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天使のナイフ



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天使のナイフの評価: 4.08/5点 レビュー 175件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
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No.9:
(3pt)

人物の描写に難あり

乱歩賞作品ということで読んでみました。
テンポがよく、文章も読みやすく、
最後まで飽きずに読めました。
扱っているテーマも重要なものだと思いました。
ただ、人物描写。特に女性の描写がどうも
好きではありません。
好ましいキャラクターが男性女性含めいなかったので
そこまで面白いとは思いませんでした。
解説は高野和明氏が書いていましたが、
本作品はそういえば彼の書いたものに似ているような
感じもしました。
ストーリーの展開も少々無理があるような気もしましたが……
天使のナイフ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.8:
(3pt)

一気に読ませるが…

少年犯罪による被害者遺族の苦しみという重いテーマにしては、主人公はもちろん、どの登場人物の心理描写に深みが感じられない。
かといってサスペンス性も高くなく、ラストも意外性を持たせるあまりディテールがいい加減になってしまった感がある。
一気に読みきってしまえるような飽きさせない展開はしているが、同じテーマにした小説と比べてもやはり凡庸の域を出ない。
天使のナイフ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:天使のナイフ (講談社文庫)より
4062761386
No.7:
(3pt)

残念。でもかるーく読んだら面白いかも。

デビュー作にも関わらずリーダビリティが高く、筋も良く練られています。一気読み必至。ワタクシは3時間ほどで読了しました。しかし最後のエピソードで興醒め。テーマに比して安易すぎ。そう思って全体を振り返ると、あまりに安易な殺人理由と都合良すぎるストーリー展開にイヤな気分になりました。やたらと贖罪というテーマが出てきますが、実は誰一人被害者に直接謝罪していません。少年Bを除く全ての加害者が不誠実。贖罪が憎悪の連鎖を解き放つきっかけという悲劇的な運命を嘆くレビューを読みましたが、この本のメイン・ストーリーのきっかけは犯罪(恐喝)です。更生しない犯罪者を登場させて、最終的に勧善懲悪エンディングはテーマに反してあまりに軽いように思います。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.6:
(3pt)

デビュー作としては

とても完成度の高いものだったとは思います。しかし、登場人物全てが「この小説の為だけに作られた」感があり、人物に奥行きを感じられませんでした。この小説に描かれてる「事件」に巻き込まれていなかった場合、これらの登場人物の「日常」が想像できないんですよね。
また、2人目の犯人(というとちょっと語弊があるでしょうか)の伏線がなさすぎて、主人公が2人目の正体に気がついたくだりが唐突すぎて、無理やり感がありましたか…
後は、出てくる人物が連鎖的に事件を起こしすぎて、明らかに「ノンフィクション」という印象でした。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.5:
(3pt)

新聞広告!

話題の書でした。なまなましい殺人事件がいろいろおこります。
まあ、復讐ものでもあります。
それに「いま」という時代の暗黒面を絡ませて
構成された小説です。主人公がコンビニのオーナーであるのも
やっぱり「イマ」ドキだなあとおもいました。
ドラマや小説にもできそうなジェットコースター的
展開は評価したいです。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.4:
(3pt)

ドミノのような

少年の凶悪犯罪と、少年法の壁に追いやられる被害者遺族の憤慨といった極めて今日的テーマを持つミステリー。若妻を少年3人に殺された夫の心情から始まるストーリーだが、いざ話が動き出すとまるでドミノ倒しのようで主人公と共に心身ともに降り回される思いが味わえる。少年犯罪というテーマを抱えてはいるが、加害者と被害者という立場の複雑な絡み合いのトリックはその枠を越えている。やや複雑すぎて頭の中では整理しきれないくらいだった。主人公の妻のキャラクターが重要なのに書きこみ不足だったのが残念。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.3:
(3pt)

1つの事件から連鎖して広がっていく・・・

登場人物がすべてキーパーソンになっていて、油断大敵な小説でした。
加害者、被害者、事件に関わったひと、加害者の更生に関わったひとそれぞれの思いがあって、少年事件に関わる解決困難な問題を実感しました。ただ主人公の思考にはついていけないところがありましたが…。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.2:
(3pt)

少年法の死角に迫ります

生後間もない娘の目の前で惨殺された妻。犯人は、十三歳の少年三人。四年後、妻を殺した少年たちが次々と襲われます。被害者家族は、少年法が改正されても蔑ろにされています。少年法の死角に迫り、罪を犯した少年たちの更生のあり方や贖罪の問題を描いています。最後の方がちょっとやりすぎかなと感じましたが、二転三転するストーリーに気が抜けません。ミステリとしても、少年問題を扱った小説としても楽しめます。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556
No.1:
(3pt)

いろいろ盛り込み過ぎ?

決して面白くないわけではありません。ただちょっとラストの謎解きがくどいな、という印象。当然「あっ」は一回でなく複数回あるんですが、ひとつひとつがいまいちインパクトが弱い。小出しにしているような印象。小出しされる度に読者としては一旦「終わった感」を味わうので次にくるものにはもう少し大きなインパクトを期待するんですが次のも同じくらいでした、と書けば何となくおわかり頂けるでしょうか。ちょっとダレを感じました。前半のテンポがよいだけにちょっと残念。少年犯罪ものとしてよくできていると思いますが偉そうで申し訳ないですけれどエンタテインメントとしては今一歩です。
天使のナイフAmazon書評・レビュー:天使のナイフより
4062130556

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