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発火点
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発火点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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『奇跡の人』、『ボーダーライン』に続くシリーズであることは、序盤でわかった。しかし、しかしである。真保作品にしてはめずらしくページをめくるスピードが鈍った。本書の主題は、主人公が、父親が親友に殺された理由を探り、それを自らの成長の糧とするというものであるはずが、主人公がその考えに至り、行動するまでが長すぎ、前半の途中で投げ出したくなりました。さらに、肝心要の父親が親友に殺された理由というのも、『えっ』と疑う軽さ(薄さ)で、過去の真保作品の中ではめずらしく期待はずれでした。 | ||||
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大人の主人公と、子どもの頃の主人公を順番に登場させ、ちょっといらいらする構成でした。父親を殺され同情されることを嫌い世間をつっぱねて生きる主人公、その心情はよくわかりましたが、結局甘え以外の何者でもないのでは?と思いました。この作者の著作本は数多く読んでいますが、彼はこの本で何を訴えたかったのでしょうか?非常に???の残る1冊でした。特に、最後の女性との邂逅のくだりは、それが誰なのかいまひとつ判読できず、読後感の悪いものとなりました。 | ||||
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長い話の割に、最後がなんだかよくわからない。どこかページを読み落としたのかと思ってしまった。「発火点」なんてタイトルから想像する内容とは私的にはかけ離れていた。し淡々と進む内容で、好みの問題だけど、あまり肌に合わなかった。 | ||||
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不幸な星の下に生まれても、不運な人生を歩み続けた人にでも、発火点というものは平等にある、と言いたいのではないでしょうか。いつ発火するの、どこが発火点? そろそろかと、思いつつ、その予想を裏切られ続け、とうとう最後の一行が、発火点だったのか、と、こんなことをまだお読みになっていない方に言ってはいけませんでしたかね。平等にあるとはいうものの、発火させるのは本人の力以外のなにものではない、愛する実力は、自分で勝ち取らなければならない、とも言っているような。長い前置きのある本でした。 | ||||
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この作品は、12歳の夏に父親を殺され、殺人事件の被害者の家族として生きることを強いられた杉本敦也の成長の物語である。「被害者の息子」という好気の目にさらされながら、「父親を殺した男を自分が家に住まわせたこと」に罪の意識を感じ、殺人事件そのものにも疑問を持ち続けるものの事件を直視することを避け続けた敦也。しかし、転職や二人の女性との別れを経て、はじめて事件を直視することができるようになり、事件の真相を知ることで、10年以上抱き続けた壁を克服し始めるという、とにかく重いストーリーである。このように、本作品は、「成長」と「真相」という2つの事柄が重要となってくるが、とにかく、殺人の動機が薄い。「この事件の犯人が、このような些細な理由で殺人を犯すことが本当に!できるのだろうか・・・・」という思いを持ち、いつかどんでん返しがあるに違いないと期待しながら読み進めたが、とうとうどんでん返しはなかった。こういうわけで、今ひとつ納得ができず、読後も不満が残った。同様のテーマを加害者の家族の側から描いた東野圭吾の「手紙」が本作品と比べて面白くおすすめである。 | ||||
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父の殺された事件の被害者意識と傷を背負い生きていく杉本。長く続かない勤めや女性との関係、そして彼は父の死について調べ始める…とにかく暗くて苛々する真保とは思えないスピード感のない展開、腹立たしく読み続けた、ラストで一気にストーリーは進み、結局10年前の事件の謎解きの話だったのが解る、そこからは一気に読ませる展開、しかし前半もっと何とかならんのか、ラストは盛り上がった、前半が1/5の量なら4つ星 | ||||
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何故か真保裕一という作家の作品は、ぼくにとって好悪がはっきりしているところがある。『奪取』や『ホワイトアウト』など、娯楽性を追及した作品はドライに楽しめる部分があるのと、その道具立てや下準備にすごく感心したくなるところがあって、そういう部分でのプロ的な職人芸としての小説作りは大変に好きな部分である。 一方で『奇跡の人』『密告』などのどちらかと言えば深刻で暗く、煮え切らない主人公が腹の中に、ほの熱い塊のようなものを抱えつつ、どろどろと悩む内面形のストーリーとなると、途端に投げ出したくなる。 そもそもスーパーマンではなく小市民的な人間の造形に長けた作家だ。タフな悪党やでかい組織を相手に、いわゆるフツーのどこにでもいそうな人が大活躍したり意地を見たりする作品を書かせると、これはもう天下一品である。だからこそそういう作家がそういう主人公の内面に向かうと、何だかいろいろなものが萎縮する方向に向かい出すイメージでいっぱいになるのだ、ぼくは。 だからこの『発火点』のような作品はぼくは好きではない。文章力はついたし確かに巧い表現だなあと感心する部分はある。それでもこの主人公のように、青臭く、悩み、弱く、惚れた女性たちとしっかりとコミュニケーションも取れないでいる青年の日常を見ていると、その過去がいかに大層なものであろうと、ほとんど特殊な物語であるかのように思え、感情移入し難くなってくるのだ。 父が昔ある男に殺された。その謎は何であれ、その思い出を葬るに葬りきれず自分ばかりが曲がって生きてきた。まっとうに生きることができず、職を転々とし、人間同士のつながりを持ち切れず、ずれてきた。そういう主人公が、出所してきた父の親友兼殺人犯と再会する。女性たちと出会い、別れ、またいろいろなものに飢えてゆく。 ある意味よくできた青春再生への物語のようであるが、いったいそんなものをぼくは読みたいだろうか、と疑問に思わせられる。作者の真面目さが負担になるようなところがいやなのは、真保という作家が違う種類の小説でぼくを楽しませてくれたからである。どうも苦手だ。美しく、巧いロマンではあると思うけれどもどうもぼくには……。 | ||||
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中盤まで一気に読ませるが、なぜ父は殺されなければならなかったのか?その動機に説得力がない。 | ||||
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父親が殺害された経験を持つ主人公の成長物語。と一言で言い切れない作品。むしろ主人公の成長の過程を通して、自分自身のずるさや弱さについて思わず考えさせられる、そんな『痛い』小説といえるかもしれない。また、家族の成り立ちについても、思わず考えさせられてしまう。家族とは『血』だけでつながっているわけではないのだろう。昨今の社会の情勢など、そして何より自分の家族を顧みたとき、この小説から家族それぞれに対してさまざまなメッセージが発せられているように感じられた。今、『家族って…』と考えているあなた、この本はあなたへのメッセージで満ちてあふれている。 | ||||
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