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RIKO -女神の永遠-
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RIKO -女神の永遠-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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好きだけど、愛しているとは言えない。そんな言葉が何度も出てくる。 本当に愛しているのだろうか? 主人公は自問する。 しかし、周辺に配置された相手方のエピソードが貧弱すぎる。 逆玉の輿の彼への想いは愛だとしても、逆玉の方に愛はあるのか? 治癒不可能な遺伝性精神病とかで離婚するし。 高卒の婦警という立場だからといって、キャリアの愛人以外の選択肢は全く存在しないのか? 単に転職すればいいだけだろうに。 銀座のホステスじゃあるまいし、と思ってしまう。 田舎っぽい設定で嫌になる。 | ||||
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日にちどうりに来たし、商品は見た目は古いけど充分に読めるし価格を考えたら 良いと思います。 | ||||
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伏線を張りすぎて早々に犯人がわかってしまったのでちょっと残念でした。もっと犯人候補がいればよかった。 | ||||
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RIKO、初めて読んだのは、もう、20年も前。その時には、こんなに凄い物語だとは、思いませんでした。聖なる黒夜を読んで、私立探偵麻生龍太郎を読んで、再び読んだ時、分かりました。どん底に落ちても、生きてゆくしかないということが。柴田よしきさん、あなたは、何者なんですか。信じられません。 | ||||
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男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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主人公・緑子の独白がとにかく長くて辛い…感嘆符の多さに萎えてしまう。 気が強くて負けず嫌い、表面上は冷静を装いつつも心の中では常にヒステリーの馬鹿な女の様に激しく、相手に毒ついている。 彼女が過去、周りの男達から惨い仕打ちを受けていたと知っても、同情だとか、それでも頑張っていて強いな、凄いな、憧れるなーとかは微塵も感じず。本を読む際、登場人物への感情移入、同情、共感が絶対に必要だとは思いませんが、有るのと無いのとでは読み進める姿勢が違ってきますね。さっさと読み終えたくて仕方なかった。 聖なる黒夜から私立探偵、所轄刑事、花咲シリーズの流れで今回RIKOを手にしました。 シリーズ一作目なので仕方ないのかなと思いますが、息苦しさも、ゾッとするほどの冷たさも、どうしようもない切なさも、微塵も感じられず残念です。二作目、三作目はこれから読みますが、緑子に惹かれて読むとかでは無いです。 やはり同性の主人公は苦手だな~と感じました。これからも彼女の有りようは変わらないのだろうし、シリーズ読むのは正直しんどい…それ位緑子が苦手なんですが。 彼女が思ったり、形作ったりする「愛」にもう興味はありません。一作目からこうなんだもの。 ただ、聖なる黒夜から入って魅了された身としては、山内練と麻生龍太郎が生きている限りシリーズを追うしかないと感じます。花咲シリーズも大好きです。 | ||||
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他にこの人ので読んだのは「ゆび」だけなんで、それで決めつけるのはなんですけど この方は、「極端な設定・極端な描写をすれば、それだけで面白い話になる」とか誤解してるんじゃないでしょうか? デビュー作らしいですが、これがウケてしまった事で、作者は勘違い路線まっしぐら? 尤も、私にしても極端な設定とか聞いて「なんか凄そう」と読むものを選びがちですが、 これは完全に間違えました。 まず、主人公に全く共感できない。 股間が緩くて己の欲望に従うだけ、勝手な自意識を振りかざすだけの、ただのビッチ。 (しかし仕事だけは出来る) 周りの男どもも、ほんとに身勝手な理屈ばっか述べるアホばかり。 途中からイヤになって、痴話シーンはすっとばして、事件関係の部分だけ拾い読みしました。 (こんなことは初めてした) そうまでして辿り着いた真犯人(一味)、”意外な人物”でしたが、ここまで行ったらどっちらけですわー。 柴田よしき、たぶんもう二度と読みません。 | ||||
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柴田さんの出世作にして、未だこれを超える作はない。警察物としても新鮮さを失っていない。 | ||||
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お気に入りの一冊です。いつでも読めるからとKindleで購入しました。強いリコが大好きです。 | ||||
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これは、著者の本音。つまり著者は女であり、 「私は、この小説の主人公のような女なんです。」と 主張しているようである。 この内容のような感情が、多くの女の本音だろうし、 だとしたら男は、引くし、結局、男には理解出来難い 感情なのかもしれない。 わたしも、理解できないし、どちらかと言えば、 この主人公、つまりは、この著者を、「寂しい女」としか 私には、見れないのである。 それは、やはり、私が男だからだろうと思う。 男が読んで、楽しい内容ではないと思う。 まあ、あくまで、私見ですが。 | ||||
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当方、都内在住で新宿大好き、緑子と同じ世代の女性です。 30前後で部下がいる、ってあたりで最初は『ストロベリーナイト』の姫川と ダブらせて読みました。 周りに同性愛の友人もいるから、麻里と緑子の関係も違和感なく読み、 自分自身が貞操観念に関し、それほど保守的ではない人間なので 最初の頃は「へぇ、こんな女刑事がいてもいいじゃない?」と思って 姫川よりプライベートが奔放なあたりが魅力的だな、と思って読み進めましたが、、 最後まで読んで思った。緑子さんは「イタダケナイ」 フェミニズムを掲げてる女の悪いところがモロに出ている感じがした。 男社会に生きる私、大変なの!戦ってるの!でも私バリバリ働くの! でも、同じことやっても女だからっていじめられるの!男なんて大嫌いなの! ベッドの上でも私凄いの!私、男を手玉に取ってるの! いや、いいよ その思想は素晴らしいよ。 でも、(極力伏せるけど、ここから少々ネタバレします) 自分の愛した人だか好きな人のために 職務がどうでも良くなって、悪の片棒かついで逃走しようとしたりとか何なんだろう。 そんなことされたら自分も女だけど、 「だから女に仕事は任せられない」って思うよ 普通。 個人の思想、性の趣向は置いておいて、 私は男社会で生きる、って決めたんだったら、その信念貫いて 愛を全て捨てて職務全うして戦おうと思ってくれないか、と思う。 そんな意味では、ストロベリーの姫川の方が、100倍魅力的。 彼女は警察になった理由からして人の命を背負い、 性犯罪と戦おうとする理由も、すごく納得できるから。 そして緑子でもう1つイタダケナイのが、腹の子の話。 感傷的になって死んじゃってもイイヤ、と思ったかと思ったら 愛する人と育てたい とか お母さんになりたい だか何だか お前は10代のデキ婚娘か?というぐらい頭がめでたいと思った。 産んで終わりじゃないし、全てを捨てて育てることも1秒で終わる話じゃない。 最後、男と暮らすことを選んで仕事をやりながら育てる、って話になった場合、 急な現場が・・・とかなっても、子供を預かってくれる時間は決められてるし、 ましてや実家と離縁してる場合、親だって面倒みてくれないわけなんだから どれだけ大変かよく考えた上で決めてくれよ、と思った。 そんな上っ面だけの感情で産むかどうか決めるなよ。 どれが父親か分からないだけでも気の毒なのに、、、 生まれる子供が本当にかわいそう。 まるで、産んだら全員ハッピッピーになるって思ったから産みました☆ みたいな頭弱い10代娘だよ。この年の女性が考えることじゃない。 きっと将来はかわいいと思って産んでみたけど、 子供産んだら仕事が制限されて、もっと社会に認められなくなった 男なんて嫌い、男社会最低、日本最低、社会最低・・・ って責任転嫁する彼女の姿が思い浮かぶような気がした。 権利を主張するわりに、感情だけで動いているところがどーも好きになれない。 緑子は自分に似た部分もあるから、同族嫌悪なのかもしれないけど。 権利が欲しいんだったら、全ての喜怒哀楽を捨ててでもその信条を貫くんだよ。 それで得たリターンこそが、周囲からの信頼になるんじゃないの? 男でも女でも、感情だけで他人に迷惑かけるあたり、社会人としてイタダケナイ 私が男だったら、こんな女ゴメンです。同性愛の相手としても、こんな女ゴメンです。 いろいろ緑子についてはボロクソ言ってますが、、、 本自体だけで言えば、アップテンポで刺激的で、面白いんじゃないですかね。 最後、被害者のミッシングリンクはなるほど、と素直に思えました。 | ||||
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人気作家、柴田よしきが描く女性が主人公のハードボイルド。 スキャンダルから警視庁を追われた緑子は、新宿署で刑事として活躍していた。そんなある日、緑子が追っていた「男が男を犯すレイプの現場を写した裏ビデオ」をめぐって警視庁の刑事たちが新宿署に乗り出してくる。図らずもスキャンダルの原因となった男たちと対面し動揺する緑子。その中で、事件は殺人、誘拐、脅迫と様々な面を見せ始め……。 物語としては面白いなぁと思いました。 なんと言うか欠点がない、とても上手な小説です。 ただ、主人公の倫理観が僕はとても気になりました。 緑子は相棒と肉体だけの関係を持っています。それだけでなく、かつて関係を持った上司たちや、同僚の府警ともセックスを繰り広げます。本当に、まだするのか、と思うほどにセックスをするのです。 男のハードボイルドのバイブルとでも言うべきチャンドラーの作品では、セックスをしないことがステータスになっています。 一方で、女性を主人公としたハードボイルドではセックスが描かれることが多く、それがひとつのステータスになっているような気がします。(桐野夏生さんの作品とかもそうです) これをよしとするかどうかは読者の判断次第なんでしょうが、僕はかなり違和感を覚えました。 女性が主人公のハードボイルドだとしても、他に描きようはあるのではないか。そんな疑問が湧かずにはいられません。 なんにしろ、とてもセックスシーンの多い小説でした。 ※ほか、ちょっと。 ・登場人物があまりいないので、最後の落ちは結構読めてしまいます。この辺りはちょっとだけ残念でした。 ・世の中の女性はこんなにセックスしてるもんなんでしょうか。 ・続編があるらしいのですが、残念ながらちょっと触手が動きません。ファンの方はぜひどうぞ。 | ||||
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H系は大したこと無い。 期待する向きはガッカリくるだろう。 それでも、文は手慣れてるし もっと出来の悪いのも、けっこうまかり通ってる。 そうそう、登場する男は、頭の悪い奴ばかり もっとも主人公も頭良くない設定(笑) それでも、御託を並べながらも 勿論男をモノにする レイプや不倫がないと、複数の男と寝られないとはあまりにも古くさいが 寝ないよりはイイやね レズビアンシーンで(コミックで慣れた人たちばかりだと思うが) そういえばこういう体裁の日本のエンターテイメントでは あんまし、こういうシーン無かったなと思ったっけ でも、だいぶ前の話だからね 今・2010年に、 このシーンにビックリした、なんて言う人おるんかいな(笑) この作者のこの時点での問題は セリフ、固有名詞ともにダサい、説明が多すぎる スタイリッシュじゃないこと、もっともその反対でも面白くないの、いっぱいあるけどね これが洋モノだと、もっとカラッといくの沢山あるんだけど こちらはベタベタ じっとり 本の整理してて久しぶりに読んでの感想 | ||||
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久しぶりに、面白い本に出会った。 そして、強烈な個性を持つ 主人公に出会った。 主人公の緑子は、突出している凄腕の刑事でも 目をむくような美人でもない。 読み始めた頃は、わからなかった魅力が 読み進む内にどんどんと惹きこまれて行く。 人によっては、その奔放さに引くこともあるだろうけど 同じ女として、緑子の行動を 完全否定出来ない。 ある部分、共感出来るところがある。 正しいとか、間違ってるとか そんな言葉では括れない。 男と女の絶対的な「性」の違い。 それを、緑子を通じて感じることが出来た。 (知るのでは無く、あくまでも感じたのだ。) 裏切りや妬み、愛情や嫌悪。 様々な感情が詰まっていて、お腹がいっぱいになる。 登場人物達も、緑子に負けずとても魅力があります。 ストーリー的には、ありがちなのかもしれないけど 最後まで大いに楽しめたのは確かです。 次作「聖母の深き淵」も早速購入しました。 | ||||
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本書は柴田よしきの記念すべきデビュー作ですが、実はこれ一作だけならばそこまで絶賛するほどではないのです。主人公のリコは確かにいいキャラですが、ストーリー自体は犯人や結末が途中まで読めば何となくわかってしまうので。ですが、このRIKOシリーズは第二弾『聖母の深き淵』から格段に面白くなります。なぜならば、山内練というシリーズ屈指の魅力的なキャラが登場するからです。 山内練と相手役(?)の麻生龍太郎の因縁については『聖なる黒夜』に詳しく書かれており、作品の発表は『聖母―』より『聖なる黒夜』の方が後ですが、作中の時系列は『聖なる黒夜』の方が先なので、こちらを先に読んだほうが『聖母―』がより楽しめるかもしれません。作中の何気ない麻生のセリフにも「ああ、これは練のことか…」と感慨深いものがありますし、これはあの時のことかな?などと色々考えられて深く感情移入できるからです。 リコについても人物設定が分かっていたほうがよりストーリーを楽しめると思うので、『聖母の深き淵』を楽しむためにも、『RIKO』に目を通してみてはいかがでしょうか。 | ||||
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このシリーズのスピンオフである『聖なる黒夜』の布石として“読む必要がある”と感じて読んだ作品。 主人公であるRIKOのキャラ設定に、ある種女性性のデフォルメがなされていてはっきり言って女性なら、同属嫌悪を感じずにはいられないと感じる人が多いのでは…。 解りすぎる部分がツライ、みたいな…。 主人公に感情移入がし難い(この場合、“したくない(汗)”)作品てどこか冷めて読んじゃいますよね。 このシリーズはそのキャラ設定の所為で冷めたまま読み進まずにはいられないので、つまり純粋には楽しめないんです。 ただ、こうした女性キャラを主軸にして刑事物が描かれた事は余り無かったと思いますし、女性性を深く掘り下げたこととプロットが矛盾無く絡んでいてぐいぐい読ませます。 | ||||
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娼婦になるはずの女が、間違って刑事になってしまった。 淫乱刑事。男も女も見境なし。 確かに今までに無いキャラクターではある。 だけど、その奔放な考え方や行動には、女性から見ても 違和感がある。 やっぱりこの人、職業を間違えちゃったんじゃないの? 意味も無く行間を空けたり、登場人物が一ページ以上にも わたって台詞を吐いたりするのも、勘弁して欲しい。 犯人は半分くらい読んだ所で想像が付いてしまった。 なんとなく、スケバン刑事の麻宮サキと海槌麗巳の関係を 思い出した。 うーん、なんとも言えない作品ですね。 | ||||
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女性刑事が事件を解決していく物語。本作は男の読者(私)に衝撃を与えました。今まで作者の提示した視点は抜け落ちていました。新しい視点をハッキリと明確にそして衝撃的に提示してくれました。そのことだけでも、凄い衝撃を受けました。変なことですが本当にこの社会は男社会なんですね。男社会であることが常識なんです。女性からの視点で男が小説やフィクションの中で行なうことを女性から行なわれると、やっぱり人生変わります。 また物語の進みも良くて、どんどん読めます。しかし大げさというか、現実離れしてますね。あまりドキドキ感はありませんでした。 そこを差し引いても、面白い作品です。読んで損はありません。 | ||||
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一晩で一気に読めました そのくらい話のテンポがよくてどんどんと話に引き込まれていきました はじめは女性刑事である緑子のあまりの奔放さについていけなかったのですが 読めば読むほど緑子が魅力的に感じました ただ事件の真相が明らかになるシーンがちょっと物足りなかったです テンポよくよめたのはよかったのですが、そのままあっけなく終わってしまったように感じます 第二、第三のシリーズはまだ未読なので緑子がどんな活躍をするのかとても楽しみです | ||||
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