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発火点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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万人には受けないことは理解できますが、私には自分が生まれてきた幸せ、そして両親の想いを感じる本でした。 | ||||
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万人向けはしないでしょう。それは認めます。しかし私にはどストライクな上,出逢えて感謝な作品となりました。自分ではなく家族からもたらされた環境からの苦しみに,大人になっても引きずられている人には是非ご一読をお勧めしたいです。少なくとも私は相当救われました。真保裕一さんに深く感謝致します。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算389作品目の読書完。2012/06/23 | ||||
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前半部分が主人公「杉本敦也」の人物像を丁寧に書き過ぎたせいか冗長な印象を受けます。 読み進めていくと実は父親にそっくりだったことを主人公が思い知らされるところへの伏線だったのかなと思いますが...。 二人の女性、新聞記者との出会いを通じて主人公が成長していく様は非常に良く書けているのですが、敦也が母親と行ったことのある墓地から始まる意外な事実の展開が中途半端に終わり残念です。 ラストの終わり方も月並みです。 他の傑作を読んでいる為、評価が辛くなりますが、ごく普通の作品です。 | ||||
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人間が人間をみるものがたり、真相を確かめたく動く青年。なぜ父は殺されたのか。 なんで助けた少年の....こんなにも人間ドラマが見れる作品も珍しいことわないけど ここでは珍しいといおう。伊豆が故郷であるのだが、殺人に関する観点、被害者遺族 のこと、まわりの人間、全てがそうでありたい。 | ||||
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九年前。十二歳の夏。敦也は伊豆の海で入水自殺をしようとした男を助けた。その男は、偶然にも父の友人だった。その頃、家庭の外に生きる道を見出そうとしていた父を、その男なら諌めてくれるかもしれない。母と息子は、計らずも共謀し、男を家に引き取ろうと提案するが、藁にもすがろうとしたその想いが、後に大きな悲劇をもたらす結果を招く。九年後、二十一歳になった敦也は、殺人事件の被害者遺族、という世間からの無言のプレッシャーに囲まれつつ、日々を窮屈に過ごしていた。仕事とも、大事な女性との付き合いも長続きせず、自らの進むべき道をみつけられずにいる敦也のもとに、“あの人”が刑期を終えたとの報せが舞い込む。九年前と現在とを行き来する方式で物語は展開し、“あの人”の凶行の動機を模索する、一種の“アイデンティティー探しの旅”物語とも言えるだろう。「誘拐の果実」とは、また違った静かな感動を与える物語だと思う。 | ||||
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物語の展開については、個人差があると思いますが、真保 裕一ならではのとっつき易さは健在、一気に読んでしまいます。「黄金の島」が大好きな私にとって、真保作品の中では上位ランクインです。 | ||||
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不幸な星の下に生まれても、不運な人生を歩み続けた人にでも、発火点というものは平等にある、と言いたいのではないでしょうか。いつ発火するの、どこが発火点? そろそろかと、思いつつ、その予想を裏切られ続け、とうとう最後の一行が、発火点だったのか、と、こんなことをまだお読みになっていない方に言ってはいけませんでしたかね。平等にあるとはいうものの、発火させるのは本人の力以外のなにものではない、愛する実力は、自分で勝ち取らなければならない、とも言っているような。長い前置きのある本でした。 | ||||
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父親が殺害された経験を持つ主人公の成長物語。と一言で言い切れない作品。むしろ主人公の成長の過程を通して、自分自身のずるさや弱さについて思わず考えさせられる、そんな『痛い』小説といえるかもしれない。また、家族の成り立ちについても、思わず考えさせられてしまう。家族とは『血』だけでつながっているわけではないのだろう。昨今の社会の情勢など、そして何より自分の家族を顧みたとき、この小説から家族それぞれに対してさまざまなメッセージが発せられているように感じられた。今、『家族って…』と考えているあなた、この本はあなたへのメッセージで満ちてあふれている。 | ||||
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