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少し変わった子あります
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少し変わった子ありますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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読みながら、なんて静かなんだろうと感じました。これは初めての経験。 もちろん登場人物は普通に会話も交わすし、車や電車の描写も出てきます。 それでいながら音のない世界での出来事のよう。 静かに、小さな起伏を重ねながら物語は進みます。 それでいて最後には ん? お。 ああ。と思わせてもくれる。 いい本でした。 | ||||
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毎回違った場所で見知らぬ女性と二人で食事をするという、最近の中高年向け男性雑誌の夢をあつかった小説。こんなレストランが有れば是非行ってみたいと思わせる。 ただ、通常の森博嗣ミステリーワールドと異なり、最後のどんでん返しの謎解きが無いので消化不良となる。ぜひ、続編で回答を書いて欲しい | ||||
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2006年8月30日リリース。初出は別冊文藝春秋第251号から第263号。 今までの森博嗣のカラを破るような作風で、旨く例えが浮かばないが、『注文の多い料理店』の変わった子バージョンみたいな感じだ。主人公は一定の場所を持たない概念のような場所で、毎回違う女性と食事をともにし会話を交わす。会話の内容は様々だ。そして少しずつ怖くなる。読んでいて確かにこういうことを人間は求めているかもしれないと正直に思った。 ミステリーを離れて行く森作品にむしろ森作品らしい輝きを感じる。新境地を感じさせる傑作だ。 | ||||
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森博嗣を連想させる大学教授が、行方不明になった同僚から聞いていた店に通う。『千夜一夜物語』のように、夢を見ているような店での時間。 店の名前も、女将の名前も、食事を共にする女性の名前も、全て秘密だ。 毎回違う女性が食事だけをを共にする。 整理整頓が好きというより、整理整頓されてないと落ち着かない主人公は、この店が持つ魅力に嵌っていく。それは、日常に埋没されていれば、目を背けていられた問題が浮きぼりにされてゆくからだ。 8人の女性との会食を読み終えると、この店は危険な店として終る。 それは、森博嗣がこれ以上この夢を想像し、戯れる危険性でもあるようだ。 森先生、まだまだ変わった子ありますよ。 | ||||
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派手ではないが、不思議な感覚を得る事ができる。たんたんとしているが、それは読み手側の取り方次第。どのようにも解釈する事が出来る。思考部分がとても興味を引かれる。日常を生きていて己の内面を理論的に掘り下げるという事は今の私には殆どない。しかし、この本を読みながら「自分自身」というものについて考えさせられた。 | ||||
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第1話目を読んで、「これだったら私はもっと面白い話ができるぞ」と思っていろいろ頭をひねってみましたが・・・難しい。ありそうでちょっと不思議なことに巡りあうってすごく難しいことなんだなぁと思いました。 いいなぁ。一人でご飯食べるのではなくて、その時だけ「つれ」になってくれる子がいるお店・・・ん?ひょっとして、私かなり「弱ってる?」って思ってしまいました。 ちょっと自分の孤独に気付いてしまう本です。 | ||||
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