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機龍警察
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機龍警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41~50 3/3ページ
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この作家の作品は初めてで、最近、雑誌などで三作目が評価されていて、買ってみました。あらすじ読むと、ちょっと僕ももうおっさんだし、この「機龍」って。。とか思いましたが、とても面白かったです。設定やストーリー展開が、すごく計算されていて、いろんな作品、どっちかというと、アニメや漫画の数々の作品の影響が伺えますし、王道警察小説的(皆が大好きキャリアノンキャリアに、ハムだ警視庁だ、こちとら神奈川県警だ的お約束の日本警察の世界)でもあり、売れる本づくりに徹しているようですが、それに嫌気を感じないのは、作者が巧いからだと思います。昭和に生まれて、数々のヒット近未来アニメ、漫画を観てきて、ドラマ「踊る大捜査線」や、ベストセラーの警察小説を読んできた、30代から40代の男性が読めば、一気読みだと思います。私は即、第二弾「自爆条項」を買いに行きました。長く続いて欲しいシリーズです。 | ||||
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軍事兵器として機甲兵装、キモノと呼ばれる所謂パワードスーツが実用化された近未来。 犯罪にもキモノが使われ、国際化・凶悪化する中、技術的には5年は先をゆく新型のキモノ「龍機兵(ドラグーン)」x3機を導入した日本警察。 が、配備先は新規立ち上げた組織、特捜部。あろうことか搭乗員は契約社員。 この搭乗員が又、元傭兵・元アイルランドテロリスト・元ロシア警察官と、得体の知れない連中である。 大きな軋轢の中、必死に活動する特捜部のメンバーと龍機兵。 ぱっと見、龍機兵がドンパチ活躍するロボット物の様でもあるが、実は龍機兵活躍の場面は少ない。 むしろ焦点は、搭乗員の現在に至る過酷な過去の物語。そこに至る人間ドラマにある。 本巻は、元傭兵の巻。 現在進行の事件捜査解明と、一筋縄では行かない連中の過去の絡み。 凄惨な描写も多いが、美しい文章にも出会える。楽しめる一冊でした。 | ||||
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第2弾がこのミスでランクインしていたので ずっと気になっていて、第1弾から読みたいと 思っていました。 普段は、パワードスーツもの(というんですね、 このジャンル、というくらい知らないのですが) は読みませんが、あたかも奇想天外な警察ものか、 と思っていましたら、大間違いでした。 人物の過去、現在、そしてハードボイルドな文章と パキパキとした進行、機材の名前を追うのが大変 ながら、迫力のある戦闘シーン、とっても大人として 楽しめました。いや、子供に戻ってるのかな……。 全体のサスペンスにもう少し盛り上がりがあると さらに爆発すると思いましたけど、すっかりはまって 即座に第2弾を買って読み始めています! 無条件にB級映画を楽しむ気分で、おすすめ!! | ||||
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というのが、書店で本書を見つけたときに思ったことだった。手にとって著者の略歴を確認、やはりそうだと分かり、「それなら期待できるな」と判断し、購入。警察小説ということで、専門用語が多く、また、武器を使った戦闘シーンの描写もあって(あまり馴染みのないものだけに)空間把握に手間取ったりして多少の読みづらさを感じたのは事実だが、次第に物語に引き込まれていくことが出来、所々ニヤリとさせられる部分もあり、人間ドラマとして見ても悪くなく、小説デビュー作としては概ね満足のいく作品であった。続編が大いに期待できる作品である。 | ||||
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パトレイバー。 向こうとは違うのは身内である警察がばたばたやられてく。 少し設定や展開に無理があるところが見受けられるがそれ以上に引き込まされる内容。読んでも損はないです。 | ||||
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電車の中だけで、3日ほどで読了。いまさらのパワードスーツ物ですが、そこに警察、傭兵 テロ話をブレンド。展開としては週一の連続警察テレビドラマの第一話で、登場人物の 相関関係さわりとか、イワクありげな生い立ち紹介編。思い入れたっぷりな台詞と 相まって、次週(=次回作)が楽しみ、といったところか... 1)機龍の成り立ちが不明(技術者曰く、初めからあった?) 2)今回のテロの狙い、と本当の黒幕が不明 3)機龍の操縦者選別の経緯不明 と次回作以降に肝心な所が、先送りされているので、ここを如何に収束させて いるのか、読んでみないと、本当の評価は出来ないかも.... (第一話で、話広げ過ぎて、とんでもないオチになりません様に..) | ||||
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初めて読む作家だが、著者の紹介を読むとOVAの脚本を書いている人らしい。 なるほど、機甲兵装なんていかにもありそうな設定とストーリー。新人らしからぬこなれた小説だ。 警官のプライド、警察官僚の内幕、傭兵やテロリストたちの世界、など、いろんな要素が詰まっていて、舞台仕立てとしてはとても盛り沢山なのはいい。 話も、三機の機甲兵装に乗る元傭兵、ロシアの警官崩れ、元テロリストの過去を絡めながら、警察という組織内部の争いをうまく描いていると思う。 ただ、面白いんだけど、何か物足りないんだよな。比べてはいけないんだろうけど、この前読んだ伊藤計劃の『虐殺器官』のような深みというか、人間の奥深くに潜む暴力性のようなものが描かれていない。設定も人物描写もよくあるなぁという感じ。 でも、面白かったので次作以降に期待したい。なんかシリーズ化されそうな気がするし... | ||||
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ひき締まった文体。話がずんずん進んでいく。乾いた緊張感が持続する。明快な人物像。どういうキャラをどう配置するか、伏線は何、ストーリーのどこに転換を置くかといった作法に、厳しい型があるんだろうなぁ。しかし、著者がその気になったら、どんなセリフでも吐かせられるような気がする。馮との直接対談は面白い。また、ライザの悪夢、緑との渡り合いが良い。これも型があるのだろうと思うのだが、なんというか、にもかかわらず、言葉が踊っている。文に埋め込まれた、著者のサスペンスの美学に対する思いが躍動しているような感じがする。言葉で表すよりないようなことに、大事な情報が込められているような気がする。元々文で読ませるためのもので、だから小説なんだなあと思った。愛とか正義とか勇気とか、そういうお題目が入り込んでこないのが良い。塩味に頼らない香辛料だけの刺激。続編が楽しみだ。 | ||||
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戦場やテロ、極限の世界に生きる傭兵。 緻密に構成された錯綜する情報戦。 計算された会話の妙。 最新技術と科学をつかった戦闘兵器。 罠をしかけたのか、しかけられたのか。 警察という組織の人間関係、その闇。 謎の裏社会。 極限の世界を生き残った戦士は“普通”とはかけ離れた思考、行動、発言なわけで その一つ一つに ああ、こういう世界の人間はこんなことを考えて、感じてるのか・・・と驚き、 その普通じゃなさがまずとてつもなくおもしろい。 警察小説やミステリーとしてもおもしろいが、 私は“人間”を描いた小説として最も楽しめた一冊。 | ||||
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パワーローダーのようなパワードスーツ「機甲兵装」が実用化された近未来の東京。 世の中では、それをつかった事件やらテロやらあります。凶悪事件をきっかけとして、その道の専門家ということで傭兵をやとい、警視庁に特別の対策部が設立されます。 3人の傭兵を軸に、テロとたたかう特捜部の奮闘記です。序盤は、スニーカー文庫の草創期にこの手のノベライズがあったなって感じでしたが、傭兵の過去もいわくありげだし、警察内部の部署・所轄の縄張り争いあり、もちろん機甲兵装をつかったバトルアクションありと、てんこ盛りの内容です。 あらすじを読んで、ありだなと思った方は買って読んでみる価値あり。 | ||||
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