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RIKO -女神の永遠-



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RIKO -女神の永遠-の評価: 3.56/5点 レビュー 25件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

面白くない

男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)より
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No.4:
(2pt)

満足感は無し

主人公・緑子の独白がとにかく長くて辛い…感嘆符の多さに萎えてしまう。
気が強くて負けず嫌い、表面上は冷静を装いつつも心の中では常にヒステリーの馬鹿な女の様に激しく、相手に毒ついている。
彼女が過去、周りの男達から惨い仕打ちを受けていたと知っても、同情だとか、それでも頑張っていて強いな、凄いな、憧れるなーとかは微塵も感じず。本を読む際、登場人物への感情移入、同情、共感が絶対に必要だとは思いませんが、有るのと無いのとでは読み進める姿勢が違ってきますね。さっさと読み終えたくて仕方なかった。
聖なる黒夜から私立探偵、所轄刑事、花咲シリーズの流れで今回RIKOを手にしました。
シリーズ一作目なので仕方ないのかなと思いますが、息苦しさも、ゾッとするほどの冷たさも、どうしようもない切なさも、微塵も感じられず残念です。二作目、三作目はこれから読みますが、緑子に惹かれて読むとかでは無いです。
やはり同性の主人公は苦手だな~と感じました。これからも彼女の有りようは変わらないのだろうし、シリーズ読むのは正直しんどい…それ位緑子が苦手なんですが。
彼女が思ったり、形作ったりする「愛」にもう興味はありません。一作目からこうなんだもの。
ただ、聖なる黒夜から入って魅了された身としては、山内練と麻生龍太郎が生きている限りシリーズを追うしかないと感じます。花咲シリーズも大好きです。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)より
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No.3:
(1pt)

読むんじゃなかった

他にこの人ので読んだのは「ゆび」だけなんで、それで決めつけるのはなんですけど
この方は、「極端な設定・極端な描写をすれば、それだけで面白い話になる」とか誤解してるんじゃないでしょうか?
デビュー作らしいですが、これがウケてしまった事で、作者は勘違い路線まっしぐら?

尤も、私にしても極端な設定とか聞いて「なんか凄そう」と読むものを選びがちですが、
これは完全に間違えました。

まず、主人公に全く共感できない。
股間が緩くて己の欲望に従うだけ、勝手な自意識を振りかざすだけの、ただのビッチ。
(しかし仕事だけは出来る)

周りの男どもも、ほんとに身勝手な理屈ばっか述べるアホばかり。
途中からイヤになって、痴話シーンはすっとばして、事件関係の部分だけ拾い読みしました。
(こんなことは初めてした)
そうまでして辿り着いた真犯人(一味)、”意外な人物”でしたが、ここまで行ったらどっちらけですわー。

柴田よしき、たぶんもう二度と読みません。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)より
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No.2:
(1pt)

作者の本音

これは、著者の本音。つまり著者は女であり、
「私は、この小説の主人公のような女なんです。」と
主張しているようである。
この内容のような感情が、多くの女の本音だろうし、
だとしたら男は、引くし、結局、男には理解出来難い
感情なのかもしれない。
わたしも、理解できないし、どちらかと言えば、
この主人公、つまりは、この著者を、「寂しい女」としか
私には、見れないのである。
それは、やはり、私が男だからだろうと思う。
男が読んで、楽しい内容ではないと思う。
まあ、あくまで、私見ですが。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)より
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No.1:
(2pt)

主人公が好きになれない。

当方、都内在住で新宿大好き、緑子と同じ世代の女性です。
30前後で部下がいる、ってあたりで最初は『ストロベリーナイト』の姫川と
ダブらせて読みました。

周りに同性愛の友人もいるから、麻里と緑子の関係も違和感なく読み、
自分自身が貞操観念に関し、それほど保守的ではない人間なので
最初の頃は「へぇ、こんな女刑事がいてもいいじゃない?」と思って
姫川よりプライベートが奔放なあたりが魅力的だな、と思って読み進めましたが、、
最後まで読んで思った。緑子さんは「イタダケナイ」

フェミニズムを掲げてる女の悪いところがモロに出ている感じがした。
男社会に生きる私、大変なの!戦ってるの!でも私バリバリ働くの!
でも、同じことやっても女だからっていじめられるの!男なんて大嫌いなの!
ベッドの上でも私凄いの!私、男を手玉に取ってるの!

いや、いいよ その思想は素晴らしいよ。
でも、(極力伏せるけど、ここから少々ネタバレします)
自分の愛した人だか好きな人のために
職務がどうでも良くなって、悪の片棒かついで逃走しようとしたりとか何なんだろう。
そんなことされたら自分も女だけど、
「だから女に仕事は任せられない」って思うよ 普通。

個人の思想、性の趣向は置いておいて、
私は男社会で生きる、って決めたんだったら、その信念貫いて
愛を全て捨てて職務全うして戦おうと思ってくれないか、と思う。
そんな意味では、ストロベリーの姫川の方が、100倍魅力的。
彼女は警察になった理由からして人の命を背負い、
性犯罪と戦おうとする理由も、すごく納得できるから。

そして緑子でもう1つイタダケナイのが、腹の子の話。
感傷的になって死んじゃってもイイヤ、と思ったかと思ったら
愛する人と育てたい とか お母さんになりたい だか何だか
お前は10代のデキ婚娘か?というぐらい頭がめでたいと思った。

産んで終わりじゃないし、全てを捨てて育てることも1秒で終わる話じゃない。
最後、男と暮らすことを選んで仕事をやりながら育てる、って話になった場合、
急な現場が・・・とかなっても、子供を預かってくれる時間は決められてるし、
ましてや実家と離縁してる場合、親だって面倒みてくれないわけなんだから
どれだけ大変かよく考えた上で決めてくれよ、と思った。
そんな上っ面だけの感情で産むかどうか決めるなよ。
どれが父親か分からないだけでも気の毒なのに、、、
生まれる子供が本当にかわいそう。
まるで、産んだら全員ハッピッピーになるって思ったから産みました☆
みたいな頭弱い10代娘だよ。この年の女性が考えることじゃない。

きっと将来はかわいいと思って産んでみたけど、
子供産んだら仕事が制限されて、もっと社会に認められなくなった
男なんて嫌い、男社会最低、日本最低、社会最低・・・
って責任転嫁する彼女の姿が思い浮かぶような気がした。

権利を主張するわりに、感情だけで動いているところがどーも好きになれない。
緑子は自分に似た部分もあるから、同族嫌悪なのかもしれないけど。
権利が欲しいんだったら、全ての喜怒哀楽を捨ててでもその信条を貫くんだよ。
それで得たリターンこそが、周囲からの信頼になるんじゃないの?
男でも女でも、感情だけで他人に迷惑かけるあたり、社会人としてイタダケナイ
私が男だったら、こんな女ゴメンです。同性愛の相手としても、こんな女ゴメンです。

いろいろ緑子についてはボロクソ言ってますが、、、
本自体だけで言えば、アップテンポで刺激的で、面白いんじゃないですかね。
最後、被害者のミッシングリンクはなるほど、と素直に思えました。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫)より
4043428014

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