(短編集)

退出ゲーム



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初公開日(参考)2008年10月
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退出ゲーム (角川文庫)

2010年07月24日 退出ゲーム (角川文庫)

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.40pt

退出ゲームの総合評価:7.64/10点レビュー 44件。Bランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

退出ゲームの感想

さらっとした学園ミステリ。人が死なない作品でもあります。

ミステリとしては謎や手がかりの魅力が弱く伏線と言った要素もないので物足りなさを感じました。
タイトルとなる『退出ゲーム』は即興演劇の頭脳戦。行動やセリフをその場で考え、巧く相手を出し抜いて舞台から退場できれば勝ちと言うもの。新鮮な設定で面白かったのですが、読中に条件が変化して行き、解決へ向けての展開に置いてけぼりにされてしまった印象でした。作品の背景は良かったです。

2話目の『クロスキューブ』は好み。遺品となる6面が白のルービックキューブの謎は、登場人物とともに何故こんなものが?と共感しながらストーリーが進行していったので最後の解決まで楽しめました。

学園物としてはキャラが明るくて可愛らしいです。特にハルチカの千夏が元気よいのが好感でした。
その明るさの影にただの日常の謎ではなく、少しテーマに毒っ気を加えている所も個性的で魅力でした。

egut
T4OQ1KM0
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

退出ゲームの感想

米澤穂信の「古典部シリーズ」や、その他の青春ミステリーのジャンルの中で良くあるパターンの主役とか設定自体はありきたりだ。しかし、物語を読ませるその著者のスタンスや思考が他とは一線を画している。
ミステリーとしてのアイテムなども意外なものを使い、話の奥も深いので読み応えがある。軽いチヤラチャラした青春ミステリーと思ってはいけない。二話目の「クロスキューブ」などは手が込んでいて、云ってみれば人情話しなのだけれどアプローチと切り口の上手さに素直に感激する。文章も簡潔にして的確で非情に読み易い。やはり他の作家に無いものを持っている人で、つまりはそれが個性なんだろう。私にとってはそれは好ましい個性なのでこの後も楽しみな作家だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

退出ゲームの感想

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―。清水南高校に通う高校1年生穂村千夏は部員が少ない弱小吹奏楽部のフルート奏者。彼女は幼なじみのホルン奏者上条春太とのある三角関係に悩んでいた。そして、そんな二人の前にはいつも奇妙な謎が襲ってきて・・・。これは、自分好みの日常の謎系連作短編集でした!特に表題作の「退出ゲーム」は、部員獲得を巡った即興劇対決で「いかに困難な状況で相手を退出させるか」というゲームとその意外な解決法が抜群に面白かった!話が進む毎に仲間が増えていくという展開も良いので、次作もぜひ読もう。

ジャム
RXFFIEA1
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

青春ミステリーのホロ苦さを感じる作品

米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』 に続いて、青春ミステリー小説を読んでみました。
今回は、吹奏楽部を舞台にした短編連作作品です。
タイトルになっている『退出ゲーム』が一番楽しく読むことができました。
謎解きの面白さはもちろん、キャラクターのイメージがすぐわいてくるような展開で、映像化しても楽しめそうだな、と思いました。
後半の想像以上に重いテーマは驚きましたが、学生ゆえに自分たちでは解決できないもどかしさがとてもよく伝わります。
現実にはこんな場面に直面することはないのですが、なぜか自身の学生時代を思い出しました。
学校という枠の中で守られながら、でも外には出ていけない、そんなホロ苦さを感じることができました。

花筏
12TTSXT9
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

退出ゲームの感想

まあ、読みやすくてよかったんじゃないですかね

悪くはないが、僕の知識では推理のしようがなかったので、がっかりしたな…

そもそもの僕の期待が高かったのかもしれないですね

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アンコウ
BKBVHN0W
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.39:
(2pt)

謎解きが知識の羅列

高校生の女の子と男の子が学園の謎を解く話。
知識が無いと解けない謎で、書いている人もいまいち消化できていないのか、その知識を生かして謎と解決方法を描けていない様子。
読んでて、つまずくことがある。

キャラクターは中高生向きの作りなのかもしれません。
明るい人は明るく、暗い人は暗く。

もう一歩アイディアを整理しきれていないのが読んでてずっと気になります。
ルービックキューブの謎も知らない間に色々謎解きが進んでて、強引に色まで塗ってました。
何か、何でもありな感じでファンタジック。

色々、荒唐無稽を受け入れられる子供ならいいかも。
退出ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:退出ゲーム (角川文庫)より
4043943717
No.38:
(5pt)

おもしろい

初野作品最高
退出ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:退出ゲーム (角川文庫)より
4043943717
No.37:
(5pt)

?・・・なんで。男と女なのに。変な関係。

普通、子供の頃からの知り合いだといっても、年頃の男と女が、居れば少なくとも、どちらかの片思いになるはず。だが、主人公のハルタとチカは、不思議な三角関係の所為で、恋愛より漫才のようなお互いがぼけ突っ込み。内容は、吹奏楽部(部活)をテーマにしているが、京アニの「・・・ユーフォニアム」の様なスポ根系ではない。小柄男子で頭脳明晰?のハルタ、元バレー部で行動力とものおうじしない性格のチカが、難題を解決する「人の死なない推理小説」です。
退出ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:退出ゲーム (角川文庫)より
4043943717
No.36:
(3pt)

中高生向き

軽く読み進めていけます。でも、事件もそんなに重くない。そこが私には物足りないのですが、中高生には楽しめるのではないでしょうか?
退出ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:退出ゲーム (角川文庫)より
4043943717
No.35:
(3pt)

小手調べ

2008年に出た単行本の文庫化。
 「ハルチカ」シリーズの第1弾。「結晶泥棒」「クロスキューブ」「退出ゲーム」「エレファンツ・ブレス」の4話を収める短編集だ。
 高校の部活をテーマとしたミステリで、硫酸銅、ルービックキューブ、演劇のエチュード、絵の具などが小道具となっている。
 しかし、イマイチ小粒というか強引というか。正直、感心しなかった。ただ、シリーズの第2弾以降はよくなっていくので、ここで見捨ててはいけない。
退出ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:退出ゲーム (角川文庫)より
4043943717



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