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レイチェル



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【この小説が収録されている参考書籍】
レイチェル (創元推理文庫)

レイチェルの評価: 4.20/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

とても速やかな対応でした。

本も綺麗でした。配達が遅れているとの連絡でしたが全然大丈夫でした。本当にありがとうございました。
レイチェル (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:レイチェル (創元推理文庫)より
4488206034
No.14:
(1pt)

欧州貴族社会のつまらん童話

「ところで、フィリップ・アシュリーさんのオクスフォードでの専攻は何だったのかしらん?」
「それは、君、何だったであろうと盲目の恋の足下にさえ及ぶものではなかったということだよ。」
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4488206034
No.13:
(3pt)

何となく結末が予想されスッキリしない。

若い男がのぼせ上がる過程は良く描かれているが、途中から何となく結末はこうなんでは思われる通りの展開で終わってしまった。途中の描写が読みどころなのであろうが、かなり長すぎる様な気がする。
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No.12:
(5pt)

面白いです

とても面白く、一気に読んでしまいました。
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4488206034
No.11:
(5pt)

モーリエ44歳の頃の作品

世界で唯一の師であり友のアンブローズに愛されたレイチェルに無意識で従属し暴走する童貞男フィリップ。
アンプローズにそっくりな若い男に亡夫の面影をついつい重ねて後悔と偽りの愛の間で揺れる未亡人のレイチェル。
この物語はアンプローズを愛した二人の人間がお互いの中にアンプローズの影を求めたことによる心の混乱や葛藤
から生まれた破滅的な悲劇。これフィリップの視点から語るため一見ファムファタールっぽく見えますが、
これぞそまさしく童貞妄想フィルター。このフィルター男ならだれでも覚えのあるはず。
モーリエ44歳だからこそ書けた死者と童貞男と未亡人の悲劇的人間模様だと思う。
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No.10:
(5pt)

暗さが好きです

レベッカを先に読みましたが、私はこちらのレイチェルの、しっとりした独特の暗さのほうが好きです。
私は男性の主人公の作品が好きなのですが、特にこのフイリップの、育ちの良さ、生真面目さ、純粋さと、気難しい頑固さが、青臭くて好きです。
男と女が出会って恋におちる、人間の愚かさと愛しさを、モーリアの鋭い視線が どこまでも冷静に厳しく描き出します。命がけの恋は大変ですが、一生に一度は・・・などと思ったりします。
レベッカはビビアン リー、フィリップ(アンブローズ)はダニエル デイ ルイスが思い浮かぶのですが、レイチェルだけは思い浮かばず、小さくて白い美しい手だけが見えてくるようで、謎めいていてとても魅力的な作品です。
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No.9:
(5pt)

ルナマリア

読んでいる途中ですが、すでにおもしろいです。
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No.8:
(4pt)

一気に読んでしまいました

話にひきずりこまれて掴まれる感じでした。心理描写も風景描写も上手いなあと思います。

ただ、物語のあらすじみたいなものには、レイチェルに魅かれながらも疑いが……みたいな書かれ方をしていますが、
いや、確かに周囲の人たちはレイチェルに胡散臭さを感じて忠告しているのですが、肝心の主人公はかなり終章になってやっと目覚める感じで、ずっと恋は盲目状態に見えます。そこが間抜けな感じというか、「まったく男ってバカだね!!」とイライラします。

以下、結末ネタバレします。
結局真相ははっきりと示されず、主人公がバカだった感が増幅される終わり方だったのが少し残念。
それこそが作者の意図といわれればそれまでですが。
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No.7:
(4pt)

イライラする

レベッカを先に読みました。 レベッカは女子が主人公なので、自分は女子なので主人公の感情に共感しながら読めましたが、今作は男子が主人公。 青臭い感じにイライラしっぱなしで何度も最後まで読むのを諦めかけました。 でも、これがデュモーリアのすごいところです。 感情の機微をこれでもかとリアルに表現しています。 舞台はものすごく昔ですが、人の感情の機微は現代にも通じるもので、ちっとも古くささを感じませんでした。 腹立ちますが、おもしろいです。 今デュモーリアにはまってます。 短編も良いです。
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No.6:
(4pt)

期待しすぎました

レベッカが大変おもしろかったので、あの感動をもう一度と思って
買いましたが・・・。
レベッカの方が数段おもしろい。
期待しすぎました。
けれど、けれど、読んで損はない。
読み出すととまらない。
先にこれを読んで、レベッカを読んだら、
また違ったかもしれない。
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4488206034
No.5:
(4pt)

『レベッカ』未読者のレビュー

死者をなかだちとした或る男女の出会いと、その後の愛と疑惑の行方を描いたサスペンス。近世の英国・コーンウォール地方の一領地を舞台に、当地の風土と、人々の古式ゆかしい暮らしぶりを背景としながら、一篇の“避けられなかった”ストーリーが綴られる。  幼いころから慕い続けてきた従兄が保養先で出会った女性と結婚したのち急逝したことを知ったフィリップは、従兄の妻レイチェルの素性をあやしみ、死のいきさつに疑念を抱く。従兄の遺産を受け継ぎ、領地の当主となったフィリップのもとへ、ある日レイチェルが訪ねてくる。それは、新たな運命の始まりだった。 レイチェルを冷遇するつもりでいたフィリップだったが、彼女の人柄に触れるやいなやたちまち魅了されていき、彼女との楽しい日々の中で、当初抱いていた疑念も薄れていくかにみえた。しかし、生前の従兄が遺した「死者のメッセージ」がそこに不穏な影を投げかけていた。 伏線となる様々な出来事を経つつ、物語は「従兄の死」と「レイチェルの素顔」をめぐって展開していく。揺れ動く愛と疑惑の果てに、どんな結末が二人を待っていたのか。 登場人物の描き分けと心理の描写、精彩に富んだ会話、場面構成とストーリーの流れ、どれをとっても秀逸な作品で、サスペンス小説の醍醐味を味わいながらラストへといざなわれる。本来はシリアスな作品なのでしょうが、レイチェルに首ったけのフィリップがみせる言動の数々には、つい笑ってしまう場面もありました。『レベッカ』のほうも近く読むつもりでいます。 
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4488206034
No.4:
(4pt)

最後に突き放されるような感じが良い

途中までは、物語の展開がまどろっこしく感じられる時もありましたが、
アンブローズの手紙の断片から、
少しずつ彼女の本性が露わになっていく
くだりから、一挙に引き込まれていきました。
そしてやはり、終盤に来て突如突き放されるような感じが良いです。
最近では、何もかもくどくどと説明し過ぎる作品が目立つ中、
デュ・モーリアの本作品が持つ、このクールさが何とも良いのです。
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No.3:
(5pt)

ファム・ファタル レイチェル

 レベッカの姉妹編といわれるデュ モーリアの傑作。
 だが、レベッカとの相似は、思っていたほどに感じられず、別個の作品として十分に楽しめた。
 それは、ファム・ファタルたるレベッカとレイチェルが、そんなに似てないからかもしれない。
 レベッカが意識的で、どこか男性的な雰囲気があるのに対して、レイチェルはあくまでも無意識的。しかし、あくまでも「無意識」であるから、タチが悪いのだが…。
 要するに、意識的で理知的なレベッカは、「悪」をなすにも、計算ずくで、本人にとってはそれが「冒険」なわけなのだが、レイチェルにとっては、「本能的」で「衝動的」で、悪気を感じさせにくい。で、その悪気が無さそうな雰囲気こそが、実はクセ者だったりするのである。
 あと、フィリップという主人公が、レイチェルをファム・ファタルにも、「魔女」にもしてしまったという感じ。
 レイチェルのような女性が、フィリップのような思い込みが強すぎる暴走タイプと出会うと、どうなるか? そういう展開の話。
 
 
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No.2:
(5pt)

サスペンスミステリとして最高の面白さ

 「もうひとつのレベッカ」と評される本作品も、とても面白い。
 レベッカに比べると主人公の男女を入れ替えてあり、レベッカが前妻の幻影に苦しむのに比べて、本作品では亡き従兄の妻の現実の姿に翻弄されていく。
 初な男性主人公が、年上の女性レイチェルの自然な立ち回りに惹かれて行くところは確かにすごく魅力的で、女性側の絶妙な押し引き加減には読んでいても驚いてしまう(いわゆるツンデレ系の女性と言えよう)。幼なじみの女性から「中年女の手管に貴方がかなうはずがない」と早くから警告しているにもかかわらず、主人公はそれを理解できない。読みながら男としては無理もないと思ってしまった。
 最後に、ある事実から疑惑を感じた主人公が真実に気づいたところで物語は一気に終幕を迎える。レベッカと同じくやや唐突ではあるが、最後まで追い込まないところが良いのかもしれない。
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4488206034
No.1:
(4pt)

「レベッカ」が好きなら

~作者のデュ・モーリアは、ヒッチコックの映画「レベッカ」の原作者として有名です。この「レイチェル」は、その「レベッカ」と同工異曲の趣があります。時は19世紀頃、場所はコンウォールの領地。ロンドンに行くのに乗合馬車で行く時代です。主人公フィリップ(わたし)の年の離れた従兄弟アンブローズは、旅行先でレイチェルというなの女性と知り合い結婚~~したあと、突然亡くなります。領主であったアンブローズから財産と領地を相続したフィリップは、未亡人レイチェルと会ったとたんに心を奪われてしまいます。世間知らずで純粋なフィリップは、美しい年上の女性に完全にのぼせ上がってしまいます。しかし、レイチェルには、従兄弟の死について疑惑があり、過去の行いに疑惑があります。疑惑を感じながらレイチ~~ェルを信じようとするフィリップ。時に優しく、時に冷たくあしらうレイチェルにとまどうフィリップ。このあたりは、「レベッカ」のヒロインの心理描写に通じるものがあります。レイチェルは、薬草の知識が豊富で、自ら薬も調合することから、暗に魔女であることをほのめかしているように思います。レイチェルは果たして悪女なのか?読んでみてください。~
レイチェル (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:レイチェル (創元推理文庫)より
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