漆黒の王子
- 睡眠 (5)
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漆黒の王子の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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個人的に大好きな初野さんの作品ですが、正直この作品は読み疲れが酷かったです。 | ||||
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図書館で借りました。 いろいろ詰め込まれたお話でした。 ふだん読まない感じの本だし、異質な設定の物語なので共感はしづらいかったのですが、時々こういうお話も読んでみたいなと思いました。 力作だと思います。 | ||||
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本作品は、第22回(2002年)横溝正史ミステリ大賞受賞によりデビューした著者の受賞後第1作として、2004年に発表、2009年文庫化。 これまで、高校生のハルタとチカのコンビが活躍する連作青春ミステリ短編集「退出ゲーム」や、2008年発表の第3作目の長編「1/2の騎士」などを楽しんできたが、この第2作目の本作品も、高品質なミステリ作品であると思われました。 この作品は、「上側の世界」と「下側の世界」という二つの章が交互に描かれて、物語が進行します。 この「上側の世界」では、ある地方都市の暴力団組織の組員が次々と怪死するという事件が発生。 「ガネーシャ」と名乗る人物からの脅迫状がメールで届いていることから、「殺人」と思われるのですが、「殺しの痕跡」が見当たらず、眠ったらそのまま、目覚めずに死亡していたという状況。 どうやって、犯人は犯行に及んでいるのか、という「大きな謎」が提示されます。 一方、「下側の世界」では、都市の地下に江戸時代に作られた暗渠で暮らす人々が描かれます。 この部分は、登場人物達が現実から遊離しているような感じで、著者の作品が、ファンタジー+ミステリの作風と言われるのもここからきているものと思われます。 しかし、この著者の作品は、その作風とはそぐわないような「社会性」も組み込まれているのが大きな特徴です。 私は先述の短編集や長編を読むうちに、巻末の「参考文献」を読書の途中で見るようになりました。 読んでいる途中では、どうしてこんな書物が「参考文献」なの?と感じてしまう書名が並んでいます。 ところが、ラストにくると、これが、物語展開にうまく適合する。 なるほど、そういう発想で、結びつくのか──と。 たまたま最近は、古典的ミステリを再読してきたこともあって、これぞ21世紀のミステリだ──と強く感じてしまいました。 ミステリの誕生から、150年以上経ちましたが、常に進化しているということを実感させる良作です。 | ||||
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この作品、デビュー作よりも長くなっています。 しかも展開がやや冗長気味ですし 伏線、いや謎が所々に張られています。 この謎は冒頭から始まり ラスト近辺まで覆われていますので ある程度本を読んで得てきた情報を整理しないと 頭がこんがらかってしまうことでしょう。 一応序盤には真相理解のために傍点が付いているので 注意深く見ていてください。 この本に出てくる内容は まさに悲劇といってもいいでしょう。 そう、いろいろな意味で。 決してひとつではないのです。 最後に出てくる犯人の 復讐の真相… これは止めることが できなかったものでしょう。 すべての種の方は好き勝手やりすぎましたね。 救えない本です。 そして暗いです。 別のシリーズを読んだ人は 「読んじゃダメ」 | ||||
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★5つ、は、ちょっと甘いかな?確かに甘いところや無理がある点もいなめない。主人公の心の内側が描かれないことおびただしいとか、いくらなんでも子供にそこまでのいじめはないだろうとか、それはあまりにも偶然というかうまく行き過ぎ、とか?でも、あまりの面白さに途中で止めたくなくてベッドにまで持ち込み、でもどうしても眠くて朝方電気がこうこうとついたまま、なんて、久しぶりの経験だったし。しかもこれが新人賞受賞後2作目ってのがいい。受賞作の次の作品でここまで丁寧に、欲張りに、いろいろと持ち込んだこの作家さんの、そのキモチが嬉しくて。久しぶりで、注目の作者さん、来ました! | ||||
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★5つ、は、ちょっと甘いかな? 確かに甘いところや無理がある点もいなめない。 主人公の心の内側が描かれないことおびただしいとか、 いくらなんでも子供にそこまでのいじめはないだろうとか、 それはあまりにも偶然というかうまく行き過ぎ、とか? でも、あまりの面白さに途中で止めたくなくてベッドにまで持ち込み、 でもどうしても眠くて朝方電気がこうこうとついたまま、なんて、 久しぶりの経験だったし。 しかもこれが新人賞受賞後2作目ってのがいい。 受賞作の次の作品でここまで丁寧に、欲張りに、いろいろと持ち込んだこの作家さんの、 そのキモチが嬉しくて。 久しぶりで、注目の作者さん、来ました! | ||||
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