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四季 夏
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四季 夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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う~ん。 いいんだけれど、やっぱり犀川がいてこそなんだよなぁ・・・。 ライバルがいてこそ、映えるキャラってあるじゃん?? 四季だけじゃあ、物足りないんだよねぇ・・・。 | ||||
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これまでの本は西野園さんが中心で書かれていたところに四季さんが絡んでいた。この本では両親を殺したいきさつが書いてあり、謎が解けた形で読めた。 | ||||
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面白かった文章は、 人間は絶対的なものになろうと志向するよりも、過去のものに自己を見いだし、未来に自分の分身を残そうと志向する方が合っている。 と言った内容の文。 その後で四季が、「自分が誰から生まれたかは関係ない。」と言っていたが、その一言が自分には凄い励みになった。 | ||||
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「すべてがFになる」読んだのっていつなんだろ?もう10年ほど前?いま引っ張り出してきたら1996年初版。内容なんて,すでに覚えていないです。忘れっぽいのかなんなのか。 とりあえず,読み返してみることにします。四季ってこんな感じの人でしたっけ?? | ||||
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「すべてがFになる」読んだのっていつなんだろ?もう10年ほど前?いま引っ張り出してきたら1996年初版。内容なんて,すでに覚えていないです。忘れっぽいのかなんなのか。とりあえず,読み返してみることにします。四季ってこんな感じの人でしたっけ?? | ||||
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S&MやVやGとシリーズ分けしてるけど、すべて合わせて一つの作品と思った方がよいのでは。マンガのジョジョのように第何部、みたいな。 この一連の作品には順番を考える楽しみがありますね。 でも女王シリーズは汲み込まないでほしいなあ。まだ読んでないので伝聞ですが。 とにかく春はおもしろくなかったけど、夏はおもしろかった。ただ登場人物みんなひねくれてるなあと改めて思った。好みが分かれる所ですね。 | ||||
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「すべてはFになる」で、天才・真賀田四季博士は両親殺しの罪で研究所に幽閉されていることになっています.なぜ、彼女が両親を殺す必要があったのか、その顛末が明らかにされます.彼女にとって、両親など幼少期の肉体を庇護するためのツールでしかなく、自己の維持が可能になり、また、両親の名の下に自分を管理しようとしたり、私物化するようなものは排除する。彼女の思考はわかりやすく共感できるものです.おおくの人間は、排除しようにもできない。それは自立するのに時間がかかり過ぎ、また、排除するのにリスクが大きいからでしょう。人間とは弱く、群れずには生きられないもの。しかし、強大な力を持つ生き物は単独でもいきる、対象を見誤ることは、死を意味する。これは生態系のなかでは当たり前のことなのです. | ||||
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前作『春』の6年後が舞台。本作でついにVシリーズとS&Mシリーズをつなぐ謎が明かされる。 この謎を知らなかった人にとっては非常にエキサイティングな作品になることは間違いない。 また、Vシリーズを読破した者にとってはかなり感慨深い場面が多く、序盤では紅子との邂逅があり、 (紅子に対する四季の考察も面白い)さらに保呂草、各務のその後も描かれている。林、祖父江も 登場するが、この2人は相変わらず。 S&Mシリーズからも数人が登場するが、今回はほんの端役に過ぎない。 最後に『すべてはFになる』で語られていた研究所での殺人事件が描かれるが、結構衝撃的な場面 になっている。興味深いのは妊娠したことで紅子と自分を重ね合わせるところか。 | ||||
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前作『春』の6年後が舞台。本作でついにVシリーズとS&Mシリーズをつなぐ謎が明かされる。 この謎を知らなかった人にとっては非常にエキサイティングな作品になることは間違いない。 また、Vシリーズを読破した者にとってはかなり感慨深い場面が多く、序盤では紅子との邂逅があり、 (紅子に対する四季の考察も面白い)さらに保呂草、各務のその後も描かれている。林、祖父江も 登場するが、この2人は相変わらず。 S&Mシリーズからも数人が登場するが、今回はほんの端役に過ぎない。 最後に『すべてはFになる』で語られていた研究所での殺人事件が描かれるが、結構衝撃的な場面 になっている。興味深いのは妊娠したことで紅子と自分を重ね合わせるところか。 | ||||
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前作「春」は物語の序章。「夏」になり一気に物語が加速しだしました。 特に真賀田博士が殺人を犯してしまった、その謎が解明されます。 森先生のS&Mシリーズ、Vシリーズの登場人物の昔の姿が書かれていたり、ファンにはたまらない作品でしょう。特に印象的だったのは真賀田博士の思考シーン。頭の中での思考のスピードが歯切れのよい活字、行間により再現されています。 | ||||
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『夏は暑い』あの事件の真相が漸く明かされる。四季シリーズの起承転結の承の巻。面白い。ミステリーというよりも物語に近い雰囲気がある。人は誰でも何かに固執する。天才・真賀田四季であっても然り。時間の流れはすべての人に対して平等なのに、その中を泳ぐ速さは個々で違う。そして、生物にとって肉体と思考の速度の差異は、現実として我々に突きつけられた越えられない壁である。天才の成長も凡人と同じであり、時間は同じに流れるのだから、四季にとっては止まっているのも同じ。この解離に対して四季が求めた答えは・・・。というのが、今回のテーマだと思う。絶対に春から読まないとついていけなくなると思います。前作よりもS&MシリーズとVシリーズとのリンクが多くなってきていますが、両シリーズを知らなくても『春』から読んでいけば、問題なく読めると思います。 | ||||
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森作品の、特に、講談社刊の一連は、読んでいて、「あれ?もしかして私ってお利巧さん?」という自尊心をくすぐりまくってくれるところに、魅力があるのではなかろうか。 そんなことをしみじみと思わせる一冊でした。 パズルとも、心理ゲームとも、なぞなぞとも違う、思考ゲーム、そこにこの作品の色気を感じます。なんだか作者の掌の中じゃん!って最後に思わなければ、幸せになります。 内容? それはご自分で。 この本だけを読んでも、脳みそが刺激されることは請け合います。 装丁は「春」の方が好きですけど(^^; | ||||
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何故、真賀田博士が1つ目の殺人を行うに至ったかが描かれている。ここで提示された殺人の理由は、私が今まで読んだミステリの中で、最も納得できるものだった。理由が納得できないものは白けるし気味が悪いし落ち着かない。あれは殺す以外に答えはなかったのだと納得させてもらい、殺人を扱っていたにも関わらず、読後の爽快感は素晴らしかった。 | ||||
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四季四部作の2作目。前作「春」がやや他のシリーズから独立した傾向を持っていたとすれば、この「夏」はそのタイトルに相応しい情熱を持って、明示的繋がりが薄いとも言える「S&Mシリーズ」と「Vシリーズ」の間のミッシングリンクを埋めるべく動き出したと言ったところ。 この「夏」では、「天才」である13歳の少女が自己の限界や不完全さの認識した上で、それを克服しようとする試み(といっても字面よりは遥かに不敵な行為)が周囲=世の中のルールと衝突するときに、構築されたルールをどうとらえるかを追うことで、「一般常識」がいかに観念的なものであるかという認識を、今までのシリーズ以上に読者に迫っているように思える。...というのは理系好き文系本読みの森博嗣への依怙贔屓になるだろうか。 今回も、他のシリーズの登場人物がちらっと(の人もいれば、結構の人もいるけど)出てきて、今までなかなか繋がらなかったラインが繋がったり、相変わらずの仕事ぶりを見せてくれるので、心の中で思わずほくそ笑んだり叫びだしたりする人も多いのではないかと。特に高校生のさいかw...っと、げふんげふん。まあ、最初にも言ったように「春」がかなり独立指向の作品なので、四季四部作を単独のシリーズとして読み始めても面白いんじゃないかと思う(完全な推測)けど、より面白いのはどちらか明白なのでその辺は自己責任で。 | ||||
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季節が巡り、世界に夏が訪れる。 太陽の日差しが強くなり、風景が鮮やかに彩られていく。 そんな季節をタイトルに冠しているように、本作はとても眩しい作品に仕上がっている。 過去のシリーズ作品の主要メンバが出演し、四季と輪舞を繰り広げる。 軸の中心に位置し、全てを俯瞰し、操る四季。 そして、四季自身に大きな変化が表れる。凄まじいまでのスピード感と、随所に挿入されるエピソードの刺激がとても心地良い。 過去の作品群を読んでから、読むべし。 | ||||
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書店にあって小躍りしました!「S&Mシリーズ」、「Vシリーズ」ではちょこちょこ出てくるものの、真実は語られなかった真加田四季にスポットを当てた小説の第二段です。今回は凄いです。残念ながら西之園萌絵、小鳥遊錬無、香具山紫子は出てこなかったんですが、それ以外の前(と前々)シリーズの主要キャラ(林・七夏・各務亜樹良など)が総出演してます。凄い! 学生時代の犀川先生と喜多先生はまじでおいしいです(笑)気になる紅子との関係も明らかになるし…! 文句なしに☆5つ! 「秋」が今から楽しみで楽しみでなりません…! | ||||
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