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(短編集)
午前零時のサンドリヨン
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午前零時のサンドリヨンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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それぞれのキャラクターの行動原理が不自然すぎて、 いわゆる「人間が描けていない」系のミステリに見えてしまった。 コージー系にしては重めのシチュエーションが取り扱われるので、なおさらその違和感がつもる。 いじめや自殺といった問題については、かなり無神経なストーリーテリングをされている感じ。 | ||||
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主人公の男の子、高校生にしては幼すぎて共感しにくい 最後まで読むことができませんでした。 申し訳ないm(_ _)m | ||||
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ヒロインを孤立させ自殺に追い込む根回しや恫喝をしている男が、被害者との関係性を美化している淫夢小説。ストーリーに見出される嗜癖と、文章の性格が不一致である事から、ゴーストライターに発注したものである蓋然性が高い。 原案し発注したものが実在するからには、被害者が居るという推測が成り立ち、通報案件です。 超能力や霊能に関する執着が見出される犯人像です。つまりそれらの能力が全く無い。 執拗に付き纏われた場合に、能力がある人の一般的な防御手段は、手品だよ…と嘘をつくことです。これ推奨しています。被害状況がリアルですね! 類型として ガストン・ルルー Mプルーストの、覗き行為する青年、 ゲーテの、若きヴェルテルですね。 自己認識が現実と懸け離れている、性犯罪常習系だろう哉と推理します。 好意や好感を持つ根拠が全く無いですね?両者ともです。主人公が独白しているが言ってるだけで実際には好意が無いことが明らかです。憎しみや復讐心がチラ見えする内面説明をしている。言い訳しかしてないですよ?(嫌がらせに対する苦情があり)釈明しているという事です。拒否されている事実や迷惑行為への苦情を伏せて釈明だけを発表している…って感じですね! 失笑ものなんだが、お幸せに!って皮肉なんですが、つまりさっさと失せろ!って感じですね?これが鍵になり、読者は犯人の存在に気づくべき「推理小説」ですね。小説の中には無い事件を推理する小説は、アガサクリスティ作品の中に僅かだが存在し、それ以外の、小説文章内だけで完結している作品はなりすましている別人の執筆と推定される。 推理…小説とは、これだと思います。小説の文章には書かれていない事件と犯人、真の被害者は誰か⁈最善の解決は?等を読者が「推理」する素材であるのです。 超能力だか霊能⁇を手品だと嘘をつく防御行動を、人間関係の中で運用する知性がある被害者が、アガサクリスティを知らないふりしていると推理できる、その理由がこの小説です。 推理小説をプロのライターに書かせたいけどクリスティ作品を読んでも理解できないからチートさせろという圧をかけたが、はぐらかされた…といったところでしょう。そのまま盛り込むくらいに創作能力が無いですね、という推理が成立します。 犯人像が見えてくるでしょう! 通報してくださいね?推理ファンの皆様‼️ 出版社や出版業界への質問や苦情という通報もアリかと思います。情報テロ印象操作系出版やカルトな性犯罪系を認識し、被害者を救出しましょう!社会人の自覚って感じですね! | ||||
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とくに印象に残らないストーリーだった。 たしかいじめとか暗いテーマのストーリーもあったと思う。 人様に薦めるわけではないが、とくにストレスなく読めたので暇で仕方なくてなにもすることが無ければ読んでみても良いと思います。 | ||||
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殺人事件は起らない、いわゆる「日常の謎」だけど、爽やかさより苦みの強い青春ミステリー。 謎解きの弱さは致し方ないとしても、ワトソン役の須川君がシャーロック役の酉乃さんに頼りっぱなしの情けなさには閉口する。 主要キャラのほとんどが女性だし、あくまでラノベ好きのための作品なのかもね。 | ||||
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終始、物語の語り手である男子高校生の思考や行動の幼稚さ、身勝手さ、バカさがノイズになって、全く物語を楽しめなかったです。 いわゆる「日常の謎」系のミステリーの場合、事件そのものは(殺人事件のような誰の目にも明らかな切迫感が無いため)物語をドライブさせる力が弱いので、「なぜそれが事件なのか」「その事件にはどういう意味があるのか」「それは犯人のどういう精神状態の表れなのか」といったところを含めてでの「人間を描く小説としての面白さ」が不可欠なのですが、その魅力は皆無です。 おそらくは、著者の能力不足に起因すると思われますが。 「そもそも、ライトノベルってもんはそういうもんだよ」 「単にお前の好みに合わないだけだよ」 という考えも当然あると思うので、本来は星一つのところ、おまけして星二つにしました。 | ||||
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マジックも推理小説もボーイミーツガールも大好物、というわけで書店で手に取りました。 作品の雰囲気を手軽に高めるための小道具としてマジシャンや手品を登場させるミステリー作品も多い中、丁寧に両者が融合されているように感じます。ヒロインが作中でトミー・ワンダーのテイムドカードやフラリッシュのジャクソン・ファイブを披露していたり、フーディーニやレナート・グリーンほか新旧様々な有名マジシャンの名が挙がったり、マジシャンの有名なエピソードをストーリーに組み込んでいたりと、どうやら巻末の解説文を見るに、単に作品を書くためにマジックを研究したというよりは作者は元からマジックに造詣が深かったようです。 マジックの種明かしを一切せず、それでいてミステリーと手品をきちんと絡めている点からは、作者がマジックにもミステリーにも敬意を持って接していることが感じられます。その点に関しては、マジックの愛好家の方も楽しめるのではないでしょうか? 一方他の方の書評にもある通り、各登場キャラクターたちが「浅い」ように感じられます。とくに主人公に関しては浅いを通り越し、呼んでて不愉快なくらい行動が軽率です。 この作品は主人公の気弱な少年がワトソン役、ヒロインのクールなマジシャン美少女がホームズ役なので、主人公が幾分頼りなかったり、多少抜けているところがあるのはお約束の範疇でしょう。 しかし、「被害者が可哀想だから」「真相が気になるから」などの浅薄な理由でクラスメートが抱える謎を引き受け、肝心の謎解き自体はヒロインに丸投げする主人公や、他者にも主人公にも謎解きにも興味がないような何処か冷淡な性格だった物語前半から一変、後半で急に事件解決に積極的になり、得意気に真相を語り出すヒロインへの感情移入はどうにも困難でした。この作品は4作からなる短編なので、これが4回繰り返されます。この手の青春モノにありがちな、「主人公が自分の何気ない一言をきっかけにヒロインと仲違いする」というお決まりのシーンも登場するのですが、その不仲の折にも彼女は特に理由なく謎解きに手を貸しています。 ヒロインがホームズのように謎解きにスリルや快感を求めているとか、困っている他者を見捨てていられないほど博愛精神にあふれているだとか、ハーレム系ラノベの如く主人公に全幅の信頼や好意を寄せているといった描写も特にありません。嫌味な言い方をすれば「何の取り柄もない主人公がおせっかいや好奇心で人の事情に首を突っ込み、問題の解決をヒロインに押し付けつつ最終的には恋仲になる」という構造です。それとも僕の読み込みが浅かっただけで、彼らの行動原理はキチンと描写されていたのでしょうか? 犯人の動機にリアリティがないミステリーは興醒めですが、主人公の行動の動機に共感できないのもこの手の作品として致命的でしょう。作品の設定やキャラクター像は好きだっただけに非常に残念でした。 | ||||
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非常に個人的な感想になりますが、面白くなかったです。 最近多い、本格推理を読むのがしんどい時に手に取る、軽いミステリー作品です。 赤川次郎の流れを汲んだジャンルなのですが、この作品に限らず、最近のものは登場キャラクターの造形や、心情、会話に説得力が薄いと思いました。 マジックバーで働く、高校生の美少女。 彼女に好意を寄せる同級生の男の子。 この2人が主役で、男の子の1人称で物語が進みます。 しかし、この男の子の考えや、会話がどうも男を感じない。そこにまず違和感を感じ、相手の女の子も初めはクールな子かと思えば、かなり変わった不思議ちゃんで、共感出来る、出来ない以前に、非常に作り物めいた感じを受けました。 非常に漫画的な造形キャラクターだな、と。 ただ、これが漫画であれば、キャラクターの容姿や周りの情景も絵ではっきり表現されているので、読者はすんなり物語に入っていけます。 しかし、文字だけの小説である場合、読者は文章から自分でキャラクター達をある程度想像して読んでいくと思われます。少なくとも私はそうで、文章から受ける情景を、頭の中で映像に置き換えて読み進めます。 物語の舞台は現実にあるだろう普通の高校なのに、キャラクターが現実の高校生では考えない行動や会話を繰り返すため、どうしてもその違和感が強くなり、最後まで読み通すことが出来ませんでした。 私自身高校をとっくに卒業した身なので、現在の高校生のリアルなど分かりませんが、それでも思春期の男の子がここまで性を感じさせず、ヒロインの幼い行動、心情、いじめや幽霊騒ぎも含め、流石に幼稚過ぎると思いました。 文章は読みやすく、謎のロジックなども良く考えてあり、賞をとったのも分かる作品ですが、最近のこの手の作品におけるキャラクターの現実感のなさに落胆させられることが多く、厳しめにつけさせてもらいました。 選考委員の方の「苦さ」がない、という部分がこの本を読んで、一番説得力がありました。 | ||||
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表紙の絵があまりにも素晴らしかったので、ずっと気になっていました。先日、文庫版が出たときは思わず買ってしまいそうになりましたが、「おちつけ、新人の作品なんだぞ」と思いとどまり、図書館で見つけてゲット。 やっぱり、ぬるくて痛々しい小説でした。若さとは痛々しいものですが、それで読者をイラつかせてどうする。主役の『僕』の一人称が軽くて煩わしくてお前もうちょっとしっかり生きろよと思う。あと、感動(?)をうながしたいのであろう感傷的な独り語りも、文章がヘタなので台無しです。日常の謎派に属するも、ミステリ的にも非常に弱い。 あと、これは個人的なことですが、『主人公の女がもしブスだったらどうなったのだろう問題』が起こりまくっていて心が凍てつきました。良かったな、女主人公よ。美人に生まれて。 | ||||
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