トワイライト博物館(トワイライト・ミュージアム)
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魔女狩りがテーマのミステリということで読んでみたのですが……なんじゃこれ? 脳死患者は実は精神だけがタイムトラベルしていて、オカルトな超能力で主人公たちが連れ戻しに行くというSFなんだかファンタジーなんだかな設定の物語。過去と現在を行き来するシステムが何だか面倒臭く、いっそ過去のイングランドだけのストーリーでもよかったんじゃないの?と思っていたら、そういう結末のためのタイムトラベル設定だったのね……。 理屈は分かるのですが、何とも後味の悪い結末なのであります。脳死という医療問題をこんな風に扱うのもなんだかなあ。 魔女裁判のイカサマをミステリ的に謎解きするという着想は面白いものの、長編を支えるだけのネタなのかとなると微妙なところ。 それはさておき、現代日本人が過去の外国(または異世界)を訪れると普通に会話ができてしまえるというありがちなシチュエーション、アニメやマンガで見る分には楽しめるのに小説になると途端に違和感が大きくてかなわなくなるのはいったい何故なのでしょうか……? | ||||
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ファンタジーとSFとミステリが混ざったような作品である。 近世イギリスの魔女狩りを、ミステリ的なトリックという観点から扱っているのはおもしろい。しかし、タイムトラベルや脳科学を混ぜているあたりは、どうしても違和感が拭えなかった。 実験的な試みとしてはおもしろいと思うのだが……。 ただ、著者独特の切迫した悲壮感みたいなものは存分に楽しめた。 なお、2014年には『トワイライト博物館』と改題され、講談社文庫になっている。 | ||||
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施設で育った主人公は、自分を慕う少女を救うため、青い瞳の不思議な学芸員枇杷と時間旅行の旅に出る。 と、ジュブナイル的な展開から魔女狩りの横行する時代へ行き、さてどうなるかというお話です。 主人公たちは非力なので、かなり過酷な目にあいますが、どうも危機感があまり感じられませんでした。話の流れからなんとなくこうなるだろうと思ったままの展開で進んでいくので、ハラハラが足りないと言うか。 でもそれなりに楽しんで読めたので、星3です。 | ||||
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ずっと、痛々しいです。でも、面白くないわけではありません。救いは無いけどまったく無いわけではない、というのがよかったです。 シリーズ化してほしい。 | ||||
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登場人物やストーリーがとても魅力的であるにも関わらず、7割ぐらいいった所からトリック描写とその解決に終始してしまって、そのまま尻切れとんぼに終わります。 なんだか物足りない読後感。 もっと世界広げて欲しかった!! それでもそれなりに面白く、一気に読めたのはさすが初野さんです。 星3.5かな。 | ||||
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