1/2の騎士
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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なんというか盛りだくさんな物語でした。投げかけているテーマは社会派とも感じられますし、ミステリとしては異常犯罪の犯人の行動に驚かされたり、学園小説・児童文学的にはマドカとサファイアの物語を楽しむと言った具合。 | ||||
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初野さんといえば、『ハルチカシリーズ』というイメージが私の中ではあるのですが、この作品は著者の新たな代表作になったのではないかと思います。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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2008年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 異常犯罪者ものである。しかも、もりのさる、ドッグキラー、インベイジョン、ラフレシア、グレイマンと5人も登場し、主人公が彼らと戦っていくことになる。あまりにも異様かつ想像を超えた犯罪であり、それがみごとに解き明かされるところは、ミステリとしてのおもしろさを存分に味わわせてくれる。 そして、物語の全体に満ちた、張り詰めたような、壊れそうな、美しさ。コミカルでリリカルで絶望的。 記憶に残る一冊だ。 | ||||
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登場人物が魅力的だし、設定もかなり個性的で面白い!更に話も面白いので、文句なし5つ星です。ミステリーとしても青春物としても良く出来ていて、久々に心にグッと来る作品でした。 | ||||
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世界観に入り込めないと厳しいと思いました。 私は違和感しかなかったので主人公が悪に立ち向かう動機もトリックもその暴き方も強引だなーと。 最後まで置いて行かれた感じでした。 描写は丁寧できれいなので別の作品なら合うかもしれないとは思いました。 | ||||
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マドカとサファイア、二人の物語。 きっかけは、学校でのちょっとした噂話や都市伝説、 そこから凶悪な事件へと姿を変えていく演出は秀逸でした。 一つ街で起きている出来事にすぎないはずなのに、 そうとは感じさせないスケールの大きさがありました。 マドカのまっすぐな気持ち、それを支えるサファイア、 時に困難な選択を迫られながらも進んでいく姿は、 青臭さを超えた眩しさがありました。 中篇的連作で構成され、私はハロの後日談が一番の お気に入りです。ハロとロク、マドカと友人、 彼らの人間性や関係を一幕のうちに凝縮して描いた 名シーンです。 結末だけを見れば、円満解決といえるものは少ないです。 しかし都合の悪い事実も受け止めて、それでも進んで行こう とするキャラ達には好感が持て、希望や勇気を強く感じさせて くれる作品でした。 | ||||
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この作品はデビュー作、2作目と比べれば はるかに「読みやすさ」の点で非常によいものになっています。 ちょっとばかり設定に「変態要素」がありますが 露骨な変態描写は出てきません、 安心して読んでください。 この本は1作完結形式の本です。 彼ら二人に待ち受ける敵は まさに狂気に満ち満ちたものたち。 時にマドカが危険に見舞われることがあります。 出てくる敵は4+1人。 最初の前哨戦の敵はちょっとした理由で 際したことのない相手ですが その先の相手はどれもが狂っている相手です。 ただし、「ラフレシア」のみはワケありです。 それはこの本のテーマでもある少数派、 にも関係してきます。 後半に及んでくるとだんだんと サファイアが消えつつあるようになります。 その姿のなんと痛ましいこと。 結構きつい描写があるのに関わらず そんなに読後感は悪くありません。 それは最後が未来のある終わり方だから。 ただし、犯人の性格は かなりきついのでそこのところは要注意。 | ||||
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