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風の歌、星の口笛



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【この小説が収録されている参考書籍】
風の歌、星の口笛
風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)

風の歌、星の口笛の評価: 3.67/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(4pt)

魅力的な作品

ただし、トリックは強引なものがある。
全く関係のない話をうまく収束させた手法は新しいものでは無いけれど見事。点数加点です。

SFとファンタジーとミステリーの融合作品はこういうのもありですね。
風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)より
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No.20:
(3pt)

シナリオの重厚さに文章力が追いついていない

「修学旅行は終わらない」を読んで面白かったので、この作品も読んでみた。最後まで読んだ感想は「そういうことか、なかなか重厚なストーリーだな」と思った。でも元々横文字の主人公になかなか感情移入できないので、最後まで完全にはストーリーに入り込めなかった。「修学旅行は終わらない」を読んだ時にも思ったが、状況が上手く把握できない時がある。そういう意味では少し説明が苦手なのかも。それでも次は「たゆたいサニーデイズ」を読んでみようと思っているので、魅力な作家ではあると思う。化けるのに期待しています。
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No.19:
(3pt)

読みやすさは5つ星

ミステリとしては三ツ星ぐらいではないでしょうか。謎は途中でよめてしまいます…しかし、個人的にはミステリではなく小説として五ツ星をあげたいです。読みやすく、無駄なく、三つのストーリーの切り替えも無駄がなかったです。ミステリとして売るより…と思うのは私だけでしょうか。
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No.18:
(5pt)

まあ、ええんとちゃうん

SFとしてなら読めたものではない。最初読み始めたとき、数々のSFの名作映画の名前が浮かんで仕方なかった。ブレードランナー、スターウォーズ・・・。そしてエヴァンゲリオンなどなど。
しかし中盤あたりからのってくる。3つの関係ないと思えたストーリーが収束に向かい出すからだ。このあたりは実によく考えられている。
ただし、この手法は第14回のファンタジーノベルを受賞したショート・ストーリーズと同じだ。
正直言って、なぜ横溝賞なのかが一番の謎なのだけれど、確かに面白かった。
読んで損はないと思う。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.17:
(5pt)

構造の面白さ

ミステリです。
ハウダニット的な面白さを出そうとしてる感じですが、少なくとも最後に明かされるネタは中盤には大体判ってしまいます。
むしろ平行して進む三つの物語のそれぞれの人物が、全体の中でどのピースになるのかギリギリまで判らない点が非常に面白かったです。
また、近年の流行を反映して「セカイ系」の要素を取り入れているのもミステリとしては珍しいのではないかと思われます。
一方で、SF要素はやや弱めです。プロット的に過不足無く取り入れられているので一般の方には気にならないレベルですが、バリバリのSFファンの方は☆ひとつ減らしてちょうどいいくらいかもしれません。
自分的には大変面白かったです。
風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)より
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No.16:
(5pt)

構造の面白さ

ミステリです。
ハウダニット的な面白さを出そうとしてる感じですが、少なくとも最後に明かされるネタは中盤には大体判ってしまいます。
むしろ平行して進む三つの物語のそれぞれの人物が、全体の中でどのピースになるのかギリギリまで判らない点が非常に面白かったです。
また、近年の流行を反映して「セカイ系」の要素を取り入れているのもミステリとしては珍しいのではないかと思われます。
一方で、SF要素はやや弱めです。プロット的に過不足無く取り入れられているので一般の方には気にならないレベルですが、バリバリのSFファンの方は☆ひとつ減らしてちょうどいいくらいかもしれません。

自分的には大変面白かったです。
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No.15:
(3pt)

文庫本の帯にはげんなり

三つの話が最後には一つに収束するという手法を用いた、それなりに面白いSFでした。[以上、書評]
が、文庫本の帯に記された「最大のトリック」「至上の愛」というコピーにより膨らんでいた期待に応える程のものではありませんでした。これが「最先端ミステリー」だそうで、ミステリーていうジャンルがよくわからなくなってしまいました。[以上、帯評]
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No.14:
(5pt)

久々の傑作!

本作品には3人の主人公がいて、それぞれの物語が並行して描かれていますが
生きている時代や場所がかなり違っているので、物語前半では、この3つの物語が
どうクロスするのかまったく読めません。
この状況は中盤を過ぎても続いていて、この先が一体どうなっているのかが気になり
物語にどっぷりのめり込んでします。
そしてラストになって、非常に“スカッとする”やり方で、3つの物語がクロスします。
ちなみに、本作品はミステリーに分類されているようですが、読み終わった感想としては
「SFの要素をふんだんに含んだロマンチックな作品」と感じられました。
山本弘作品のように、「ちょっと切なくなるSF」が好きな人には、ぜひお勧めしたい作品です。
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No.13:
(2pt)

謎です

なぜこの作品が、横溝賞を受賞できたのか謎です。
北村薫や綾辻行人の作品は非常に好きなので、期待して読みましたが、残念でした。
これだけのスケール、といっていいのかどうかも謎ではありますが、ともかく、このような構造、トリックを描こうとするならば、もっときちんと筆力も科学的なことも学んでからにするべきではなかったでしょうか。
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No.12:
(2pt)

謎です

なぜこの作品が、横溝賞を受賞できたのか謎です。
北村薫や綾辻行人の作品は非常に好きなので、期待して読みましたが、残念でした。
これだけのスケール、といっていいのかどうかも謎ではありますが、ともかく、このような構造、トリックを描こうとするならば、もっときちんと筆力も科学的なことも学んでからにするべきではなかったでしょうか。
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No.11:
(4pt)

読みやすい文体とコンパクトな構成でとてもスマート。

物議をかもした横溝賞受賞のSFミステリです。
平行して進む三つの視点が収束する形になっています。
・コンピューター「マム」によって創造・管理された地球でのペット(人工生命体)死
亡事件を追う私立探偵トッド。マミーズビル侵入シーンがスリリング。
・250年かけてたどり着いた人工衛星プシュケ(第二の地球)で発見した密室内の
死体の謎、ひいてはプシュケ滅亡の謎を調査するジョー。物語の目玉となっている。
・交通事故で負った怪我の治療を終えて退院したのちに突如消失した恋人の軌跡
を探るセンマ。探り探られの構図がはらはらさせられて良い。
SF要素にシビアに目を向けてしまうと世界の構築がいささか中途半端なことは否め
ませんが、どの視点でも大きな謎に向かってぐいぐいと(割とボリュームが少ないぶん)
テンポよく進行していくので、読みやすさが光っています。
また、目玉となる密室の真相は壮大かつ清々しいもので唸ってしまいました。
「横溝賞」「SF大作」のイメージから期待を裏切られる可能性は大いにあります。先
入観の無い人の方が楽しめるでしょう。
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No.10:
(4pt)

どうでもいい

この作品はミステリーであり、SFである。少なくとも、あらすじにはそう載るだろう。確かに、謎解きもあれば、人工惑星だの記憶チップだのSF要素がふんだんに盛り込まれている。だが、この作品はミステリーでもなく、SFでもない。双方のジャンルを読み慣れた読者は、それぞれ思うに違いない。確かに、ミステリーとしては謎解きの手腕も巧いとは言えず、何より解答がトンデモない。最終的な解答は、SFにも繋がってくるが、あまりに科学的ではない。一応、科学的な解釈が為されるが、それはファンタジーである。SFが空想科学という言葉に置換されるならば、文字通り、空想の科学でもある。一番の問題は、そんな作品が横溝正史ミステリ大賞を受賞していることだ。この作品の最高のホワイダニットはそこにあるのではないかと思える。だが、それが失敗であるか。選考委員の考えとは合致しないかもしれないが、むしろ、受賞という名目はただの布石であろう。この作品はミステリーであり、SFであるが、ミステリーとは言えず、SFとも言えない。辛うじて、SF風ファンタジー ミステリー添えという料理名が似合う。だからと言って、それはあくまでジャンルの不確定に過ぎない。作品を語る上で、ジャンルの云々は意味を為さないという実証がこの作品にはある。ジャンルなど、どうでもいいのだ。手軽に読める。素直に面白い。ミステリーもSFも敷居が高いと思っている読者、読書経験の浅い読者にはうってつけではないだろうか。少なくとも、読んで損はしないだろう。だが、胸が満たされる感動、頭を撃ち抜かれるような解答、本格的な空想科学をそれ以上望むのなら、各ジャンルの世界に足を踏み入れ、他作品に手を伸ばすべきである。まず、ストーリーそのもののセンスオブワンダーを味わうには事欠かない一冊である。なぜなら、第一にこの作品は面白いから。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.9:
(4pt)

どうでもいい

この作品はミステリーであり、SFである。少なくとも、あらすじにはそう載るだろう。
確かに、謎解きもあれば、人工惑星だの記憶チップだのSF要素がふんだんに盛り込まれている。

だが、この作品はミステリーでもなく、SFでもない。
双方のジャンルを読み慣れた読者は、それぞれ思うに違いない。
確かに、ミステリーとしては謎解きの手腕も巧いとは言えず、何より解答がトンデモない。
最終的な解答は、SFにも繋がってくるが、あまりに科学的ではない。
一応、科学的な解釈が為されるが、それはファンタジーである。SFが空想科学という言葉に置換されるならば、文字通り、空想の科学でもある。

一番の問題は、そんな作品が横溝正史ミステリ大賞を受賞していることだ。
この作品の最高のホワイダニットはそこにあるのではないかと思える。
だが、それが失敗であるか。
選考委員の考えとは合致しないかもしれないが、むしろ、受賞という名目はただの布石であろう。

この作品はミステリーであり、SFであるが、ミステリーとは言えず、SFとも言えない。辛うじて、SF風ファンタジー ミステリー添えという料理名が似合う。

だからと言って、それはあくまでジャンルの不確定に過ぎない。
作品を語る上で、ジャンルの云々は意味を為さないという実証がこの作品にはある。
ジャンルなど、どうでもいいのだ。

手軽に読める。
素直に面白い。
ミステリーもSFも敷居が高いと思っている読者、読書経験の浅い読者にはうってつけではないだろうか。
少なくとも、読んで損はしないだろう。
だが、胸が満たされる感動、頭を撃ち抜かれるような解答、本格的な空想科学をそれ以上望むのなら、各ジャンルの世界に足を踏み入れ、他作品に手を伸ばすべきである。

まず、ストーリーそのもののセンスオブワンダーを味わうには事欠かない一冊である。
なぜなら、第一にこの作品は面白いから。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.8:
(3pt)

ミステリ性の薄いSFファンタジー

 しがない探偵のトッドは滞納している家賃を払うため、星の船での脱出前に制御不良のマミーズタウンにあるマムバンクからお金を失敬する作戦に参加する。作戦は成功するのか?
 他方、地球から二十五光年離れたプシュケに、瀕死の地球を救う法を求めてやってきたジョーとクレイン博士。“始まりの家”で天井に張りついたミイラ化した死体を発見する。そこは出口のない密室であった…。
 また他方で、自動車事故による長期入院から退院したセンマは恋人を驚かせようと連絡なしにスウに会いに行く。しかし、スウを見つけることはおろか、存在する証すら見つけられずにいた。センマは自分の脳に障害があるのかと考え始めたが、やがて陰謀による事態であることに気付く。センマはスウに会えるのか? 
 メインとなる密室の謎解きはあまりにもスケールが大きすぎて、正直ピンとこなかった。なので、SF性、ファンタジー性ばかりがクローズアップされてしまい、読了後はミステリを読んだという気持ちにはならなかった。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.7:
(3pt)

ミステリ性の薄いSFファンタジー

しがない探偵のトッドは滞納している家賃を払うため、星の船での脱出前に制御不良のマミーズタウンにあるマムバンクからお金を失敬する作戦に参加する。作戦は成功するのか?

 他方、地球から二十五光年離れたプシュケに、瀕死の地球を救う法を求めてやってきたジョーとクレイン博士。“始まりの家”で天井に張りついたミイラ化した死体を発見する。そこは出口のない密室であった…。

 また他方で、自動車事故による長期入院から退院したセンマは恋人を驚かせようと連絡なしにスウに会いに行く。しかし、スウを見つけることはおろか、存在する証すら見つけられずにいた。センマは自分の脳に障害があるのかと考え始めたが、やがて陰謀による事態であることに気付く。センマはスウに会えるのか? 

 メインとなる密室の謎解きはあまりにもスケールが大きすぎて、正直ピンとこなかった。なので、SF性、ファンタジー性ばかりがクローズアップされてしまい、読了後はミステリを読んだという気持ちにはならなかった。
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No.6:
(3pt)

感想

物語は3方向からはじまり1つに収束していく。多少設定に無理があるがなかなか引き込まれる作品。しかし玄人向きではないかも。。。
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No.5:
(4pt)

感想

物語は3方向からはじまり1つに収束する。本の世界になかなか引き込まれる作品。しかし玄人向きではないかも。。。
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No.4:
(2pt)

内田康夫さん、あなたはおかしくない

話自体は悪くはない。少なくとも最後までは読める。ファンタジーノベル大賞からこれが出てたならそれなりに良かっただろう。しかしいくら装丁でこれはファンタジーなんだよと表現していても、これは横溝正史ミステリ大賞を受賞しているのだ。その点で私は著者より選考委員を責めたい。確かに新しい感性は必要かもしれないが、とりあえず今までとは違うものをと選んだようにしか感じられない。この作品は掲示板で言うところの板違いだと言いたい。選考委員のために優秀作になってしまった射逆裕二さんに同情を禁じえない。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.3:
(3pt)

SF的には……

ミステリとしては普通にエンタテインメントとして楽しむことが出来ました。とくにプシュケの住民サイドのお話は素直にどきどきを味わえました。しかし……。普段SFを好んで読む立場から言わせると、SFというジャンルに分類するのは冒涜といえます。これを何らかのジャンルに分類するとしたら、ファンタジーというのが一番ふさわしいのではないでしょうか。ミステリだから許されるとはいえ、不可能に近い世界設定は、作者が本当に資料にあたったのか疑いたくなります。作中の「マム」のあまりに浅い人物描写や納得のいかない思考過程、読んでいて首を傾げたくなりました。また、終盤に向かうにつれて、展開においおいとツッコミを入れたくなってしまい……。作者の次回作に期待します。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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No.2:
(5pt)

「猿の惑星」「地球へ」を思い出した

ひとたびページをめくると一気に読ませます。荒削りで、SFやミステリーといった分野に囚われず破天荒な小説です<なんとも漫画的な小説かもしれません。横溝正史賞を受賞しましたが、その選考委員では内田康夫や坂東眞砂子などはこの小説に対して納得していないようですが(坂東氏なんか女性蔑視もはなはだしいと憤慨してますが、私はそれはまったく感じなかったです。その憤慨も強引な読みとしてこの小説を読むと笑って受け取れます。)私は、大納得で堪能させて頂きました。
風の歌、星の口笛Amazon書評・レビュー:風の歌、星の口笛より
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