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喜劇ひく悲奇劇
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喜劇ひく悲奇劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ミステリとは美。ミステリとは芸術。遊び心を失ったらもうミステリはミステリではない。この作品の稚気が大好きです。しかし、謎解きがぬるいというか、密室トリックがしょぼい。密室トリックも、回文の魔力に彩られて欲しかった…。この作品に限っては、アリバイを丁寧にたどっていくという、地味な展開でなくとも良かったのではないか、と思う。 | ||||
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「富士山大噴火」で本格派になりつつあったのに、又やってしまった。第4章の後半は、意味のない回文の羅列に終始します。もっともっときちんとした作品が描ける作家だけに残念です。 | ||||
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「富士山大噴火」で本格派になりつつあったのに、又やってしまった。 第4章の後半は、意味のない回文の羅列に終始します。 もっともっときちんとした作品が描ける作家だけに残念です。 | ||||
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怪作「文章魔界道」の衝撃ふたたび、というわけで、今回も名探偵回文50連発などの華麗な見せ場が炸裂する。連続殺人ごとに登場人物が回文で反応するという奇妙さも、この人のオフビートな文章だとむしろユーモラスで楽しい。だが、結論としては仕上げがあまりに粗すぎる。たとえば、この本は(1)1頁に最低1個、回文が登場する(2)回文はゴシック表記するが、同じ回文の再登場はこれにふくまない。という趣向でスタートするが、途中で(2)が放棄される。何か意味があるのかと思うとそうではない。要するに手が尽きたのである。本質と関係ない、どうでもいい部分のようだが、この手のお遊び小説の読者は、そうしたどうでもいい部分にこそこだわるという点を忘れていはしないか。謎解きも伏線がむき出しで楽しめない。この種の小説の要諦は徹底して手間暇を惜しまないこと、それは先駆者の大泡坂が作品を以て教えてくれているはずだ。 | ||||
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怪作「文章魔界道」の衝撃ふたたび、というわけで、今回も名探偵回文50連発などの華麗な見せ場が炸裂する。連続殺人ごとに登場人物が回文で反応するという奇妙さも、この人のオフビートな文章だとむしろユーモラスで楽しい。 だが、結論としては仕上げがあまりに粗すぎる。たとえば、この本は (1)1頁に最低1個、回文が登場する (2)回文はゴシック表記するが、同じ回文の再登場はこれにふくまない。 という趣向でスタートするが、途中で(2)が放棄される。何か意味があるのかと思うとそうではない。要するに手が尽きたのである。本質と関係ない、どうでもいい部分のようだが、この手のお遊び小説の読者は、そうしたどうでもいい部分にこそこだわるという点を忘れていはしないか。謎解きも伏線がむき出しで楽しめない。 この種の小説の要諦は徹底して手間暇を惜しまないこと、それは先駆者の大泡坂が作品を以て教えてくれているはずだ。 | ||||
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