■スポンサードリンク


(短編集)

午前零時のサンドリヨン



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
午前零時のサンドリヨン

午前零時のサンドリヨンの評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

午前零時のサンドリヨンの感想

高校を舞台とした学園の謎モノです。
連作短編の体を取っていて、細かな謎を毎回解決していきながらも、その裏には、自殺した少女の幽霊の謎というテーマが全編を通してあります。
変わっているのは主人公の女性がマジシャンという事でしょうか。
クラスメイトであるその女性に一目惚れした男性をワトソン役として、マジックのテクニックを使いながら事件を解決していきます。
山田奈緒子と上田次郎の学園の謎シリーズという感じでしょうか。(ウソです。かなり違います)
米澤穂信さんの古典部シリーズの男女を入れ換えた感じですかね。

この手の作品の場合、ワトソン役の男性が間抜けで鈍感でというパターンが多いですが、この作品も例に漏れずというか拍車をかけたようにダメダメです。
一方主人公の女性の方も、高校生マジシャンという時点で変わり者で、手先は器用だけど人間関係がダメダメ。
正直両名ともに感情移入できるタイプではなかった。特に女性の方。
千反田えるや山田奈緒子のような魅力がなく、ただただ疲れる女という印象。

またマジシャンという設定を活かせていないようにも思える。
騙す側、騙される側の心理というか、そういうところをもっと突いてくると思っていたのですが・・・
この題材なら、もう少し面白いミステリに仕上げられたのではないかなと思います。
なのでミステリというよりかなりライトノベル寄り、つまりは自分の好みからは外れる方向へベクトルが向いてしまったって感じです。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(7pt)

午前零時のサンドリヨンの感想

導入の1話以降は一貫して自殺した少女の謎を追求していく青春ミステリー。繊細な文章で米澤さんともまた違った雰囲気。作中の酉乃初のマジックは実際に見てみたくなる。

水生
89I2I7TQ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

午前零時のサンドリヨンの感想

やっぱり学園ミステリーは面白いですっ!
ミステリーの中にも恋愛があって、実に面白いっ!

この作品は読んで絶対損はしませんっ!
ただ、学園モノがそこまで好きでない人はお気に召さないかもしれませんが…

僕は、この作者の新しい作品が出たら、読んでみたいです!

アンコウ
BKBVHN0W

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!