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風の墓碑銘
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風の墓碑銘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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貴子と滝沢のコンビのよさは、”打ち解けていない”所だと思っている。そこがリアリティがあっていい。初対面から反目し合っていた二人が、その後何度か接点があったとしても、そうそう仲良くなれるはずもない。 お互いの刑事としての資質はある程度認め合いながらも、決してそれを表立って褒める、ということはしない意地っ張り同士。しかし、それぞれにないところをしっかりと補い合える名コンビだと思う。 もしかしたら迷宮入りしてしまうかも、という今回の事件も、二人の粘り強さと執念で運命の女神は犯人に微笑むことはなかった。ただ、犯人を逮捕しても、二人の気持ちは全く晴れなかっただろうけれど、事件というものはそういうものなんだろうな、と思う。犯人逮捕は一つの区切りに過ぎず、失われた時間や亡くなった人が戻ってくるわけではない。ただ、大事な区切りではあるはず。今後の人生を生きていくための。 この二人の反目し合いながらも徐々に打ち解けていきそうな雰囲気は、今後の展開が楽しみである。再度、この名コンビとどこかで会いたいと思う。 | ||||
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働く女性など珍しくもない世の中になったとはいえ、女性蔑視の男性はまだまだいるし、本人は全く意識していなくても、やはり自分は女性なのだと周りから認識させられる場面は社会人を長くやっているといくらでもある。 貴子の場合は、警察という特殊な環境にあるから、特に苦労が多いんだろうが、貴子自身も少し身構えすぎな部分もなくはない。しかし、その不器用な人間くささがこの小説の魅力の一つだ。登場人物がみな日常の、他人にとっては些細でとるに足らないような様々な悩みを抱えながらも日々一所懸命に生きている姿はリアリティがあり、その”人間くささ”の描写が素晴らしい。これこそが乃南作品の真骨頂であり、事件は作品の中の一つのスパイスに過ぎない、と言う気すらしてくる。 今回の事件は、取り壊された古い家屋の床下から発見された古い人骨と、その家の持ち主だった痴呆老人殺しがどう絡んでいくかが見所だが、滝沢刑事とのコンビ復活が何よりの楽しみだ。 | ||||
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音道貴子シリーズを順に読んできました。 鎖に星5つをつけました。シチュエーションのすごさにしびれました。 そして、この作品に星6つをあげたいです。捜査のストーリーにしびれました。 鎖が力ずくの迫力だったのに対して、こちらは、計算しつくされた緻密さを感じました。 最後、色々、丸く収まって良かったです、と言いたい所ですが、被害者たちにとっては、取り返しのつかない結果になってしまっているわけで…その重さを感じさせました。音道さんにも滝沢さんにもどうにもならない、増してや、私たち読者には手も足も出せない悲しさを感じました。 音道さんと滝沢さん、2人とも良い人なのに、なぜかうまくいかない関係をもどかしく感じさせながら、最後、事件の解決と共に2人の誤解も解けたように感じさせてくれたことも良かったです。 枝葉の部分の挿話も良かったです。同僚の泥沼のような恋愛。この作品に重みを加えてくれたと感じました。 乃南さんの他の作品も読むのが楽しみです。 | ||||
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読んでいる最中いろいろなことが頭を駆け巡った。 事件の進展もそうだし、刑事も一人の人間であることなどを感じた。 しかし、最後に頭に残ったのは「時効制度は廃止されるべき」ということだった。 最近、時効制度の廃止が取りざたされている。 そのことが初めて新聞やニュースなどに取り上げられた時「まあ、どちらかといえば廃止したほうがいいんじゃないか」くらいにしか思っていなかったが、本作を読了後「絶対に廃止されなければいけない」という意見に変わった。 作品の性質上詳しくは言えないが、読み終わったときには必ずそう思ってもらえると思う。 殺人事件でたとえ犯人が逮捕され、死刑が確定し、それが執行されようとも遺族の悲しみが消えることはないだろう。 その悲しみはその当事者か経験者にしかわからないものだ。 だが、「時効が成立したからこの事件はおしまい」では遺族がやりきれない。 遺族が一歩でも前に進むため、光を見つけるためには時効があってはならない。 逆に犯罪に時効なんてあってはならない。 人を殺めた事実が消えることは死ぬまでないのだから。 | ||||
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今回の相方は「凍える牙」でコンビを組んだ滝沢保。 今までの作品にはほとんど出てくるので、2回目というと以外に思えてしまうが「コンビ」として動くのは2回目。 この2人が会話している時に面白いシーンがあった。 些細なことから口論になり、険悪な雰囲気になっていく・・・、あれ?どっかで見たきがする。これは「デジャブ」か? そうだ『鎖』の星野と口論になり、音道貴子が監禁される原因となった、あのシーンだ。 あの時は星野に対して散々言った滝沢がどういう反応をするか楽しみだったが、「さすがはベテラン」といった対応だった。 違う見方をすると「滝沢も歳には勝てないのか?」と考え、またちがった見方をすると「滝沢は貴を育てようとしているのかも」と思える。 『鎖』と比べるとページ数は少なく、一見すると「少しは落ちるかも」と思ってしまうが、そこは直木賞作家・乃南アサ。 面白さは少しも落ちることはない。 容疑者がおぼろげながら見え始めたところで終わった上巻。 今後の展開が楽しみな終わり方だった。 下巻も楽しみだ。 | ||||
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文句なしの素晴らしい作品でした。 私の好きなミステリー作品で、推理をしつつ、あっと言う間に読み終えました。 なんと言っても人物造形がうまい!そして様々に張られた伏線が程よく結びついて行く様は本当に小気味良い感じでスッとしました。 やっぱり乃南アサはうまい!うなってしまいました。 | ||||
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「凍える牙」を読んだときは私もまだ30歳代。 滝沢よりも音道に感情移入できたのだが、 この本を読んでいる私は、もう40半ばを過ぎた。 当然、音道よりも滝沢に感情移入してしまう。 私が、仕事で今ペアを組んでいる女性は、37歳。 バツイチではないが、外見は音道に似ているかもしれない。 彼女から見れば、私も滝沢のように見えるのかと思うと なんだかへこむ。 さて本書だが、音道丸くなってしまった印象を受ける。 音道らしくない。 成長なのか。 ストーリーに関しては文句がない。 さすがは直木賞作家。 読ませどころ満載である。 また、文章がよみやすい。 すらすらと読めるし、頭にも入ってきやすい。 まるで映像を見ているよう。 下巻も期待大である。 また、新潮文庫は、字が大きくなったので、 老眼が出だした私にとっては大変ありがたい。 | ||||
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事件だけ見れば救いのない話なのだが、そう感じさせない、 いや、読後感はさわやかでさえあるのは、筆者が事件を、 ストーリーテリングに軸をすえているからではなく、 人間模様を書こうとしているからに他ならない。 ストーリー的には、ちょことしたサイドストーリーを挟んで 落ち着くだろうなぁというところに落ち着く。 だから、この本は、ストーリーを追うのではなく、 人間模様を楽しむための本である。 池上冬樹が「時代小説的」と書いているのは、 まさしく慧眼である。 中学生からお年寄りまで幅広い層に薦めることのできる 快作である。 ただし、どうせ読むなら、音道貴子シリーズを「凍える牙」から 読まれることをおすすめする。 | ||||
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大好きな「女刑事 音道貴子シリーズ」です。 あの『凍える牙』でコンビを組んだ滝沢警部補との名コンビが再び復活です。 3体の白骨死体。 その唯一の手がかりだった痴呆老人の殺害事件。 そして20年以上もさかのぼる父娘惨殺事件。 やっと見えてきた点と線ですが。 いつもの如く、どんな場面でも冷静な音道刑事。 この『風の墓碑銘(エピタフ)』では、音道刑事の私的な悩み事も・・・。 下巻では、この点と線をうまく結びつけ、私的な悩みも解決していく事が出来るのでしょうか?? ついつい応援したくなってしまいますね。 | ||||
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音道貴子シリーズの大ファンですが、これまでの作品はすべて、 文庫になってから購入していました。 しかし、今回の作品は、文庫化が待ちきれず、ハードカバー版を一気に読んでしまいました。 やっぱり音道シリーズは面白い! 久々の長編で、しかも滝沢保刑事とのコンビ復活ということで、今回はどんなコンビネーションで事件を追いかけていくのかと、読む前から期待していましたが、期待通りの内容でした! 「凍える牙」や「鎖」で見せたような、バイクをぶっとばしたり、監禁場所からの大捕り物を展開したり、というハデさはないですが、むしろ今回のような、ものすごく地道で気の遠くなるような捜査をして、真実に近づいていく、というところが、刑事っぽくてよかったです。 次回作が早くも楽しみでなりません! | ||||
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これで、分かった!やはり、警察は日本で一番強いのだ、と。正義は勝つのだ!それくらい、読み終わったあと、スッキリした。 主人公、女刑事、音道貴子、30代、バツイチ。私は、この女(ひと)に本当に会いたいと思う。それくらい、乃南さんの人物描写は、切ないくらい美しい。あと、残りページちょっとしかなくて、心配になるくらい、見事な物語のたたみ方。素晴らしいエンターテイメントです。乃南さん、また、機会があったら、音道姉さんが、バイクに跨る姿を描いてくださいね! | ||||
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「凍える牙」から3作目になる女刑事・音道貴子シリーズ。1作目で組んだ名中年刑事・滝沢保もアダナを皇帝ペンギンからアザラシへ変えてコンビ復活。音道&滝沢の掛け合いは相変わらず楽しく、電車の中で読んでいても思わず笑ってしまう。1作目の「凍える牙」では音道&滝沢のやり取りは十分に楽しめたが、肝心のストーリーは奇抜な手法の殺人やラストのアクションで引っ張る直球勝負な内容だった。今作品は1作目と違って事件、人間関係や人物描写に奥行きのある展開で小説として味わい深い。貴子も1作目と同一人物?と思えるほどの成長(心理描写)があった。複雑に絡み合った糸のような事件も結末も最後に近づくにつれて、次第に多くの事実が明らかになっていく様は読みながら一緒に捜査に参加しているような気分に。刑事コンビ物で音道&滝沢はNo1ではないだろうか?「最後の1行まで楽しんで読める一冊! | ||||
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前5作、「凍える牙」「花咲く頃の殺人」「鎖」「未練」「嗤う闇」と発表順に読んできた者としては、初作で音道貴子刑事と滝沢刑事がコンビを組んでから二度目のコンビとなるのが嬉しいばかりで、男女間のことに絡むぐだぐだした部分も気にならず読み進めることができたが、本書で初めて音道に接する人はその部分をうるさいと思うかもしれない。そういう点で評価が別れるだろう。 話の方は、プロローグの白骨発見から認知症老人の殺害と展開している辺りは捜査の方も読んでいる方も盛り上がらないが、介護職員の経歴が顕わになった頃から俄然テンポ感が増し、ぐいぐい引っ張られるように面白くなる。 未読の人は、本書に行き着くまで時間はかかるが、発表の順に読むことをお勧めしたい。 音道のような芯の強い女性が活躍する話が好きな人には、松岡圭祐著「千里眼」シリーズもお薦めしたい。発行順とは異なるが「ヘーメラーの千里眼」(上・下)から入って、あとは、「催眠」「千里眼」と発行順に読むと良いだろう。 | ||||
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凍える牙、鎖以来の音道さんでしたが、いや〜、やっぱり面白かったです! ミステリーとしての筋書きは前2作の方が明らかに上。 でも聞き取り調査のため歩き回る日々で、二人が目にする地面まで見えてきそうな描写。これが読ませるんです! 音道さんの同僚の先輩の人柄など、女同士の嫌なところが本当にリアルで、さすが女性作家ですね!こんな人、私のまわりにもいます。本人は自分だけが苦労しているって思ってるんですよね…。 鎖を読んだのがもう5〜6年も前なので、音道さんがワケあり独身だとは思ってたけど「あれ〜、旦那さんの浮気で離婚したんだっけ?死別したんじゃなかったっけ?」とか、今の彼とのなれそめとか覚えてない部分が多くて、ちょっと気になりました。前作を読み返してからの方がいいかな?でもストーリーのダイナミックさは前2作の方が大分上だから、見劣り(読み劣り?)するかな…? | ||||
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この作者の「凍える牙」を読んだ時には私はオートバイに乗っていましたし、非常に賢いシェパードを飼っていましたので、それだけの理由でこの直木賞受賞作品を読みましたが、読み始めた途端にオヤジ刑事滝沢とバツイチ女刑事、音道のやり取りの妙にすっかり魅了された記憶があります。 取り壊し作業現場から2柱と嬰児の白骨が発見され、身元確認を音道が始めている最中に、その土地の持ち主であった認知症の老人が惨殺される。墨田東署に捜査本部が設けられ、各署から応援がかけつけるが、音道と組むことになるのがあの滝沢警部補。 奥さんには離縁され、男手で何とか三人の子供を育て上げてきているが頭は薄くなり顔はいつも脂ぎり、ヘビースモーカーで相変わらず音道刑事の扱いは苦手、何かとこの優等生女刑事を刺激することになってしまう。音道は音道で「凍える牙」で「でどうする、エ、女刑事さんョ」とチクチクやられた滝沢にどうしても構えてしまい、滝沢のすごさは内心認めつつ素直になれない。こんな二人の日常も丁寧に語りながらこのコンビの地道な捜査と、それを半分、妬みや邪推の目で見る署内の雰囲気がリアルに描かれています。 やがて事件は後半に入り二人の捜査がみのり急転直下解決に向かいますが、前半部が細かく書き込まれているだけに解決部は少しご都合主義の感がありますが、それを補って余りある二人のやり取りの面白さ、互いに気配りしながらどうしても行き違いになってしまう男であることと女であることの難しさなどが巧みに表現されていて、上質のエンタティメントに仕上がっています。これだけ互いに認め合っているのだからたとえば二人で飲みにいくとか、少し男女の関係がほのめかされてもいいのにと読者は勝手な思いをもつのですが、結局二人の間にはなにもなく終わります。(ロングバージョンのレビューは http://shonan.qlep.com/のレジャー→エンタメでどうぞ) | ||||
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いままでのシリーズを全く知らない者が読むと,後半うんざりしてくる. 事件そのものより,女性刑事の個人的な恋愛の悩み,相方刑事との心理的駆け引きみたいな話がえんえん続く. 三十代後半を迎える女性刑事の,個人の幸せと職業との連立の厳しさも. そこを面白いと感じるかどうかで評価が分かれる. その割りに事件の解決は,ご都合よく結末をつけた感じ. こんな長編にする必要があるのだろうか. 真夏の炎天下をうんざりしながら,こっちまで一緒に歩かされたような読後感だ. | ||||
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音道貴子シリーズ、第6作。相方が滝沢警部補とくれば、面白くないわけがない。期待を持って読んだ。東京・下町の解体工事現場から古い白骨死体が三つ発見されるという事件を背景に、徘徊老人の撲殺事件、捜査情報の漏れなど、いつもながら巧いと唸ってしまう展開。 こうした事件を縦糸とし、恋愛感情を横糸として物語は展開します。滝沢の味といい、音道の感情の流れといい、期待以上の作品でした。初版後、10ヶ月で6刷の売れ行きですので、書店で見つけるより、インターネットで購入が手っ取り早いかもしれません。 | ||||
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東京・下町の解体工事現場から白骨死体が三つ。そして大家である徘徊老人の撲殺事件。真夏の下町を這いずり回ること二カ月あまり。 実際の捜査もさもありなんと思われる、地道な活動が実を結ぶ感動と、加害者に対する憤り、あまりにも、陳腐な理由で殺された被害者へのやるせなさ。ストーリー展開にも無理が無く読み応え十分。 音道さんシリーズも、もう6冊目なのかな?「凍える牙」以来の傑作です。 このシリーズの良さは、音道さんが、男社会の警察の中で、刑事として着実に成長していて、それがリアルに実感でき、また一人の女性として仕事や恋愛、友情に悩むといった、人間らしさが、素直に共感できるからでしょうね。 お互いを認め合いながらも、駆引きがあり、微妙に距離を置いてしまう、音道と滝沢が、なんとも微笑ましい。 | ||||
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音道刑事シリーズは大好き。 今回は滝沢刑事とのコンビ復活で、二人の心の描写や会話の微妙なやりとりや空気が 人間ぽいなと思いました。 肝心のストーリーも奥が深く、音道刑事の心理的な葛藤とリンクしながら、最後まで じっくりと読めました。 何ヶ月かしたら、また読んでみたくなるそんな話です。 | ||||
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本作品はシリーズ化している音道刑事の人間ドラマを舞台に、ミステリーが乗っかってくる乃南アサの得意分野。 本格ミステリーとは違うが、親近感の湧くキャラクターに心理描写、その絡み方などとても絶妙だ。 音道と滝沢がお互いに苦手意識を持ちながらも、共に相方として尊敬と信頼の感情が育っていく。 その過程の掛け合いがまた面白い。 白骨死体や凄惨な殺人が起こるが、登場する人物に根からの悪人はおらず全体的に軽やかな印象だ。 最後にパタパタと、事件があまりにあっさり解決して行く点に 首を傾げはしたが、望みどおりの結末で、しっくり収まる感じがした。 謎解きの面でも楽しめる。 | ||||
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