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プリズム



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【この小説が収録されている参考書籍】
プリズム
プリズム (創元推理文庫)
プリズム (実業之日本社文庫)

プリズムの評価: 3.57/5点 レビュー 74件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 61~74 4/4ページ
No.14:
(4pt)

最後に犯人がわかれば…

途中の推理の過程はとっても楽しめます。
ですが、最後に犯人が明記されていないので、確実に犯人を知りたい人にはちょっと後味が悪いかもしれません。
1つの事件の何人かの周囲の人間の目線で追っているのですが、最後の話はまた最初の話につながり、永遠にぬけることのないリングになっています。
自分で新しい推理を展開すにはもってこいですね。
ちなみに私はいつまでたってもわかりませんでした。どの話も信憑性があるような気がして。全く違う誰かを想像しました。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.13:
(4pt)

貫井流。。。

読んだことがある人ならすぐわかるが、本作品はバークレーの「チョコレート殺人事件」を骨子とし描かれた作品である。但し、古典的名作の手法を十分消化しある意味新鮮さを感じさせてくれる所は並々ならぬ力量と思う。精緻な文章力がよりリアルさを増してくれる。貫井氏の本格推理物の代表作となろう。
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No.12:
(5pt)

次々と各々の推理を組み立てては壊れていく面白さ。

◎「プリズム」○「慟哭」、「転生」△「誘拐症候群」×「天使の屍」、「神の二つの貌」自分的には番付はこんな感じです。プリズムがナンバー1。とにかく面白かった。これだからこの作家を追いかけてしまう。
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.11:
(4pt)

「真実」の遠さ。

このような結末は賛否両論・毀誉褒貶だろう。しかしながら「貫井ワールド」を楽しめるという点では一級品であること、また「真実というものが如何に遠いか」「物事というものは、こんなに多面的なのか」ということを再認識できるという意味では、まさに「プリズム」のタイトルに恥じない作品だろう。
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No.10:
(3pt)

読みやすいよ。でも・・・

最後・結末はどうなるの?です。個人的に作者の「苦悩」が感じられました。「慟哭」を読まれた方は、最後の「びっくり箱」を開けたときのような感動?を作者に期待してしまいます。登場人物の設定・人物達への表現は面白いです。でも、私は「びっくり箱」を開けられなかった感じで読み終えました。みなさんはどうかな?
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.9:
(3pt)

やはり楽しめますが、スリリング慟哭路線のほうが僕は好きです。

こってこての推理小説です。いつもながらサクサク読めて楽しめる。が、このヒトの作品は、アノ慟哭に代表される締め付けられるような緊迫感、「次はどうなる?次は」と展開していく作品のほうがこういう静的な作品より面白い気がします。慟哭のちょっと後にでた「天使の屍」とか。
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No.8:
(3pt)

登場人物に納得できない部分あり。

貫井作品初読です。意外な結末ではありましたが、最後まで読んでから改めて最初に戻ると、それなりに伏線が張られていて、なるほどと納得することもできました。気楽に読むミステリーとしてはこれでも良いと思います。しかし、一点敢えて言いたい。「どうせ電子ファイルを改竄するなら、日付ではなくてイニシャルを変更するべきだろう!」。次はやはり「慟哭」を読もう。
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No.7:
(4pt)

一番のミステリは被害者の人物像?

ミステリの持つ、謎解き、真相探しの楽しみをたっぷりと味わえます。「この人が犯人かな?」と思えばその根拠はすぐに崩され、次々と疑惑は膨らんでいきます。そして、一人の人間である被害者、山浦美津子の持つ多面性。これが一番の読みどころかもしれません。生徒にとっての「ミツコ先生」、同僚にとっての「山浦先生」、以前や現在の交際相手にとっての「美津子」。同一人物である被害者も、対する人が変われば全く異なった部分を見せます。「被害者は生前どんな人だったのか?」、これを探るのも本書の楽しみだと思います。
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No.6:
(4pt)

賛否両論

恐らく賛否があったであろう結末。私は好きだが、納得出来ない読者も多いはず。しかし、全編を覆いつくす雰囲気や、解決になかなか至らないじれったさは、この物語の最大の魅力だと思う。これで現在の小学生の底知れぬ怖さを実感するには短絡過ぎるが、こういう子供達も多いのではないかと思うくらいの独創性には目を見張る。一読する価値はあり。
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No.5:
(3pt)

犯人なんて誰でもいい! その論拠は? というひとにオススメ!

 本書は、最近、デビュー作の「慟哭」が話題をよび、注目されている貫井徳郎氏の11作品目である。氏は本格派であり、コテコテのミステリーファンにはたまらない作品ばかりであろう。 内容は、ある小学校の女教師が自宅で死亡した状態で発見される。睡眠薬入りのチョコレート、同僚の男性教師、外からの侵入を物語る切り取られた窓ガラス、そして女教師の命を奪ったと目されるアンティーク時計。これらのパズルを、各章の主人公が自分なりの推理で組み立てていく。 次章へのつなぎ方がこれまた絶妙。犯人と推測された人物が次章の主人公になり、前章の論拠の矛盾点などを改善し組み立て直す。章が進むにつれて、だんだんと犯人が絞り込まれていく。いわゆる消去法である。最後に残るのは誰なのか?この種のネタは、モロ文系である書評子の好みではない。読後感がスッキリしないからだ。本書は、各章で行われる誰かを犯人とした場合の論拠。その組立て自体を楽しむものであろう。数学的にいえば「証明」に相当するのではないか。理系の本格ミステリーファンには垂涎の秀作である。 ちなみに、プリズムとは「光の屈折・分散などを起させるのに用いるガラスなどの三角柱」である。
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No.4:
(4pt)

貫井徳朗の「仕掛け」

貫井徳郎の文庫が立て続けに発刊されるようになった。喜ばしいことである。最近気がついたのだが、貫井徳郎は宮部みゆきと同じように、一作ごとに「仕掛け」が施されてある。それが「働哭」のようにあっ驚くトリックだったり、「失踪症候群」のようにキャラクターの魅力だったりする。今回の「仕掛け」は驚いた。まさかこんな終わり方をするとは。意外性と納得が8割。不満が2割。
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No.3:
(4pt)

プリズムのように変化していく事件の被害者

小学生の女性教師が殺された・・・その真相を生徒が、同僚が、昔の恋人が、不倫相手が推理を進めます。推理の当事者によって、プリズムのように印象が違っている被害者を殺した犯人は誰か!?
プリズムAmazon書評・レビュー:プリズムより
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No.2:
(4pt)

結末を…

最後にすっきりしたい方にはお薦め出来ないかもしれませんが(苦笑)自分で推理を展開するのが好きな方にはお薦めです。今まで読んできた推理小説とはまったく違った構築の仕方で、何度でも楽しめる一冊です。一人で読んで終わり。ではなく、何人かで回し読みして、意見を交わせばなお一層楽しめるのではないかと思います。
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No.1:
(4pt)

結末を…

最後にすっきりしたい方にはお薦め出来ないかもしれませんが(苦笑)自分で推理を展開するのが好きな方にはお薦めです。今まで読んできた推理小説とはまったく違った構築の仕方で、何度でも楽しめる一冊です。一人で読んで終わり。ではなく、何人かで回し読みして、意見を交わせばなお一層楽しめるのではないかと思います。
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