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対岸の彼女
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対岸の彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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最近ライフステージの異なる友人との関わりに難しさを感じる事があり、何か学びや心があたたかくなることや納得、共感いずれか得られるかなと期待して読みましたが特になかったですね。 先の展開が気になり読みやすくはありますが、ふーん、という感じの終わりでした。 メインの2人の女性に共感できない。 | ||||
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どうにもつまらなくて途中で挫折。 登場人物、設定、心理描写や会話の全てが上っ面を撫でるように浅く、何一つ心に響かなかった。。 オーディブル初挫折。 | ||||
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直木賞レベルからは程遠いように思うが・・・ しかしいい小説であることは否定しない。ただ、面白いかどうかは別問題ですね。 途中までは、テーマが「一期一会」なのかと予想していたものの、そういう話でもなかった。 色々な事情、背景を背負っている人間同士の出会い、相互理解、理解しあえていたと思ったら違っていた・・・とか、しかし最終的には<一方的>かどうか判らないものの、解かりあえたことになる・・・とか。 女脳の世界か? 高校2年生の女の子2人が手を取り合って飛び降り自殺を図るというようなことが希に起こるが、男同士でそんなことをする奴はいない。 その辺の男脳と女脳の違いで、この小説の見え方は全然違ったものになる? しかし知り合いの女性は「この小説、結局何が言いたいの?」と言っていたから、性別は関係ないか・・・。 | ||||
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高校時代の夏休み中、葵とナナコが旅館でアルバイトをすることになった。ここからこの本のクライマックスが始まる。現実から逃避し続けた二人のいきさつは、どこに向かおうとしているのか?そして、別れる羽目に。 あんなに再開を約束した二人なのに、何故、ナナコは会おうとしなかったのか?ナナコはどうしているのか?最後まで余韻を残して終わりを迎える。 | ||||
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読んでいて面白い、と感じるところは少なかった。学生時代の人間関係あるあるではあるが、小説にワクワクを期待する自分には合わなかった。再読や他人に進めることは無いと思います。 良かった点は、あるあるが生々しくて、共感できるところでしょうか。 | ||||
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つまらないの一言。夢もなけりゃ哀愁もない、テーマが暗い、だけど、暗さも中途半端。大人の女性として、この本から得るものも何一つ見つからない。掃除の話なんて現実的過ぎて読みたくもなかった。いや、現実の方がもっともっと非現実的で楽しいよ。本を読むなら別世界に行きたい私には向いてなかったのかな。 | ||||
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ページの途中で大きな折れ1か所 小さな折れ10ページ分くらいありました。 これで非常に良いというのでしょうか? | ||||
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学生の事件の理由 その後の生活 過去と現在の時空に なんの接点もなかあたのか? 始まらずに終わらない。 | ||||
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これを面白いと思う読者がいるのが不思議です。この登場人物と同じような問題を抱えた読者、つまり30〜40代の女性の一部では、実生活を背景として共感を持ち得る、という意味で関心を引く可能性があるのかも知れません。男性読者でこの作品を最後まで集中力を維持して読み通せる人はいないのでは・・ 欠点は ・主登場人物、小夜子が魅力的でなく、全く感情移入出来ない ・すぐに周囲に嫌悪感を抱く小夜子に不快感が生じる ・全ての登場人物の描写が甘く、その像(外観、性格など)がイメージ出来ない ・ストーリーがあまりに単調・・最後の数ページを見せ場にしたかったのであろうが、それすら盛り上がりに欠ける ・これらの欠点を補うには、①文芸臭の薫り高くする、②哲学的要素を含む、などですが、この作品にはこれらも全くありません ・表現があまりに幼稚である などなど、書ききれません。 よほど暇な人以外にはお薦め出来ません。 | ||||
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心中までするような仲になっておいて、最後は引っ越して連絡もなく音信不通。探すでもなく時間の流れに身を任せる… 私は読んでいて、小夜子の事よりも葵とナナコの関係の話の方に魅力は感じたのですが…最後があまりにもがっかりすぎて。 ナナコの気持ちも、何もかも不透明なままだった。葵はナナコ、ナナコとずっと言っていたけれど… ナナコにとって葵はそうでもなかった…?相手が変わっているかもしれないから怖いとはあったけれど、腑に落ちず。 そしてよくわからない理由で決別しておいて、最終小夜子と葵がまた距離を近くするのが理解できなかったです。 離れたら離れっぱなしではないかなあ…?と。まして理由が理由なだけに。 女性同士の「あるある」と思う部分もありましたが、どうでもいい登場人物の多さと話の内容の煮え切らなさ… 読み終わっても納得できないこの感じで、☆2にしました | ||||
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仲間外し、いじめ、悪意のある噂話、公園デビュー、女社会でこういうことがあることを知ったのは、私自身の場合は、(多分、幸いにも)かなり大人になってからでした。 主人公の小夜子の一つ一つの体験に、思わずあるある!と思う一方で、人間の心の狭さや愚かさに辟易とした、というのが正直な感想です。 また、小説では、誤解されてしまいがちだけれど、本当はとても純粋な良い子という視点で描かれている、ナナコ(魚子)の存在について、とても違和感があり、主人公の考え方や生き方に大きな影響を与える人物だけに、その本当の姿を読み取りたいと願って読み続けましたが、とうとう最後まで重要性が分からず、ナナコの存在そのものを受け入れられずに読み終えました。 | ||||
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最近購入したハズレ小説でした。 書籍化されていないネット小説の方が 数倍楽しいです。読む価値なし。 | ||||
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角田氏の作品は奇抜な文体やストーリー展開、伏線などを張り巡らせて 読者を引き込んでくるような、あざとさが全くない。 淡々とありきたりな言葉を用いて気付いたら物語に引き込まれている 玄人好みのする実力ある作家だと思う。しかし、本作品においては 私が30代後半の男性だからか最後まで物語に没入することはできなかった。 他の作家の女性の読者を対象とした小説はそれなりに共感できるものが多いが 本作品は読者を選ぶというか必要条件を満たさないと そう簡単には共感させない毅然とした空気が漂っているようだ。 角田氏が想定した読者層には圧倒的な評価を得ている。 わかるひとにしかわからないスイートスポットがこの作家の稀有な才能なのだろう。 | ||||
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人間関係の揺れ動きを表現したり、それを通して人の感情の脆さであり強さを 示しており、自己啓発的な意味の読み物としては星4つくらい付けてもいいかもしれない。 (あくまで主人公のような人間関係に消極的な人向けではある。) しかし、小説にしては作者の伝えたいこと、作者なりの答えが前面に出すぎていて どうしてもストーリーとしての深みというか味わいにかける気がする。 小夜子が最後、葵にところに戻ることへの理由が浅すぎる。 戻ったとして旦那との関係についてはなんら描かれていないし無理やり ハッピーエンドにしたような感が否めない。 | ||||
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肩越しの恋人、よりは受け入れられて、先を読んでみよう、と思って携帯していましたが、いつの間にか紛失してしまった。 申し訳ないが、それでおしかったとか、残念とか、悪かった、と思えない。 大切にできなかった自分を責める気になりません。 | ||||
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ママ友に気を許すことは難しい。同じ、年くらいの子供がいて、似たような、学校に通わせて、家事、育児をやって…、互いに不満や、悩みもあるが、それを、共有できない、励まし合えない。 表面上、友人として振る舞ったとしても最終的に、味方には立ってくれない。2人の関係なら、分かりづらいが、3人集まるとなると、パワーバランスが見える。当人たちは、無意識だが、歩いてる立ち位置で、分かるものだ。どちらと多く、会話するか、どちらと頻繁に顔を見て話すか、また表情など。女は本当にめんどくさいイキモノ。 現在が同じ境遇であっても、友人どうしには、なれない。 ちょっとした、お茶やあたりさわりのない世間話なら、成立しても、精神深部で、語り合えるのは、厳しい。話をただ合わせるだけの、何と退屈なことだろう。そこから、新しい何かは、生まれてこない。 | ||||
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確かな文章力でとても読みやすいので暇つぶしにはよいかもしれないが 登場人物にまるで共感できず、イライラしました。 | ||||
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角田光代さんは、女性誌のエッセイを読む程度でしたが、人気の作家さんということは知っていたので手にとりました。 ・・・・つまんねー、なにこれ。 平易な文章で、エッセイの延長みたいな小説でしたが、最後まで読めませんでした。その後、みんなこのつまんねー小説をどう思ってんだろ、と読んだアマゾンのレビューで、直木賞受賞作(衝撃!)ということを知りました。直木賞作家には好きな女性作家さんも多いので(桐野夏生や桜庭一樹など)、それなりの水準の作品が選ばれるだろうと思っていましたが、がっかりです。 世間知らずで主体性の無い主婦を表現したかったのかもしれないけど、1万8千円のブラウスが高いか安いか分からんって有り得んでしょ。私も専業主婦だし、周りにも主婦たくさんいるけど、そんな奴見たことないですよ。一等地に店を構えるブランド店で買物している人にとっては安いし、デパートで買っている人にはフツー、しまむらで買うような人ならたっかー、でしょ。そんなことが分からないなんて、息してますか?のレベルです。 ママ友だってみんな忙しいんだから、気の合わない人と貴重な時間を使って無理にお付き合いなんてしないでしょ。既婚か未婚か子持ちか否かで、友情が微妙になる人がいることは否定しないけど、個人的には都市伝説です。多分、夫と子供が全ての、少し前の時代の人に多かったんじゃないかなー。 でもまあ、途中で挫折してレビューを書くのもなんなので、頑張って読んでみます。 ただ、男性の描き方が不自然というのは、逆パターンではやはり結構いるので、あまり気になりませんでした。(大江健三郎の若い頃の作品とか、マジこんな女いるか!と思います。芥川賞受賞作では、初対面の男に堕胎したとか相手の男の関係とか滔々と語る女が出てきます。はは、いないでしょ。)遠藤周作が大好きですが、出てくる女がみんな聖女みたいで、読んでいるとむず痒くなりますが、大好きです。男性作家の描く女性が素敵なのは、村上春樹や三島由紀夫ですね。個人的に安倍公房の作品に出てくる女性がスゴク自然かつ魅力的で好きです。 | ||||
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モロに「私、女です」作家ですね。ウーマン・リブして取り乱しているわりには、「不倫したいわ、私女だもの!」と、男性との距離を測りかねている感が角田さんにはあります。 「心の中が上手に整頓できず、周囲の意見に振り回されながらも自己を確立したいという欲求だけは強い」、こういう手合いの女性作家。 それでも角田さんは某ブランド女の著書みたいに、生活破綻や権威主義にまでは走っていないので、ジェントルなほうだとは思います。 しっかし、やめましょうよ。傷の舐め合い。気持ち悪いんですって。 はっきり断言して、<女性脳の特化した方>は、文字を綴るのに長けないんです。 <関係性>にしか興味を持たない(わかりやすく言えば見返りを求める)、おママゴトのように発展性が皆無な自家発電は、負のスパイラルを生んで、周囲に害悪を撒き散らしている。 こういうタイプの作家さんは得てして、男性(まあ書く必要も無いんですが。女しか書けないって、物語として偏屈でしょう)を上手く書けていないので、読んでいると退屈になってしまいます。 この『対岸の彼女』も『八日目の蝉』もそうですが、「そんな男居ないよ!」って思わず突っ込みたくなります。 女同士の「あー、あるある!」という世知辛い日常をパッチワークしたような作品です。 このドンヅマリ人生の「クローズ感、閉塞感、堂々巡り感」は女子会特有の磁場を発生しているので、君子危うきに近寄らずです。 読んでいて「何の勉強にもならない」と思わせられました。 よくこれで作家になれたなぁとびっくりしたのは、この人、 華麗な一文=詩のセンスが、病気かと思う程にゼロですね。 とにかく文章が下手。 というか、リアル鬼ごっこ並みに、文法がおかしな所が多々散見させるんですけど、これで直木賞って裏工作以外の何物でもないですよね(角田さんのことを調べてみて、なーるほどと思いました)。 ひょっとすると、アマゾンでの高評価は会員様方々の工作なんですね? | ||||
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ストーリーというベルトコンベアに、紙に描いて切り抜いた登場人物が乗っかって流れていっている、そういう印象の本です。 (最近こういうの、多いなあ) つまり、人物が、本の世界の中で息づいでいない、生きていない、浮き上がってこない。 ストーリーと、役割を演じるための人物がいるだけです。 高校時代の葵から、今現在の葵になる。そこがとても重要であるのに、ほんの数ページで説明されているだけです。これでは過去と現在が有機的に繋がるわけがありません。 この人の小説は、「八日目の蝉」もそうですが、非常に「はじめにストーリーありき」です。実際どう執筆されたかは別として。だから登場人物が、いかに気の利いたセリフを言おうとも、脚本を読んで演技している俳優のように見えてしまうんでしょう。ストーリーやエピソードだけでひとつの小説世界を描ことは出来ないと思います。 (登場するのが犬だろうと宇宙人だろうと同じことです) 評価が高くて、ちょっとびっくり。 | ||||
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