった。幾ら容易に推測できるレベルの陳腐な物とは言え、トリックの内容を早々と本文中で明記するミステリ作家が居るとは前代未聞であろう。ミステリ作法を知らずしてミステリを書くとは恐れ入った。その意味において珍品ではある。書いた本人は兎も角、編集者はチェックしなかったのであろうか ? もっとも、ミステリを書く意志は初めから無かったのかも知れないが......。 音楽(ピアニスト)をテーマとしている点に新規性があるとの触れ込みで、こちらがメインと言う事なのだろう。だが、古い喩えで申し訳ないが、かつての「アタックNo.1」や「サインはV」等のスポ根少女マンガの世界(特に青年コーチとの関係や病魔との闘い)を音楽の世界に移入しただけで、こちらも新規性も感じるどころかウンザリする程の既視感を覚えた。上述の通りミステリとしての体を成してない上に、少女趣味が強く漂い、成熟度・練度が幼いと言って良い程低い本作は二重の意味で読み応えが無い。読者に何を提供しようと意図したのか全く不明な作品で、鑑賞に堪えないレベルだと思う。本当に無駄な時間を費やしてしまった。 | ||||
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購入を検討している方のため、トリックには言及せずに書きます。 クラシック音楽とミステリーという、少し珍しい組み合わせに惹かれて購入しました。 ミステリーの醍醐味と言えば読者の予想を裏切る意外な展開ですが、この本には悪い意味で裏切られました。 あまりにもひどいと思ったため、今回初めてレビューします。 とにかく何もかもが、それこそ悪い意味でマンガ的、ドラマ的です。 まず、型にはまった性格の登場人物しか出てきません(これは一概に悪いこととは言えませんが)。 セリフ回しも口語ではまず使わないような不自然なものです。 セリフ、地の文問わずやたらと漢字や熟語を多用していますが、誤用や文法間違いが多く、ほとんど空回りしています。 その割に話し言葉は大げさなほど軽いタッチにしようとしており、大変アンバランスです。 また、情景描写においても、高校生が書いたのかと思うような安っぽい比喩で埋め尽くされ、非常にくどく、テンポが悪くなっています。 たとえこれらに目をつぶってトリック重視で見せるにしても、無駄が多すぎて文字通り話になりません。 ただ、作者様のデビュー作ですので、この辺りの事情はゴーサインを出した編集の方に大きな責任があるでしょう。 むろん、作者様にも非はあります。 演奏の描写はともかく、選曲やうんちく、レッスンなどの描写は取材不足に過ぎると言わざるを得ません。 クラシックを少し聞きかじった人が、耳学問やネットでちょこっと検索して得た程度の知識で書いているのではないかと疑います。 しかもそれを片端から登場人物に説明させるので、読んでいるこっちが恥ずかしくなってきてしまいます。 頭でっかちの典型です。その点、のだめカンタービレの方がまだよく描けています。 このミス大賞の作品を読むのは今回が初めてでしたが、他の作品もこんな体たらくなのでしょうか。 有名な賞なので期待をしていただけに、失望を隠しきれません。 ここまで辛口で書きましたが、あまり活字慣れしていない中学生くらいなら楽しんで読めるかもしれません。 | ||||
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それぞれのキャラクターが立っていない。皆が同じ人間に見えてしまいました。 そして、不必要で冗長な表現が目立ちます。無理に引き伸ばしてる、そんな印象を受けました。なので途中から飛ばし読みに近い読み方をしてしまいました。この話に入り込めなかったということでしょうね。 | ||||
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ミステリーを読む以前に小説として稚拙。マンガのセリフをそのまま文章化しただけのような平べったい内容でした。登場人物の誰にも感情移入ができず、苦痛なだけの読書でした。ドラマ化、映画化だけを狙って作ったような、昔で言えば「新幹線小説(新幹線の中で書き上げた小説)」に思えた。 | ||||
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文章のスタイルや読みやすさという点では、好みは分かれるでしょうが、私にはそこそこ楽しめて軽く読めました。ただ、ミステリーというにはトリックがあまりにもお粗末…。 過去のミステリー作品のいくつかの小さなトリックのつぎはぎな印象を受けてしまいます。 ミステリーに関してはトリックやプロットが、過去に発表されているものと似ている程度であれば、もう目をつぶるしかない…というところなのでしょうか。 音楽風味が好き(のだめとか)で、初めてこの手のミステリーを読まれる、若い読者の方は楽しめると思います。 | ||||
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ミステリー物、音楽物、青春物―と、この本には色々な要素が詰め込まれているが、 逆に詰め込みすぎて全てが中途半端になっているような感じがした。 ミステリーとしてはトリックが使い古されていて目新しさがない。 推理小説愛読者なら2章で仕掛けに気付くのではないだろうか? 音楽物としても知識・描写が中途半端。 作中取り上げられる作曲家もベートーヴェン、ドビュッシー、ショパンと大家揃いであり、 彼らに関する薀蓄も「そんなの既に知ってるよ」というレベル。 演奏中の描写は中々力が入っているが、どこか白々しいというか 藤本治の『船に乗れ!』に感じたような、演奏描写にグイグイ引き込まれるような感じはない。 青春物としては、他のレビューに書かれているように無駄に説教臭い。 登場人物一人ひとりが折に触れて自分の人生観・現代社会に対する批判を口にするが、 これがかえって登場人物たちの現実味を失わせ、まるで教育ドラマでも見ている気にさせる。 材料だけは盛りだくさんだが、これといって美味いわけでもない料理といった感じ。 腹は(無駄に)膨れるが、満足感は感じない。 | ||||
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安っぽいメロドラマのようで、途中何度も投げ出したくなった。 音楽がかろうじて私の手を止めないでくれたが、『のだめ』の二番煎じ、抽象的な表現も同じ箇所があるのには辟易した。 作者は既婚男性とのことだが、とにかくヒロインをはじめとする女性全員の描写がお粗末。 事件が悲惨であるにも関わらず動機づけが軽く弱いものになってしまった。事を引き起こす女性の情はそんな単純なものではない。途中、描写を上手く書ききれなかったことにより関係性や人物の感情が浮き出してしまい結末が予測できてしまったのにはがっかり。事物的なものには細かいが説明的でくどい割には、ヒロインのピアノに向かう姿勢や情熱が唐突に出たり引っ込んだり、言葉だけが上滑りしている。総じて登場人物に血が通ってないように思う。 現実離れしすぎた設定(特に医療の設定がひどい)も、文中の言葉で表せば「演出」の力でどうにでもなるのだろうが、下手なアイドルが棒読みで演技をしているようだった。 ところどころに入る近年の出来事のエピソードを無理やりくっつけているのも、中途半端に現実に引き戻されて浮ついた印象しかなく、その辺まで徹底的に作り上げる技量が無いのかと勘繰りたくなる。 それと、事件にまつわる話の中で女性が傘と1キロの荷物を持って階段を上ると手がふさがるという設定には絶句した。 普通に考えれば、ハードカバー2冊分または牛乳パック1本分であり、女性なら革の財布を入れ、ちょっとした荷物でゆうに1キロ。日常的に苦も無く持ち物として扱え、充分腕に掛けられる重さ。何度も出てくるキーワードで、この設定。取材力(広義での生活力?)のなさというか、物書きとしての何というか、編集の甘さというか。 | ||||
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ツマブキさんの文句に惹かれて買いました。結果としては、 文章力・・・ 少し硬いし、語彙も古臭い気がしましたが、表現豊かでかなり高レベルに感じました。 キャラクター・・・少しリアリティに欠けていましたが、私自身はそんなに気にはなりませんでした。 展開・・・ これも、強引な気がしましたが、まぁフィクションなんでありかな、と思いました。 どんでん返し・・・少しアンフェアな気もしましたし、最初からどんでん返しがあることを帯で知っていたので、 予想通りの展開でした。それでも、まぁ楽しむことができたとおもいます。 と、ここまでなら★4レベルの良作だったのですが、どうしても許せなかった点が一つ。 とにかく、説法が長い、長い。キャラクターが会話するごとに、みんながみんな、だらだらと説教をはじめる始末で、読んでいて異常にストレスを感じました。 最初はてっきり『どんでん返し』をするための、複線を隠すためにわざとやってるんだろうなぁ〜、と思っていましたが、とくにそういった意図はないようで、とにかくどうでもいい説教が続きました。なんといいますか、会話として不自然といいますか、もう少し省略できるだろうと感じました。なんか、ひさびさに自分の父親の説教を聞いている気分になりましたww 文章自体はとてもすばらしいと思ったので、もう少し自論や主張を削り、会話と展開をスムーズにしていただければ、自分としては良作だったと思います。また同作家さんの作品で、面白そうなのがあれば読んでみたいと思いました。 | ||||
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懐かしい手塚治虫のブラックジャックを連想した。 その他、小学生の頃呼んだ少女漫画のピアノもの、バレエもの、などなど。 アガサクリスティーも少し・・・。 デジャブ…しかし、かなり落ちぶれての再来に疲れた。 ピアノの曲選択のあり得ない設定に疲れた。 ハリウッド映画のどんでん返しにありそうな大どんでん返しは、そのための人物設定のわざとらしさに疲れた。 とにかく疲れた一冊だった。 もしも時間を戻せるなら、(この本の設定が許されるならそれもありだろう)買わない。 | ||||
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